会え ない 時間 に も 愛し すぎ て。 不倫カップルが自粛で会えないうちに「盛り上がりすぎる」危ない現実|ニフティニュース

不倫カップルが自粛で会えないうちに「盛り上がりすぎる」危ない現実|ニフティニュース

会え ない 時間 に も 愛し すぎ て

<亀山早苗の恋愛時評> 自粛生活の期間も、関係を継続しているダブル不倫カップルは多かった。 今後も「コロナを乗りこえてつきあっていこう」と約束を交わした人たちもいる。 そして、会えない時間が愛を育てすぎたのか、「もはや運命に従って生きていくしかない」と盛り上がりすぎたふたりもいる。 9歳のひとり息子がいる。 共働きで生活していくつもりだったが、息子に先天性の病気があり、入院手術を繰り返したためやむなく退職した。 小学校に入ると息子はぐんぐん元気になり、マキさんもそれからは契約社員として仕事を再開している。 「子どもが生まれるまでは、夫ともうまくいっていたんです。 ただ、息子の病気で私が不安でたまらなかったとき、夫は『先天性っていうことは、マキにそういう原因があるんじゃないの? 家系的にとかさ』と言ったんですよ。 夫だって同じ立場だし、医者が遺伝ではないと言っているのに、なぜ私のせいにするのか、怒りより悲しみを覚えました。 そういう言い方はひどすぎると抗議したら、夫は『きみがあまりに不安そうだったから冗談を言ったつもり』と逃げましたけどね。 あの一件は忘れません。 夫への信頼が一気になくなりました」 それ以来、夫に心を許したことはない。 3人で食卓を囲んでいても、3人で笑っていても、心の底には常に「コイツは信用しない」という決意のようなものがあったという。 「離婚は考えませんでした。 息子が大学に入るまでは、経済的に夫に頼るしかないので。 そんな彼女が、通信教育のスクーリングで出会ったのが2歳年下のユウタさん。 昨年11月はじめ、連休を使った3日間の講義の初日に知り合い、なんとなく話をした。 2日目に連絡先を交換、3日目の帰りに軽く食事をしたのだ。 「そこからメッセージのやりとりをするようになりました。 最初はお互いのことを少しずつ。 だんだん気持ちが通い合うようになっていったころ、彼が『会ってゆっくり話したい』と。 半休できそうな日があったので告げたら、彼も午後から休みをとってくれることになって。 ランチをして喫茶店でずっと話して、気づいたら夕方5時を回っていたんです。 こんなに人と長い時間話したのはいつ以来だろうと思うくらい。 びっくりしたけど、それだけ楽しかったということなんですよね」 恋をするつもりなどなかった。 家庭と仕事だけで精一杯だった。 それなのに、また彼と時間をともにしたいと願うようになってしまった。 「このままじゃいけない。 「私も」と彼女は返した。 やっぱり会ってはいけない人なんだと私は思っていたんですが、彼は『もっと親しくなりたい』ということだった。 『人生、一度きりなんだよ。 僕たちが巡り会ったのも意味があるんだ』と言われると、そうかなと思えてくる。 結局、私も彼を失いたくなかったんです」 忙しい年末に時間をやりくりして会い、食事もとらずにラブホテルへ向かった。 暗黙の了解がすでにできあがっていたのだろう。 「夫とは何年もレスでしたから、怖かったんです。 