片付け られ ない 発達 障害。 片付けられない発達障害の子供:机の整理整頓のコツと対策

脱・汚部屋したADHDから、片付けられないあなたへ捧げる『考えない片付け』術|なちゅ。|note

片付け られ ない 発達 障害

溜め込み障害は強迫関連障害に属し、DSM-5で新たに登場した項目である。 これは子どもにないではないが、一般的には成人の問題である。 それをあえてなぜ取り上げるのかというと、われわれ児童精神科医が遭遇することが稀ではないからである。 p55-56 これは、という本で、児童精神科医の杉山登志郎が書いておられる 「溜め込み障害」 Hoarding Disorder についての一文です。 発達障害かどうかにかかわらず、部屋が散らかって片付けられないことに悩んでいる人は多いでしょう。 本人よりも家族が頭を抱えることが多いかもしれません。 片付けられないことそれ自体は、病気や障害というほどではありませんが、ときどきメディアで報道されるゴミ屋敷のような、明らかに健康に支障を来たし、近隣の迷惑にもなるような状態は、医療の対象になるれっきとした病気です。 冒頭の説明が示すとおり、部屋が散らかるといっても、その原因には大きく分けて、どうやら2通りのタイプがあるようです。 きれい好きな人から見れば、概して同じに思えるかもしれませんが、かたやADHD 注意欠如多動症 に多い 「片付けられない」と、かたやアスペルガー 自閉スペクトラム症:ASD に多い 「捨てられない」は、じつは別物なのです。 このエントリでは、「片付けられない」と「捨てられない」はどう違うのか。 なぜそうなってしまうのか、という点を考えましょう。 そして、さらに などの本を参考に、 両眼視機能や 視覚性ワーキングメモリといった見る力が、発達障害のさまざまな個性が形作られていく上で、意外なほど大きな役割を果たしているということを分析してみたいと思います。 もくじ• これはどんな本? 今回の記事では、脳の発達と視覚に関する様々な本を参考にしていますが、その中でも特に拠り所としたのは、 という一冊です。 この本は斜視のために立体視ができなかった神経生物学者スーザン・バリーが、自分に立体視の能力が欠けていることに気づき、50代になってからの視能療法を通して、生まれてはじめて立体視を経験するまでの道のりをつづった自伝的な物語です。 斜視のせいで臨界期までに立体視を獲得できなかった人は、大人になってから立体視を獲得するのは不可能である、という通説に反して、少しでも両眼性ニューロンが存在していれば、脳の可塑性を引き出すことで立体視を獲得できる、ということが数々の論拠や実体験によって論証されています。 彼女の感動的な体験談は、脳神経科医オリヴァー・サックスの や、精神科医ノーマン・ドイジの 、さらには国内の両眼視の専門家藤田一郎の の中でも紹介されていて、脳と視覚のつながりを知りたい人にとっては必読の本となっています。 「片付けられない」と「捨てられない」 「散らかってるから片付けなさい! 」 片付けるのが苦手な人たちは、子どものときから、親や先生にさんざんそう言われて育ってきたことでしょう。 近年、その原因として、よく聞かれるようになったのは、もちろん発達障害です。 発達障害のうち、特によく知られているのはADHDとアスペルガーですが、それらは両方とも、物があふれて雑然とする問題を抱えることがあります。 まず、ADHD 注意欠如多動症 という発達障害が知られるようになったきっかけには、サリ・ソルデンの という本の存在がありました。 一方で、アスペルガー症候群 自閉スペクトラム症:ASD は、ひたすらマニアックに特定の分野のものを集めるオタクと呼ばれる人たちの代名詞として知られるようになりました。 普通の人は興味を持たず捨ててしまうような こまごまとしたものまで、山のように収集しているといったイメージです。 もちろん、こうしたステレオタイプが、ADHDやASDの人すべてに当てはまるわけではありませんが、どちらも一般の人たち 定型発達者 から見て、散らかった部屋に住んでいるように思われやすいのは確かでしょう。 ADHDやASDは、同じ「発達障害」、同じ「片付けられない」として一緒くたにされがちですが、冒頭で杉山登志郎先生が述べていたように、散らかる原因は別のものです。 ADHDの人の部屋が散らかってしまうのは 「片付けられない」ためであり、持ち前の新しい物好きや衝動性によって買い込んでしまった大量の物を管理できなくなって、どこからどう手を付けたら片付けられるのかわからず、途方に暮れてしまいます。 一念発起して片付けようとしても、段取り力がなく、押入れを掘り返しただけで余計に散らかってしまったり、集中力が続かずに、いつのまにか別のことをしていたりして、お手上げ状態になってしまいます。 他方、ASDの人の場合、「片付けられない」と言われるのは心外かもしれません。 集めに集めたコレクションの良さがわからない人からすれば散らかっているように見えるのかもしれませんが、本人からすれば、それぞれがあるべきところへ収まっていて片付いてはいるのです。 どちらかというと、きちんと整理整頓して片付けることについては、ASDの人たちは杓子定規なほど厳格で、だれかが勝手に持ち物の位置を動かしたり、秩序を乱したりするのに我慢ならないこともあります。 ASDの人たちの場合、問題はものを捨てられず際限なくマニアックに溜め込んでしまうこと、つまり、こだわりが強すぎて 「捨てられない」ことにあるのであって、決して「片付けられない」わけではないのです。 ADHDやASDの人たちは、理由は違うとはいえ、どちらも部屋が散らかりやすいのは同じです。 しかし、発達障害の傾向のある人が、いつも散らかった部屋に住んでいると考えるのは大きな間違いです。 