みりん 軽減 税率。 消費税の軽減税率 調味料なのに「みりんは適用対象外」なワケ|Bizpedia

【軽減税率4コマ漫画】みりんと料理酒で10%と8%が混在する理由とは?

みりん 軽減 税率

軽減税率は非常に問題が多くわかりにくい制度ではあるけど、みりんとみりん風調味料は、特に迷うことはない。 極めて単純な法的三段論法である。 せっかくなのでblogでは、もう少し掘り下げたいと思います。 ちなみに、酒税法には、みりんの定義規定が以下のようにあります。 面白いですね。 酒税法 第三条 十一 みりん 次に掲げる酒類でアルコール分が十五度未満のもの(エキス分が四十度以上であることその他の政令で定める要件を満たすものに限る。 )をいう。 宗教上の理由でアルコールが飲めない人向けなど、今ではその存在意義はあるでしょうが、もともとはアンチ酒税商品として生み出されたものです。 また、みりん同様のアルコール分を含みつつも塩を加えることで酒として飲用できなくすることで酒税の課税がされない「発酵調味料」というカテゴリもあります。 現代では調味料のイメージの強いみりんですが、もともと酒として楽しまれていました。 元来は飲用であり、江戸期に清酒が一般的になる以前は甘みのある高級酒として飲まれていた。 現在でも薬草を浸したものを薬用酒として飲用する(屠蘇、養命酒など)。 三州三河みりんの角谷文治郎商店さんへの取材記事で興味深いことが書かれていました。 かなり高率の酒税がかけられていた時代があったのです。 みりんはもともと戦国時代のころに武士や貴族の飲みものとして生まれました。 そして戦争がはじまります。 みりんは米をたくさん使うぜいたく品として製造が8年間禁止されて、戦後に再開できたたときも非常に高い酒税がかけられたんです。 かけそばが一杯30円だった時代に、みりんは一升瓶が千円。 現在に換算すると1万円ぐらいです。 その千円のうちの762円を酒税として国に納めていました。 戦後、酒税は減額されていきましたが、まだまだ高かった。 みりんを作りたくても作れない蔵が、どうやったらみりんを作れるかと考えて、それで今スーパーに並んでいる『みりん風調味料』が生まれたんです。 糖化液に化学調味料やアミノ酸液などを加えたもの。 最初は新みりん、塩みりんとして世に出てきて、昭和50年にこれではわかりづらいということで『みりん風調味料』と呼ぶことになったのです。 米1升からみりん5升までつくっても本みりんと呼んでいいことになっています。 そんななかで私たちはこの碧南で、1910年の創業以来ずっと『米一升、みりん一升』を守っています 記事の続きを読んでいたら飲みたくなって、注文してしまいました。 みりんを焼酎で割った「本直し」という飲み方もあります。 本直し(ほんなおし)は、みりんに焼酎を加えたもの。 直しとも。 江戸時代の風俗をまとめた『守貞漫稿』によると、みりんと焼酎をほぼ半々に混ぜたものを上方では「柳蔭(やなぎかげ)」、江戸では「本直し」と呼び、冷用酒として飲まれていた。 時代が下って、調味料として酒税が低くなったみりんが、今度は安い酒として利用されていた時期があったんだそうです。 これは今回ググって初めて知りました。 この本みりんにアルコールや焼酎を加えたお酒が、1990年代末に大量に売れました。 有名なのが、福岡県久留米市にある酒造「鷹正宗」の本直し「いっぱいどう大」(25度)です。 1999年7月に4リットル1300円前後で販売すると、瞬く間に売れ、他社もあとを追いました。 税率がみりん扱いだったので、安くできたのです。 1990年代にWTOの勧告により、ウィスキーの酒税が下がる一方で焼酎の酒税は上昇したが、料理酒と同一視された本直しは看過され、相対的に低い税率に抑えられた。 そこで一部の焼酎・みりん製造業者は、発泡酒同様の「節税焼酎」として本直しに着目、1990年代末期には飲用酒としての販売量が急激に増加した。 しかし大蔵省(現・財務省)はこれを見逃さず、2000年の酒税改正において、焼酎を多く加えた飲用みりん(アルコール分23度以上、またはエキス分8度未満)については焼酎と同じ税率となり、直しへの需要は急激に廃れた。 現在の本直しは、比較的限られた業者が製造・販売している。 税金のあり方一つで市場ができたりなくなったりする。 酒税が酒の製造・消費に与える影響は、斯くも大きいのです。 酒税法と租税回避商品 酒税を逃れるために租税回避商品として作られたみりん風調味料をわかりやすく「脱法みりん」と呼びましたが、俗に「第3のビール」と呼ばれている、あれも要は「脱法ビール」なわけです。 酒税法上の酒類には違いないので酒税がかかります 従って軽減税率の対象外 が、「ビール」よりも税率が低いです。 そのあたりの話は、以前にここに書きました。 ちなみに、お酒の雑学については、独立行政法人酒類総合研究所の出しているこちらの新書本がオススメです。 カラー刷りでお酒の製法、歴史等がコンパクトに学べます。