でも彼も『うちもレスだよ』と聞いていたし、ベッドの中で『できなかったらごめんね』と私をリラックスさせてもくれた。 やさしくて温かいセックスでした。 人と人が交わるってこういうことなんだって涙が出てくるような……」 年末年始の休みが早く明けないかと、彼女はイライラしながら待ったという。 仕事が始まるとまた時間をやりくりして会わずにいられなかった。 2月までに3回ほど会っただろうか、そして3月に入ると新型コロナウイルスの感染拡大にともなって働き方が変わっていった。 「私はかなり早くから在宅勤務になりました。 夫もそうです。 彼のほうも3月末からは在宅。 彼も妻に悩む日々 夫と顔を合わせる時間が長くなり、夫婦間の軋轢(あつれき)も強まっていく。 口を開けば相手のあら探しになる。 それを子どもには見せたくなかった。 夫は、昼は息子と話したり勉強を教えたりもしていたが、だんだんと部屋に閉じこもるようになり、しまいには夕食の時間もずらすようになっていった。 「そんなことをユウタに愚痴ったら、『うちもそうだよ』って。 あちらはまだ幼い子がふたりいるので彼自身も子育てが大変だし、奥さんが子どもを怒鳴るようになって困っている、と。 だからとにかく奥さんを労(いたわ)ってあげてと言いました。 奥さんをフォローしてあげれば、奥さんは子どもには八つ当たりしないから、と。 もう毎日、頭の中がそれでいっぱい」 信頼感が募っていくと同時に、ふたりの情熱も高まっていった。 声が聞きたいからと時間を合わせてそれぞれの地域で外出して電話で話したりもした。 「彼がどうしてもオンラインでエッチしたいと言い出したときは、恥ずかしいけどうれしかった。 深夜、夫と子どもが寝静まってからひとりでお風呂に入りながら、オンラインセックスのまねごとをしました。 だんだんエスカレートしていくから、声が出ないようタオルを噛みしめて。 それがまたそそると彼に言われて……」 ひとりエッチなどしたことのなかったマキさんが、深夜のバスルームやトイレでオンラインセックスをしながら、ひとり悶えていたのだという。 「彼に会いたい。 もう毎日、頭の中がそれでいっぱい。 彼もそうだと言ってくれました。 今度会えたら、こんなこともしたい、あんなこともしようと盛り上がっています。 彼も私も、子どもを棄てるわけにはいかない、でも一緒にいる時間がもっとほしい。 そう思っているんです。 どうしたらいいのか、どうしたらもっと彼に会えるのか。 お互いに出社日が増えていって、もうじき彼に会う日が決められそうだという。 彼女の声が震えていた。 「彼に会っただけで私、卒倒しちゃいそうな気がするんです。 なんとか時間をやりくりして朝から夕方まで一緒にいられるようにしようと話し合っています。 私たち、出会う運命だったんだと思う。 この先、その運命に従って生きていくのがいちばんいいような気がするんです。 彼はいざとなったらふたりだけでどこかへ逃げようと言うけど……」 恋愛感情の濃度が上がりすぎると、人はあらぬ方向へと走りがちである。 子どものことだけはきちんとしよう、しなくてはと彼女はつぶやくが、そうやって自分に言い聞かせておかないと走り出してしまう自分を無意識のうちにわかっているからなのではないだろうか。 危険と隣り合わせの恋なのかもしれないと不安に思えてならなかった。 <文/亀山早苗> 【亀山早苗】 フリーライター。