杉山登志郎先生は別の著書、 の中で、大人の発達障害の特徴について、こう説明しています。 このグループにおける周囲に迷惑なパターンとは、逆に代償的に極度の整理魔が誕生したときである。 継続的に自分がものを散らかすことが分かっている。 それを克服しようとして、不要なものが少しでもあると混乱してしまう。 すると少しでも散らかった状況が自分の能力の欠陥のように感じられてしまい、強迫的な片づけを繰り返すようになる。 p227-228 発達障害の人の中には、代償的に人並み以上に片付けに勤しむようになる人もいます。 昔から一病息災などと言われますが、何か欠点があったほうが、人より余計に弱点に気を遣い、カバーしようと努力するものです。 いえ、欠点をカバーするくらいならともかく、子どものころからADHDやASDの傾向があり、さんざん「ちゃんと片付けなさい! 」と怒鳴られてきたことで、逆の極端まで突っ走ってしまう人もいます。 「片付けられない」ADHDの人の中には、物が増えると管理できないことがわかっているので、物を持たない暮らしをしよう、ということで、シンプルライフやミニマリズムに凝って、極限まで持ち物を減らしてしまう人がいるかもしれません。 もともと、ADHDの人は騎馬民族や遊牧民族の血を引いていると言われますが、持ち物が少ない生活は遺伝子に刻まれたライフスタイルにもよく合っているのでしょうか。 持たない暮らしがあまりに快適なので、中にはそのままバックパッカーとして海外を放浪しはじめるワイルドな人たちもいます。 「捨てられない」ASDの人もやはり、極端なまでに質素な生活をするようになる人がいます。 持ち物だけでなく衣食住を含めた生き方全体で、一種の精神修養として断捨離を追い求める人もいます。 片付け術で有名な人たちの中にも、もともと自分があまりに整理整頓ができないことに悩んだ結果、ある種の悟りの境地に達して、片付けの極意を習得して有名になった人がそこそこいるような気がします。 いずれにしても、発達障害の人たちは、どうやら、部屋が散らかりすぎるか、かえって整理しすぎる両極端な傾向があるようです。 しかし、なぜADHDの人は「片付けられない」問題に悩みやすく、ASDの人たちは「捨てられない」問題に悩みやすいのでしょうか。 両眼視機能で部屋の見え方が変わる そもそも、「片付けられない」「捨てられない」といった性質が、発達障害者だけの問題かというと、わたしはそうではないように思えます。 最初に見たとおり、「片付けられない」「捨てられない」というのは、程度の差こそあれ、わたしたちのだれもが抱えうる、もっと身近な問題です。 単純に、ADHDだから「片付けられない」、ASDだから「捨てられない」とみなしてしまうと、本当の問題を発達障害という言葉にすり替えているだけで、なぜそうなってしまうのか、理由があやふやになってしまいます。 では、何が原因で、整理整頓が苦手になったり得意になったりするのか。 さまざまな理由が考えられますが、そのひとつは、意外にも、 両眼視機能という目の機能にありそうです。 両眼視機能というのは、二つの目を協調して動かす能力のことですが、それは特に、両眼立体視、つまり、物を立体的に見る能力、3Dの奥行きを把握する能力に現れます。 わたしたちに目が二つあるのは、わずかに位置の違う2つの眼球に映る像の視差を利用して、物の立体感や距離感をとらえるためです。 しかし、この両眼立体視能力は、人によって程度の差があります。 によると、この立体感を認識する能力の強弱が、部屋の散らかり具合に大きな影響をもたらす可能性があります。 こんな例が載せられていました。 先日、わたしは、車の事故で片目の視力を失った女性に会って体験談を聞いた。 彼女はいま、家のなかと机まわりがきちんと整理されて、ひとつひとつの物があるべき場所にないといやなのだと言う。 ある精神分析医から、極度のきれい好きは強迫症の一歩手前だと言われたそうだが、その心理学者は片目だけで物を見ることがどういうものか体験してはいない。 わたしは、この女性が極度のきれい好きになったのは、視力を失ったことへのひとつの順応ではないかと思う。 p120 この女性の場合、事故で片目の視力を失った、つまり両眼立体視の能力を失ったことで、極度のきれい好きになりました。 立体視が失われたことで、部屋の散らかり具合をより強く意識するようになったのです。 なぜ立体視がなくなると散らかり具合が気になるのか、例をひとつ考えてみましょう。 たとえば高層ビルが立ち並ぶ街を想像してみてください。 その街を遠くから写した写真を見ると、ゴミゴミした都会で、ビルがひしめき合って、とても窮屈に感じられるかもしれません。 しかし、実際にその街の中を歩いて、空間の中に身を置いてみると、建物と建物のあいだにはスペース、つまり空間があるので、物が多いにしても、それなりにゆとりがあることを実感できます。 写真、つまり奥行きのない 二次元の視覚情報では、空間を表現できないので、すべてがべったりと重なり合っているように見えてしまいます。 一方、 三次元の視覚情報では物と物の隙間が認識できるので、窮屈さが和らぎます。 この本の著者スーザン・バリーは生後幼いころから斜視のせいで、両眼立体視ができませんでした。 その結果、彼女は、散らかっているのが気になって仕方なかったと述べています。 いまはかなり安定した視覚を持っているとはいえ、わたしはまだ近くを見る人だ。 すぐ目の前の空間については認識力がきわめて高く、そこを秩序正しく整えようとする。 他方、正常な両眼立体視の能力を持つ夫のダンは、散らかっているのが気にならないようでした。 夫のダンは正常な視覚の持ち主だが、やはり遠くを見る人だ。 …ダンは家のなかがおそろしく散らかっていても平気でいられる。 