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不合理だらけの消費増税。中でも軽減税率の意味不明さに驚愕

みりん 軽減 税率

軽減税率対象になる飲食料品は一部の例外はありますが、食品表示法に規定する食品を指します。 しかし酒類は除く、と明記されています。 みりんとみりん風調味料は含まれるアルコール度数で区別される 軽減税率の区別、8%なのか10%なのかの区別の例としてよく挙げられるのが「みりん」と「みりん風調味料」です。 この2つは何が違うのでしょうか? みりんは「本みりん」と称され、酒税法に則った原材料で作られます。 もち米、米麹、醸造アルコール、糖類などです。 一方、「みりん風調味料」は糖類、米、米麹、酸味料、調味料などから作られるものを指します。 つまり、 「アルコールを使うかどうか」という違いだと分かります。 そして、 酒類に分類されるかはアルコール度数で決められています。 かなりアルコールが含まれているので酒類に属す飲食料品になります。 この内容の違いによって、次のように分類されます。 お詫びして訂正いたします。 すべての顧客、消費者がこのような知識を持っているとは限りません。 ではどのように区別すべきでしょうか。 消費者に誤解されないようにするには スーパーや小売店で買い物をする顧客は、みりんの中に含まれる成分、アルコール度数よりも価格を気にするはずです。 特に会計時、お客様はレジの打刻内容に目を凝らして見ているもの。 クレームの種になってしまいそうです。 陳列方法や棚割りを分かりやすくしたり、 プライスカードを色分けするなどの工夫をしてみましょう。 併せて税率が違う理由を聞かれるかもしれません。 はっきり答えられるように従業員教育も忘れずにしておきましょう。 意外にもみりん風調味料の販売数が増えるかもしれません。 まとめ• 酒類は飲食料品に分類されず、軽減税率対象品目から除外される• スーパーや小売業では陳列やプライスカードを工夫して分かりやすく区別する必要がある 増税時の消費の冷え込みを最小限にするためにも、売り手であるスーパーや小売店では「価格の分かりやすさ」を意識して工夫する必要があります。 従業員全員で話し合い、良策を引き出し、顧客満足度を高めたいですね。

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みりんの消費税は10%?それとも8%?間違えやすい税率区分のケーススタディ

みりん 軽減 税率

令和元年10月から 消費税率の引き上げ(10%)と 消費税の軽減税率制度(8%)が導入されます。 消費税率10%って大きいですよね。 飲食料品などが消費税率8%のままなのはすごく助かりますが、スーパーで買い物するときに、飲食料品と日用品を購入したらレシートに「飲食料品8%と日用品10%」と混ざるということです。 飲食料品の範囲ってどこまででしょうか? 今回は、 「みりん、料理酒等の販売」について、調べてみました。 するとビックリ! 実は、酒類に該当しない「みりん、料理酒」が存在するんですよ~ 4コマ漫画にしてみましたので、一緒に見ていきましょう! スポンサーリンク みりんタイプ:アルコール分9. 5%・塩分1. 6% 実は、みりんタイプ調味料はアルコール分が入っています。 しかし 「食塩」を加えて飲めなくしているため、酒類の定義である「アルコール分1度以上の飲料」の「飲料」の部分から外れ、酒類に該当しません。 したがって、 みりんタイプ調味料は酒類ではないので軽減税率8%が適用されるというわけなのです。 消費税の軽減税率「料理酒」 料理酒には、 塩分が入っているものと入っていないものがあるんですね~ 塩分が入っている料理酒には 「アルコール分13. 5%以上14. 5%以下・塩分2. 1%以上2. 4%以下」と書いてありました。 酒類の定義は 「アルコール分1度以上の飲料」です。 みりんタイプ調味料と同じように、アルコール分だけでなく「食塩」を加えて飲めなくしているため、酒類の定義である「アルコール分一度以上の飲料」の「飲料」の部分から外れ、酒類に該当しないというわけです。 飲食料品などが消費税率8%のままなのはすごく助かりますが、スーパーで買い物するときに、飲食料品と日用品を購入したらレシートに「飲食料品8%と日用品10%」と混ざるということです。 5%以上14. 5%以下・塩分2. 1%以上2. )」とあるように、酒類は消費税率10%になります。 酒類の定義は 「アルコール分1度以上の飲料」です。 しかし、アルコール分が入っていても「食塩」を加えて飲めなくしていると、酒類の定義である「アルコール分一度以上の飲料」の「飲料」の部分から外れます。 よって 酒類に該当しない「みりん、料理酒」が存在するというわけなんです。 - 410,513 ビュー• - 260,052 ビュー• - 234,022 ビュー• - 164,117 ビュー• - 119,331 ビュー• - 113,107 ビュー• - 105,490 ビュー• - 104,644 ビュー• - 97,936 ビュー• - 97,290 ビュー 最近の投稿• アーカイブ アーカイブ カテゴリー•

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