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彼氏と会えない時が続く場合の男女別心理状態とやってはいけないこと

会え ない 時間 に も 愛し すぎ て

<亀山早苗の恋愛時評> 自粛生活の期間も、関係を継続しているダブル不倫カップルは多かった。 今後も「コロナを乗りこえてつきあっていこう」と約束を交わした人たちもいる。 そして、会えない時間が愛を育てすぎたのか、「もはや運命に従って生きていくしかない」と盛り上がりすぎたふたりもいる。 9歳のひとり息子がいる。 共働きで生活していくつもりだったが、息子に先天性の病気があり、入院手術を繰り返したためやむなく退職した。 小学校に入ると息子はぐんぐん元気になり、マキさんもそれからは契約社員として仕事を再開している。 「子どもが生まれるまでは、夫ともうまくいっていたんです。 ただ、息子の病気で私が不安でたまらなかったとき、夫は『先天性っていうことは、マキにそういう原因があるんじゃないの? 家系的にとかさ』と言ったんですよ。 夫だって同じ立場だし、医者が遺伝ではないと言っているのに、なぜ私のせいにするのか、怒りより悲しみを覚えました。 そういう言い方はひどすぎると抗議したら、夫は『きみがあまりに不安そうだったから冗談を言ったつもり』と逃げましたけどね。 あの一件は忘れません。 夫への信頼が一気になくなりました」 それ以来、夫に心を許したことはない。 3人で食卓を囲んでいても、3人で笑っていても、心の底には常に「コイツは信用しない」という決意のようなものがあったという。 「離婚は考えませんでした。 息子が大学に入るまでは、経済的に夫に頼るしかないので。 そんな彼女が、通信教育のスクーリングで出会ったのが2歳年下のユウタさん。 昨年11月はじめ、連休を使った3日間の講義の初日に知り合い、なんとなく話をした。 2日目に連絡先を交換、3日目の帰りに軽く食事をしたのだ。 「そこからメッセージのやりとりをするようになりました。 最初はお互いのことを少しずつ。 だんだん気持ちが通い合うようになっていったころ、彼が『会ってゆっくり話したい』と。 半休できそうな日があったので告げたら、彼も午後から休みをとってくれることになって。 ランチをして喫茶店でずっと話して、気づいたら夕方5時を回っていたんです。 こんなに人と長い時間話したのはいつ以来だろうと思うくらい。 びっくりしたけど、それだけ楽しかったということなんですよね」 恋をするつもりなどなかった。 家庭と仕事だけで精一杯だった。 それなのに、また彼と時間をともにしたいと願うようになってしまった。 「このままじゃいけない。 「私も」と彼女は返した。 やっぱり会ってはいけない人なんだと私は思っていたんですが、彼は『もっと親しくなりたい』ということだった。 『人生、一度きりなんだよ。 僕たちが巡り会ったのも意味があるんだ』と言われると、そうかなと思えてくる。 結局、私も彼を失いたくなかったんです」 忙しい年末に時間をやりくりして会い、食事もとらずにラブホテルへ向かった。 暗黙の了解がすでにできあがっていたのだろう。 「夫とは何年もレスでしたから、怖かったんです。 でも彼も『うちもレスだよ』と聞いていたし、ベッドの中で『できなかったらごめんね』と私をリラックスさせてもくれた。 やさしくて温かいセックスでした。 人と人が交わるってこういうことなんだって涙が出てくるような……」 年末年始の休みが早く明けないかと、彼女はイライラしながら待ったという。 仕事が始まるとまた時間をやりくりして会わずにいられなかった。 2月までに3回ほど会っただろうか、そして3月に入ると新型コロナウイルスの感染拡大にともなって働き方が変わっていった。 「私はかなり早くから在宅勤務になりました。 夫もそうです。 彼のほうも3月末からは在宅。 彼も妻に悩む日々 夫と顔を合わせる時間が長くなり、夫婦間の軋轢(あつれき)も強まっていく。 口を開けば相手のあら探しになる。 それを子どもには見せたくなかった。 夫は、昼は息子と話したり勉強を教えたりもしていたが、だんだんと部屋に閉じこもるようになり、しまいには夕食の時間もずらすようになっていった。 「そんなことをユウタに愚痴ったら、『うちもそうだよ』って。 あちらはまだ幼い子がふたりいるので彼自身も子育てが大変だし、奥さんが子どもを怒鳴るようになって困っている、と。 だからとにかく奥さんを労(いたわ)ってあげてと言いました。 奥さんをフォローしてあげれば、奥さんは子どもには八つ当たりしないから、と。 もう毎日、頭の中がそれでいっぱい」 信頼感が募っていくと同時に、ふたりの情熱も高まっていった。 声が聞きたいからと時間を合わせてそれぞれの地域で外出して電話で話したりもした。 「彼がどうしてもオンラインでエッチしたいと言い出したときは、恥ずかしいけどうれしかった。 深夜、夫と子どもが寝静まってからひとりでお風呂に入りながら、オンラインセックスのまねごとをしました。 だんだんエスカレートしていくから、声が出ないようタオルを噛みしめて。 それがまたそそると彼に言われて……」 ひとりエッチなどしたことのなかったマキさんが、深夜のバスルームやトイレでオンラインセックスをしながら、ひとり悶えていたのだという。 「彼に会いたい。 もう毎日、頭の中がそれでいっぱい。 彼もそうだと言ってくれました。 今度会えたら、こんなこともしたい、あんなこともしようと盛り上がっています。 彼も私も、子どもを棄てるわけにはいかない、でも一緒にいる時間がもっとほしい。 そう思っているんです。 どうしたらいいのか、どうしたらもっと彼に会えるのか。 お互いに出社日が増えていって、もうじき彼に会う日が決められそうだという。 彼女の声が震えていた。 「彼に会っただけで私、卒倒しちゃいそうな気がするんです。 なんとか時間をやりくりして朝から夕方まで一緒にいられるようにしようと話し合っています。 私たち、出会う運命だったんだと思う。 この先、その運命に従って生きていくのがいちばんいいような気がするんです。 彼はいざとなったらふたりだけでどこかへ逃げようと言うけど……」 恋愛感情の濃度が上がりすぎると、人はあらぬ方向へと走りがちである。 子どものことだけはきちんとしよう、しなくてはと彼女はつぶやくが、そうやって自分に言い聞かせておかないと走り出してしまう自分を無意識のうちにわかっているからなのではないだろうか。 危険と隣り合わせの恋なのかもしれないと不安に思えてならなかった。 <文/亀山早苗> 【亀山早苗】 フリーライター。