わたしは最初のうち、妻がきれい好きなのを知っているくせに散らかすなんて、と腹をたてていた。 ずいぶん経ってからようやく、雑然とした状態が目に入らないだけなのだと気がついた。 もちろん、散らかっているのは見える。 ダンの視力はすばらしくいい。 だが、注意を払うのははるか遠くの対象だけなのだ。 p120 斜視のせいで正常な立体視能力を持たなかったスーザンは、二次元的な視覚情報に頼っていたので、先程の事故で片目の視力を失った女性と同じように、物の視覚的な重なりが気になって、ごちゃごちゃしているように感じられました。 しかし正常な立体視能力を持っている夫のダンは、奥行きを認識できるおかげで、物と物との間にある空間を把握できていたので、物がたくさんあっても、あまり散らかっているとは感じませんでした。 では、この例からすると、正常な両眼視機能があるとダンのように物が散らかってしまい、斜視などで両眼視機能が欠けているとスーザンのようにきれい好きになるのでしょうか。 「空間」を認識できないとどうなるか 物事はそう単純ではありません。 冒頭に出てきた杉山登志郎先生や室内装飾家の岡南先生らによる では、やはり、両眼立体視と部屋が散らかることには関係があるとされていますが、その説明は、まったくの正反対です。 聴覚言語優位性に偏った子どもの場合、奥行き感のない見え方をしていることがある。 …自分の部屋が散らかったままでも、全体の関係性が見えていないために、子ども自身はそれを「散らかった」とは感じていないこともある。 家族が「散らかっているから、片づけなさいと言っても、らちがあかないのである。 p84 この説明では、立体視能力が弱い子ども、つまり、物の奥行きが見えにくい人は、 部屋が散らかっているのがわからない、と書かれています。 先程の本では、スーザン・バリーの経験や事故で片目の視力を失った女性の例から、両眼立体視が欠けていると部屋の散らかり具合が気になりすぎると書かれていました。 しかしこちらの説明では、両眼立体視の弱い子どもは、散らかり具合がわからなくなりました。 一見するとこの二つの説明は正反対でまったく矛盾しています。 立体視が難しい人は、部屋は散らかるのか、それとも片付くのか、いったいどちらなのでしょう。 この見かけ上の矛盾は、両眼立体視ができなければ何が失われるのか、という観点を見落としているために生じるようです。 さっきのビルが立ち並ぶ街のたとえで、写真で二次元的に見た街と、現地に行って三次元的に見た街との違いは何だったでしょうか。 それは「 空間」を認識できるかどうかでした。 つまり、立体視の有無は、片付けられる、片付けられない以前に、空間を感じられるか感じられないか、ということに結びついています。 を書いたスーザン・バリーは、 生後3ヶ月で斜視の兆候が現れ、立体視の能力を発達させられませんでした。 しかし、50代になってから検眼医 オプトメトリスト による視能療法を受けて立体視能力を獲得することができました。 そのときに感じた変化についてこう書いています。 視覚が変化しはじめてすぐ、わたしは日課のジョギングに出かけた。 そして、近所の茂みの葉っぱに注意を引かれた。 葉っぱの一枚一枚が固有の空間を占め、自分のものにしている。 二枚の葉っぱが同じ空間を占めることはない。 というか、ふたつの物体が同時に同じ空間に存在することはありえないのだ。 p138 彼女にとって、立体視を獲得する以前は、「空間」という概念がよくわかりませんでした。 頭では空間という概念を知ってはいましたが、実感として感じることはできませんでした。 立体視力のある人と立体視力のない人の違いは、身の回りのものすべてを、 三次元的に認識しているか、それとも二次元的に認識しているかの違いです。 この点においては、 の説明も一致していて、立体視が正常でない人が、身の回りのものを認識する方法について、こう書かれています。 物の「奥行き」が見えていないとするなら、空間そのもののボリューム感が異なるということにほかならない。 物が多くひしめき合っている空間でも、奥行きのない見かけだけを意識するなら、狭さを感じないということが生じる。 と同時に、自分に向いた面しか見えていないということにもなる。 奥行きが認知できなければ、体が触れて落としたり、倒したりすることにもなるが、本人にはそうした感覚が事前にもてないのである。 p76 立体視のない人は 「奥行きのない見かけだけを意識」していて、 「空間そのもののボリューム感が異なる」とされています。 正常な立体視のある人は、部屋の中を見回すとき、奥行きのある正確な位置関係を認識することができます。 見かけより散らかっていると感じるわけでも、見かけより片付いていると感じるわけでもなく、ありのままの空間的位置を読み取れます。 一方、両眼立体視の能力が欠けていたり、普通より弱かったりする人は、部屋の中を見回すとき、 「奥行きのない見かけだけ」しかわからないので、物と物の正確な位置関係を認識することができず、どれくらい散らかっているかは推量で判断することになります。 正確な数字がわからない場合、多めに見積もってしまうこともあれば、少なめに見積もってしまうこともありますが、散らかり具合についても同じです。 「空間」としての物の配置を認識できず、写真のような二次元的な視覚に頼って判断していると、散らかり具合の感覚が、 実際より多めにずれることもあれば、少なめにずれることもあるのでしょう。 そうすると、散らかり具合に対する感覚が鈍麻して、散らかっていることに気づかないようになる人もいれば、反対に感覚が過敏になって、散らかっていることに過度に敏感になってしまう人もいると考えられます。 両極端になりやすいのです。 木を見て森を見ずなASD 部屋が散らかりすぎるか、あるいは片付きすぎるか、というこの両極端は、さっきの何かと似ているのではないでしょうか。 そうです。 ADHDやASDの人たちの、整理整頓に対する両極端な反応です。 筆者の体感では1割近くが立体視の難しさを抱えているのでは? とも書かれています。 p105 によると、発達障害や学習障害の人では、両眼視機能の能力が弱さが見られることが多い、ということがわかっています。 読み書きをする時に文字を裏返す、右と左の区別がつきにくい、位置関係の認識や視覚記憶の弱さといった典型的な問題は、視覚を効果的に使えていないために起こります。 特に両眼視がうまくできず、近くのものに視点が合わない子どもが多いのです。 p10 発達障害で見られやすい両眼視機能の異常のなかには、はっきりと外見からわかる斜視だけでなく、ときどき症状が表れる間欠性斜視や、はた目には斜視だとわからず、本人すら気づいていない斜位 隠れ斜視 なども含まれます。 ADHDでもASDでも、両眼視機能の弱さからくる空間把握能力の低さが、発達性協調運動障害 DCD と呼ばれる運動能力の不器用さとして現れることがあります。 両眼視機能は、 通常の学校での視力検査 単眼視力の検査 ではまったくわからないので、発達障害の人たちは、自分が立体視力の問題を抱えていることに気づいていないことが少なくありません。 その結果、整理整頓ができないのは、根気や集中力が足りないとか、こだわりが強いせいだとか考えて、発達障害のせいにしがちです。 しかし、実は、両眼視機能の弱さからくる空間認識能力の低さがおおもとにあるのかもしれません。 によると、スーザン・バリーは、立体視能力がある人と、立体視能力がない人は、まったく違う方法で、身の回りの世界を認識していると説明しています。 立体的な奥行きをもった世界をわたしが想像できなかったのと同じで、正常な立体視力がある人は、つねに立体視がない人の世界観を体験することはできない。 こう話すと、あなたは驚くかもしれない。 ただ片目を閉じるだけで、立体視がもたらす手がかりを消すことができるのだから。 ところが、実のところ、多くの人は片目で見た世界と両目で見た世界に大きなちがいを感じない。 正常な両眼視力のある人が片目を閉じても、生まれたときから培ってきた視覚体験が、欠けた立体視の情報を再現してしまうのだ。 p146 立体視力がない人の物の見方、というのは、健康な立体視力がある人が、片目をつぶれば体験できる世界ではないのです。 立体視のない人は、健常な人から立体視力を差し引いた人ではなく、ずっと二次元的な視覚の世界に慣れ親しみ、正常な立体視のある人とはまったく別の仕方で適応している人たちです。 驚くべきことに、スーザン・バリーは、立体視のある世界に生まれ育ったか、立体視のない世界で生まれ育ったかは、 思考パターンの違いにさえ現れると述べています。 何よりも驚きだったのは、視覚の変化が考えかたにまで影響をもたらしたことだ。 いままではずっと、段階を追うようにして物を見て考えていた。 片方の目で見て、次にもう片方の目で見るというやり方だ。 人がたくさんいる部屋に入ったときは、ひとりずつ顔を見ていく方法で友人を探した。 どうやれば、部屋全体とそこにいる人間をひと目で頭に取り込めるのか、さっぱりわからなかった。 大学で講義を行なうときはいつも、AがBをもたらしひいてはCをもたらしというふうに説明していた。 子どもたちの成長を観察するまでは、細部を見ることと全体を把握することはべつべつの過程だと思いこんでいた。 というのも、自分は細部を見きわめたあとでそれらを足しあわせて、ようやく全体像を作り上げることができたのだ。 ことわざにあるとおり、木を見て森を見ずの状態だった。 …息子と娘は幼いころから、細部と全体像を同時に把握することができた。 わたしがそのやりかたをようやく理解したのは、中年になって、ふたつの目で同時に見るやりかたを学んだときだ。 これができてはじめて、森全体とそこにある木々を同時に意識できるようになったのだ。 p182-183 立体視がうまく機能せず、空間という概念を実感できないままに育ったスーザン・バリーは、 「細部を見ることと全体を把握することはべつべつの過程だと思いこんで」いました。 正常な眼球運動が難しく、遠くへ近くへ自在に焦点を変えることが難しかったからです。 一方、正常な両眼視機能を持っていた子どもたちは、 「細部と全体像を同時に把握する」ことができました。 先に見たとおり、「空間」という概念がはっきりしていないと、物の見かけ上の位置しかわからないため、散らかり具合に対する感覚が麻痺したり、逆に過敏になったりします。 それは、周囲をバランスよく把握できず、 細部に注意が向きすぎる 木を見て森を見ず か、全体に気を取られすぎる 森を見て木を見ず か、という偏りと言い換えることができます。 両眼視機能が十分でないために、全体が見えず細部に注目してしまう人たちは、ちょっとした物の重なりや汚れが気になって、実際より余計に散らかっているように見えていまい、きれい好きになりすぎるでしょう。 興味深いことに、以前の記事で紹介したように、近年の研究では、ASDの人たちは、赤ちゃんのころから、 細部が見えすぎる視力を持っていることがわかっています。 にはこう書かれていました。 そこで自閉症がある程度遺伝するという前提のもと、その妹・弟を対象にした赤ちゃんの研究が行われるようになった。 その中でわかったことは、この子たちの生後6ヶ月時点の視力が通常よりもよいことだった。 ちなみにこうした「グレーゾーン」と呼ばれる子がほんとうに自閉症になるのは3割強程度であることから、その他はこの特徴を持つものの自閉症にならない子たちであるということだ。 つまり、自閉症特有の見方は、逆説的にも見えるが、通常よりも視力がよいことにありそうだ。 これが顔全体よりも細部に注目しがちな見方を生み出し、顔認知を疎外している可能性がある。 