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好きな人に会えない時間も大事【男性心理と女性心理】違いを理解してより良い関係を

会え ない 時間 に も 愛し すぎ て

<亀山早苗の恋愛時評> 自粛生活の期間も、関係を継続しているダブル不倫カップルは多かった。 今後も「コロナを乗りこえてつきあっていこう」と約束を交わした人たちもいる。 そして、会えない時間が愛を育てすぎたのか、「もはや運命に従って生きていくしかない」と盛り上がりすぎたふたりもいる。 9歳のひとり息子がいる。 共働きで生活していくつもりだったが、息子に先天性の病気があり、入院手術を繰り返したためやむなく退職した。 小学校に入ると息子はぐんぐん元気になり、マキさんもそれからは契約社員として仕事を再開している。 「子どもが生まれるまでは、夫ともうまくいっていたんです。 ただ、息子の病気で私が不安でたまらなかったとき、夫は『先天性っていうことは、マキにそういう原因があるんじゃないの? 家系的にとかさ』と言ったんですよ。 夫だって同じ立場だし、医者が遺伝ではないと言っているのに、なぜ私のせいにするのか、怒りより悲しみを覚えました。 そういう言い方はひどすぎると抗議したら、夫は『きみがあまりに不安そうだったから冗談を言ったつもり』と逃げましたけどね。 あの一件は忘れません。 夫への信頼が一気になくなりました」 それ以来、夫に心を許したことはない。 3人で食卓を囲んでいても、3人で笑っていても、心の底には常に「コイツは信用しない」という決意のようなものがあったという。 「離婚は考えませんでした。 息子が大学に入るまでは、経済的に夫に頼るしかないので。 そんな彼女が、通信教育のスクーリングで出会ったのが2歳年下のユウタさん。 昨年11月はじめ、連休を使った3日間の講義の初日に知り合い、なんとなく話をした。 2日目に連絡先を交換、3日目の帰りに軽く食事をしたのだ。 「そこからメッセージのやりとりをするようになりました。 最初はお互いのことを少しずつ。 だんだん気持ちが通い合うようになっていったころ、彼が『会ってゆっくり話したい』と。 半休できそうな日があったので告げたら、彼も午後から休みをとってくれることになって。 ランチをして喫茶店でずっと話して、気づいたら夕方5時を回っていたんです。 こんなに人と長い時間話したのはいつ以来だろうと思うくらい。 びっくりしたけど、それだけ楽しかったということなんですよね」 恋をするつもりなどなかった。 家庭と仕事だけで精一杯だった。 それなのに、また彼と時間をともにしたいと願うようになってしまった。 「このままじゃいけない。 「私も」と彼女は返した。 やっぱり会ってはいけない人なんだと私は思っていたんですが、彼は『もっと親しくなりたい』ということだった。 『人生、一度きりなんだよ。 僕たちが巡り会ったのも意味があるんだ』と言われると、そうかなと思えてくる。 結局、私も彼を失いたくなかったんです」 忙しい年末に時間をやりくりして会い、食事もとらずにラブホテルへ向かった。 暗黙の了解がすでにできあがっていたのだろう。 「夫とは何年もレスでしたから、怖かったんです。 でも彼も『うちもレスだよ』と聞いていたし、ベッドの中で『できなかったらごめんね』と私をリラックスさせてもくれた。 