p149 自閉症の人たちは、幼い時期は、他の子よりも視力が鋭い傾向があります。 これはおそらく、自閉症の特徴である、早期に見られる脳の過成長と関係しているのでしょう。 本来なら、視覚の発達は、全体をおぼろげに認知するようになってから徐々に細部が見えてくるという段階を経て進むものです。 しかしASDの赤ちゃんは、早期の脳の過成長のために、おぼろげに全体を見るという過程をすっとばして細部が見えるようになってしまうため、全体を見る力が養われないのかもしれません。 あるいは、 によれば、自閉スペクトラム症の子どもは、特に聴覚過敏が強く、音を使ったコミュニケーションが心地よく感じられない状態にあるという。 もしかすると、視覚の急激な成長は、聴覚の代わりとして発達しているのかもしれません。 これは、ろう者の子どもが聴覚的コミュニケーションがとれないために鋭敏な視覚能力を発達させることとよく似ています。 この本では、自閉症の子どもは乳幼児期から細部が見えすぎるせいで、人の顔のうち、特に白黒のコントラストの強い部分、つまり「目」がはっきりと見えすぎるため、過剰なコントラストから目をそらすようになり、視線が合わなくなるのではないか、とも推測されています。 そして、その結果、ASDの主症状である特定の狭い分野の物に対する強いこだわりや、場の全体に注意を向けられない空気の読めなさが生じるのではないか、ともされています。 では、アントニ・ガウディのような視覚優位のアスペルガー症候群の人たちが紹介されていますが、視覚優位であるからといって、必ずしも両眼視機能が優れているというわけではないことがわかります。 p82 ガウディのような認知の偏りがある、あるいは発達障害を持つ人たちのたいへんさの一つに、健康の問題があります。 …眼球周辺の筋肉の弱さにより、机上の本の文字に焦点を合わせ続けることや、動くものを追い続けることが難しいといった眼球運動周辺の問題を抱えていることもあります。 p82 こうした両眼視機能の問題は、スーザン・バリーのような、立体視ができない、という程度まで強いものでなくとも、スムーズに全体を把握することを難しくし、細部へと意識を向かわせるのかもしれません。 ASDの人たちのマニアックな収集癖は、周りの人からはごちゃごちゃして物があふれているように見えても、本人視点では整理整頓されて片付いている、ということをすでに考えました。 ASDの人は、全体像が見えず、一度にわずかな範囲にしか注意を向けられません。 すると、彼らの見えている範囲、つまり部分部分だけ見れば片付いてはいるのに、彼らが見落としている部屋全体としては物があふれているという状況になりやすいのかもしれません。 ASDに限らず、先ほど出てきた事故のせいで立体視力を失った女性も、細部に関してはきれい好きなものの、全体のバランスは見えていなかったため、強迫的に片付けすぎていた可能性があります。 スーザン・バリーの場合も、おそらく細部に注目しすぎる視覚特性のせいで、実際よりも物が散らかりすぎているように見えていたのでしょう。 彼女は夫のダンが、なぜこんなに散らかった部屋で過ごせるのかイライラしていましたが、正常な立体視能力を持っていて、細部も全体も意識できるダンからすれば、ほどほどに物が点在しているだけだったのかもしれません。 森を見て木を見ずなADHD 他方、立体視力が十分でない人たちの中には、全体像はわりと意識できるのに、細部がおろそかになる、おおざっぱな認知に偏りすぎる人たちもいると考えられます。 そうした人たちの場合、部屋が雑然としていても、散らかっているという感覚が乏しくなるかもしれません。 そもそも片付ける必要があることに気づかない人たちです。 細部が意識できないせいで、ごちゃごちゃしていて汚い部屋でも気にならず、まだ余裕があるように思えてしまうおおざっぱなタイプは、どちらかといえば、ADHD傾向を持つ人たちに多いのではないかと考えられます。 有名な認知神経科学者マイケル・ガザニガは、の中で、自分はADHDだったかもしれないと述べています。 彼の部屋が散らかっていたかどうかはわかりませんが、「ひとつの課題に集中するのが私の性分に合わない」のに対し、「私は大局観のある人間」で、「詳細に圧倒されると抽象に立ち返る」傾向があるのだそうです。 p267,376 ADHDの人たちは、視覚が鋭いどころか、「見落とし」の常連です。 目が「節穴」だと言われてばかりです。 細かい違いには無頓着で、うっかりミスだらけの不注意傾向を示します。 によると、ADHDの原因のひとつと考えられるドーパミン関連の遺伝子の変異は、 短期記憶 ワーキングメモリ の容量と関係しているようです。 このドパミンによって、ヒトは注意が喚起されワーキングメモリーに貢献するといわれている。 ワーキングメモリーは、ある思考を保持し、行動に結びつけるまでその思考を慎重に分析する役割をもつ。 ある考えに基づいて推理し計画を立て実行することにはドパミンD2受容体の活動が必要とされる。 ADHDでは、このD2受容体遺伝子の変異やドパミントランスポーター遺伝子の変異により、ワーキングメモリーが十分に機能せず症状が起こるとされている。 p115 興味深いことに、 によると、短期記憶 ワーキングメモリ には、聴覚性のワーキングメモリとは別に、 視覚性のワーキングメモリが存在しています。 では、なぜ節穴になるのだろうか。 これについては、視覚性のワーキングメモリが限定されているからという説明がある。 一度にワーキングメモリ内に貯蔵できる視覚情報はどうやら四つくらいしかないと言われている。 つまり、いっぱい見てもどうせ保持できないから、限定されたところしか見ていないというわけである。 p110 視覚系の情報と聴覚系の情報は独立して保持されるために、聴き取りで数字を覚える際に、視覚情報を使った処理課題を行っても、あまり干渉を受けないこともわかっている。 対して、視覚性ワーキングメモリの容量は、それよりも少なく、一度に4つほどしか覚えられません。 すると、ワーキングメモリが通常より限られているADHDの人の場合、細部か全体か、になると、見たものををおおざっぱに認識する「節穴」のほうに偏りがちなのかもしれません。 細部が意識できないので、こまごまとした片付けは苦手ですが、全体の空気感は読み取れるので、ものが増えすぎると余計に落ち着かなくなり、その反動で物を持たないシンプルライフを始める人もいるのでしょう。 たまに自分の興味のあることだけ脇目も振らずに過集中しますが、そのときもまた、一つのことしか見えなくなってしまうのはのは致し方なし、といったところでしょう。 ちなみに、先ほどのマイケル・ガザニガも、自分は大局観があるが詳細に圧倒される傾向があると述べている文脈で、「ワーキング・メモリに入る項目を増やす余地を作ること」に四苦八苦していました。 p376 ここまでのところで、木を見て森を見ずの傾向に偏った結果、細部にこだわって「捨てられない」ようになる人と、森を見て木を見ずの傾向に偏った結果、全体をおおざっぱにしか見ずに「片付けられない」ようになる人がいるのではないか、と考えてきました。 けれども、この2つが同時に存在しないというわけではなく、「捨てられない」し「片付けられない」人も当然いるのでしょう。 問題となっているのは、 木と森を同時に見られないことです。 ある時は木だけに注目し、別の時は森だけに注目し、結局どちらか片方しか見ていないというバランスの悪い人もいるのではないかと思います。 スーザン・バリーの正常な子どもたちは 「森全体とそこにある木々を同時に意識」できたわけですが、部屋が散らかる人は、 一度にどちらか一方しか注意を向けられないことが問題なのです。 愛着障害と病的な溜め込み症 ところで、によると、視覚性ワーキングメモリの容量低下は、虐待の後遺症として生じる視覚野の萎縮で引き起こされることもあるようです。 p73 オランダのアムステルダム大学のSuperは、外部からの視覚刺激を一番に取り入れる場所である一次視覚野は、視覚的な知覚 見ることで入ってくる外界からの情報 やワーキング・メモリなどの認知のプロセスに重要な役割を果たしていることを報告し、筆者らが行った視覚タスクによる記憶力の課題で、虐待歴のある者だけでなく、虐待歴のない対照群でも視覚タスクによる記憶力のスコアと一次視覚野の容積に強い関連が認められた。 このことから考えると、一次視覚野の容積は単に虐待による病的な結果と関連しているだけはなく、外界からの視覚的な知覚の許容量と何らかの関連があることが示唆された。 p77 この記述によると、虐待歴があると 、一次視覚野が萎縮する場合がありますが、それは 視覚性ワーキングメモリの減少とも関連していることがわかります。 同様の結果は、国内における愛着障害の研究でも報告されていて、視覚野の萎縮は、視覚的な注意力や顔を見分ける能力に影響してくるようです。 おそらくADHDでは、生まれつきのドーパミン関連の遺伝子変異のせいでワーキングメモリの容量が少ないのに対し、愛着障害では過酷な環境に対する適応のせいで、後天的に視覚性ワーキングメモリが縮小するのでしょう。 では、虐待を受けた子どもの場合、なぜ視覚野が萎縮するのか、こう説明されていました。 p76 愛着障害では過酷な虐待のせいで、 物事の細部を見ないように適応してしまい、視覚性ワーキングメモリが弱くなってしまうのです。 そうすると、虐待などのせいで愛着障害を抱え、細部を見ることにフタをした人たちは、部屋が散らかっていても、散らかっていることに気づけず、「片付けられない」タイプへと発展していくかもしれません。 冒頭で、「片付けられない」や「捨てられない」は、ある程度はだれにでも見られる特徴ではあるものの、極端な汚部屋やゴミ屋敷の場合は、「溜め込み障害」のような治療を要する障害になりうる、ということに触れました。 で杉山登志郎先生は、そのようなケースには、単なる発達障害ではなく、幼少期の虐待など、愛着障害との合併例が多いことを指摘しています。 自閉症スペクトラムの親が、虐待の既往と強迫性を抱えているときにしばしば溜め込み症の並存があるのである。 p56 虐待による愛着障害は、ADHDに合併する場合もあれば、ASDに合併する場合もあります。 どちらの場合にしても、単なる生まれつきのADHDや、生まれつきのASDよりも、より重く混乱した症状が見られるため、「第四の発達障害」や「発達性トラウマ障害」として知られています。 ADHDにしろ、ASDにしろ、極端な「片付けられない」や「捨てられない」、さらにはその両者が混合して、生活が立ち行かなくなるような場合は、生来の脳機能だけでなく、愛着障害も含めた脳機能の問題として捉える必要があるかもしれません。 混乱した視覚情報に適応する 注目したいのは、愛着障害の子どもが正常な視覚能力を発達させられないのは、過酷な環境に適応するために、細部を見ないように適応した、言い換えれば、 衝撃的な視覚情報が入ってこないように抑制した結果として、視覚野が十分に発達しなかった、という点です。 を見ると、脳が自分を守るために視覚情報を意図的に抑制する、というのは、愛着障害に限らず、斜視でも似たような現象が起こっているようです。 どうして、斜視の乳児はたいてい、外に目を開くのではなく内に寄せているのか。 当時、ファザネッラ医師はこの問いに答えを与えられなかったが、最近の研究で、ごく幼い乳児は、たとえ正常な視覚を持っている場合でも、目を外に開くより内に寄せるほうがはるかに得意なことが判明した。 