やさしくて温かいセックスでした。 人と人が交わるってこういうことなんだって涙が出てくるような……」 年末年始の休みが早く明けないかと、彼女はイライラしながら待ったという。 仕事が始まるとまた時間をやりくりして会わずにいられなかった。 2月までに3回ほど会っただろうか、そして3月に入ると新型コロナウイルスの感染拡大にともなって働き方が変わっていった。 「私はかなり早くから在宅勤務になりました。 夫もそうです。 彼のほうも3月末からは在宅。 彼も妻に悩む日々 夫と顔を合わせる時間が長くなり、夫婦間の軋轢(あつれき)も強まっていく。 口を開けば相手のあら探しになる。 それを子どもには見せたくなかった。 夫は、昼は息子と話したり勉強を教えたりもしていたが、だんだんと部屋に閉じこもるようになり、しまいには夕食の時間もずらすようになっていった。 「そんなことをユウタに愚痴ったら、『うちもそうだよ』って。 あちらはまだ幼い子がふたりいるので彼自身も子育てが大変だし、奥さんが子どもを怒鳴るようになって困っている、と。 だからとにかく奥さんを労(いたわ)ってあげてと言いました。 奥さんをフォローしてあげれば、奥さんは子どもには八つ当たりしないから、と。 もう毎日、頭の中がそれでいっぱい」 信頼感が募っていくと同時に、ふたりの情熱も高まっていった。 声が聞きたいからと時間を合わせてそれぞれの地域で外出して電話で話したりもした。 「彼がどうしてもオンラインでエッチしたいと言い出したときは、恥ずかしいけどうれしかった。 深夜、夫と子どもが寝静まってからひとりでお風呂に入りながら、オンラインセックスのまねごとをしました。 だんだんエスカレートしていくから、声が出ないようタオルを噛みしめて。 それがまたそそると彼に言われて……」 ひとりエッチなどしたことのなかったマキさんが、深夜のバスルームやトイレでオンラインセックスをしながら、ひとり悶えていたのだという。 「彼に会いたい。 もう毎日、頭の中がそれでいっぱい。 彼もそうだと言ってくれました。 今度会えたら、こんなこともしたい、あんなこともしようと盛り上がっています。 彼も私も、子どもを棄てるわけにはいかない、でも一緒にいる時間がもっとほしい。 そう思っているんです。 どうしたらいいのか、どうしたらもっと彼に会えるのか。 お互いに出社日が増えていって、もうじき彼に会う日が決められそうだという。 彼女の声が震えていた。 「彼に会っただけで私、卒倒しちゃいそうな気がするんです。 なんとか時間をやりくりして朝から夕方まで一緒にいられるようにしようと話し合っています。 私たち、出会う運命だったんだと思う。 この先、その運命に従って生きていくのがいちばんいいような気がするんです。 彼はいざとなったらふたりだけでどこかへ逃げようと言うけど……」 恋愛感情の濃度が上がりすぎると、人はあらぬ方向へと走りがちである。 子どものことだけはきちんとしよう、しなくてはと彼女はつぶやくが、そうやって自分に言い聞かせておかないと走り出してしまう自分を無意識のうちにわかっているからなのではないだろうか。 危険と隣り合わせの恋なのかもしれないと不安に思えてならなかった。 <文/亀山早苗> 【亀山早苗】 フリーライター。

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