つまり、情報を抑制するために片目の位置をずらす必要がある場合、固視していない目を外側ではなく内側に向けるほうが簡単に行なえるというわけだ。 片目を内に向けることで、わたしは像のひとつを無視し、ひとつだけの世界を見ることができた。 この方法は問題のひとつを解決したが、代わりにべつの問題をもたらした。 立体視に頼らずに奥行き感覚を発達させざるを得なくなったのだ。 p52 斜視の子どもは、もともと生まれつき目の位置がずれているわけではありません。 斜視が現れやすい時期は二回あり、 生後2~3ヶ月と2~3歳ごろ だとされています。 p45 スーザン・バリーの説明によると、最初から目の位置がずれていることが斜視の根本原因なのではなく、目の位置がずれるのは、赤ん坊なりの適応戦略だということになります。 つまり、何かしらの原因で、両目を協調して動かすのが難しい赤ちゃんは、右目と左目の像が一致しない 「視覚混乱」と呼ばれる状態に陥ります。 二つの目が違う像を捉えるので、どちらが正しい情報かわからなくなってしまいます。 p47 すると、その状況に適応するため、片目からの情報はわざとシャットアウトして、どちらか片方だけの情報を頼りにするようになります。 その結果、抑制されたほうの目の位置がずれるので、「斜視」として認識されるということです。 ということは、愛着障害における適応も、斜視における適応も、種類は違えど、混乱するような視覚情報から脳を守るために、目から入ってくる情報を抑制した結果、という意味では共通しています。 もっと言えば、先ほど見た自閉症の赤ちゃんの場合もそうです。 普通よりも早期に視覚が鋭く発達してしまうために、赤ちゃんの目にとってコントラストの刺激が強すぎる他人の目から視線をそらすようになり、表情の認識が難しくなります。 典型的な斜視の症状が現れるほど、両目の協調運動に問題があるわけではない人の場合も、似たような理由で、視覚情報の抑制が生じているのかもしれません。 たとえば、間欠性斜視では、疲れたときや集中力が切れたときなどに目の位置がずれます。 また斜位では、目の位置はそろっていますが、常に努力して方向を揃えている状態なので、正常な両眼視機能を持つ人よりも疲労がたまります。 そうすると、通常よりもノイズが多い視覚情報にさらされるため、脳が刺激を抑制しようと適応した結果、一般とは異なった視覚認知、ひいては細部か全体かに偏った、発達障害特有の思考パターンへと発達するのかもしれません。 脳の発達は視覚によって導かれる この記事では、部屋が散らかってしまう「片付けられない」「捨てられない」問題から始まり、その原因の一端が両眼視機能の問題にあるのではないか、ということを考えてきました。 通常より視覚が鋭かったり、眼球運動の協調が難しかったり、さらには虐待によって衝撃的な場面にさらされたり、といった例外的な状況に対して、脳が自己防衛のために適応していった結果、定型発達者とは違う物の見方が育っていきます。 そして、その延長線上に、それぞれの発達障害の特徴である、こだわりが強い、空気が読めない、見落としが多い、おおざっぱといった思考のくせが作られ、最終的に「片付けられない」や「捨てられない」といった行動問題へとつながっている可能性があります。 もちろん、ASDやADHDの症状がすべて視覚の問題から来ているわけではありません。 すべての発達障害者に両眼視機能の異常が見られるわけではありません。 明らかに、別の原因も絡んでいます。 たとえば、以前の記事で紹介したように、耳を通して入ってくる聴覚的な情報もまた、脳の発達や思考パターンの形成に大きな役割を果たしているようです。 先ほど考えたとおり、そもそも自閉スペクトラム症の視覚の優位性は、聴覚的コミュニケーションの難しさから代償的に発達したものかもしれません。 しかし、よく言われるように、人が受け取る情報の大部分は視覚に依存しています。 わたしたちが何かを認識し、注意を向け、考えるきっかけをもたらすのは、たいていの場合、目から飛び込んでくる視覚情報です。 脳の可塑性に詳しい精神科医ノーマン・ドイジは、 の中で、スーザン・バリーの を紹介したあと、次のような研究を紹介しています。 私たちが目を使ってすることは脳を形作り、その発達を導く。 目には、脳の神経可塑性をオンにしたりオフにしたりする力がある。 事実最近の注目すべき研究で、視覚系における神経可塑的な変化は、脳ではなく目から始まることが示唆されている。 ハーバード大学医学部のタカオ・ヘンシュと、フランス高等師範学校に在籍するアラン・プロシアンツ博士の報告によれば、生まれたばかりのマウスの網膜は、Otx2と呼ばれるタンパク質を脳に送ることで学習を促進し、可塑的変化を可能にする段階に入るよう指示する。 ちなみに彼らは、ラベリングの技術を用いて、網膜から送り出されるタンパク質を追跡することができた。 ヘンシュが述べるように、基本的に「目は脳に可塑的になるタイミングを指示している」のである。 p345 発達障害と呼ばれる人たちの脳機能が、定型発達者と異なる独自の方向へ形作られていくのは、 「目を使ってすることは脳を形作り、その発達を導く」との言葉からすれば、脳そのものがそう発達していったというより、視覚に導かれてそう発達したのではないでしょうか。 外部からの情報の大半を受け取る視覚という窓から、普通とは異なる光が差し込んできたために、脳の神経系が普通と少し違った別のかたちへと成長していく、と考えるのは理にかなっているように思えます。 ADHDだから「片付けられない」、ASDだから「捨てられない」、と思っている人の中には、自分が気づいていない視機能問題に対する適応のせいで、そうした認知パターンに陥っている人が少なからずいることでしょう。 その場合、ちょうどスーザン・バリーが、視能療法を通して立体視を獲得した際に、 「何よりも驚きだったのは、視覚の変化が考えかたにまで影響をもたらしたことだ」と述べたように、視覚に注目したアプローチによって、生まれつきの性格だと思っていたものが変化する可能性もあるのではないでしょうか。 発達障害の診断を受けている人は、一度、両眼視機能の検査を受けてみて、自分が正常な両眼視能力を持っているのかどうか、また自分の物の見え方は、他の人とどう違っているのか、という点を調べてみるなら、自身の特性に向き合う意外な道が開けるかもしれません。 一般的な検査でわかりにくい両眼視機能について知るには、今回紹介したスーザン・バリーの経験談 や、以下の記事で紹介している書籍をご覧ください。 補足 : ロッドアンドフレームテストと「空気を読む」性格 視覚認知が、発達障害における性格特性と関係していることを示す一つの事例として、ロッドアンドフレームテストという実験を挙げることができます。 これは、以下のリンク先に示されているような図形と暗室を使った、視覚認知に関する実験です。 には、ロッドアンドフレームテストについて、こう説明されています。 被験者が背景によって影響される程度を明らかにするためには、ロッド・アンド・フレーム・テストが用いられる。 このテストは暗室で行われるが、なかに棒が一本描かれている傾いた四角形の枠が提示され、なかの棒を垂直にセットすることが求められる。 実際には四角形の傾きが垂直ではないのに棒の傾きを四角形の傾きと合わせてしまった被験者は、場依存型ということになる。 …一方、四角形の傾きに関係なく棒の傾きを垂直にセットすることができる被験者は、場独立型ということになる。 p165 このテストでは、四角形の枠組みとその中にある一本の棒線とが用意されます。 参加者は、この棒線を垂直に配置するように言われますが、このとき人によって解答が2パターンに変化します。 1つ目のパターンは、四角形の枠組みの傾きに影響されて棒を配置する人。 こちらは 「場依存型」、つまり背景に影響されやすい人とみなされます。 2つ目のパターンは、四角形の枠組みに関わらず棒を垂直に配置する人。 こちらは 「場独立型」、つまり、背景に影響されにくい人とみなされます。 興味深いことに、これは視覚的に背景に影響されるかどうかを調べるテストでありながら、性格特性にも相関関係が見られることがわかっています。 多くの研究の結果から、枠組みに当たる四角形の傾きに影響を受ける程度は、パーソナリティタイプによることが知られている。 場依存型の人は、社会的な手がかりを重視し、他の人や社会に対する関心が高く、情動的には開放型で、人々を助けるような仕事を選ぶ。 これに対して場独立型の人は、他人や社会的手がかりには関心が薄く、科学や数学など、人とあまりかかわらない仕事を選ぶとされている。 p165 つまり、視覚的に背景に影響されやすい場依存型の人は、人間関係においても背景に影響される、すなわち 空気を読んで振る舞う傾向がありました。 他方、視覚的に背景に影響されにくい場独立型の人は、人間関係においても空気を読まずに、 自分の好きなような振る舞う傾向がありました。 このテストは暗室で行われるものなので、インターネット上で自己診断することはできませんが、この記事で考えたような傾向と関係しているかもしれません。 ロッドアンドフレームテストにおいては、 全体に注目する視覚特性を持つ人は四角形の枠組みという背景に気を取られるのに対し、 細部に注目する視覚特性を持つ人は四角形の枠組みという背景部分抜きで、一本の棒という細部だけを見ることができるでしょう。 このテストの研究からは、場独立型の人たちは右半球の視空間認知能力が高いこともわかっており、ASDの人たちの視覚的思考力の高さと一致しています。 場独立性の強い人は、右半球が関係した課題で高い成績を示すとみられているが、ロッド・フレーム・テストには、視空間技能が強く関与している。 p165-166.

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片付けが苦手:困りごとのトリセツ(取扱説明書)|発達障害プロジェクト

片付け られ ない 発達 障害

【投稿者の対処法】• ・きれいに片付けようとしない• ・いちどにすべてやろうとしない• ・できるだけものをしまうようにする• ・その場所にそのものの名前や写真を貼る• ・その場所とそのものに同じ色やしるしをつけ、関連づける• ・出したら必ず戻す• ・当事者に無断で片付けをしない• 例えば、次のような工夫をしてみるといいでしょう。 ・必要な情報はパソコンやスマートフォンでメモにまとめ、紙の書類は保管が必要なもの以外は処分するようにする• ・信頼できる友人などに、自分の代わりに物を捨てる・捨てないの判断や助言をしてもらう• ・学校の配布物は中身が見えるクリアファイルにまとめて入れるなど、ルールを決めて持ち帰り、家で親に確認・整理してもらう 当事者の困りごと・対処法• 43 収納家具を全てオープン棚にする。 物の所在地が外から見ても明らかで、また動作も楽であれば片付けられる確率が上がる。 扉付きの収納は開かずの間になるし、何をどこにしまったのか外観から把握できず、使いこなせない。 (りんもく・よう 女性30代 岐阜 当事者)• 42 人の顔をなかなか覚えられない、片付けがただ書類を重ねるだけで山積みがあちこちにできる、などの弱点がありました。 片付けが上手な人はゴールをイメージして片付けるとのこと、私には全くなかった発想でした。 大量の本やCDの管理も大変でした。 ただ、図書館では書名の50音順と著者名の50音順が混在していることに気がついたり、有名な作家が別の棚になっていることが気持ち悪く思っていました そこで思い立ち、ルーズリーフの見出しのサイズを加工して見出しを作り、本は著者名アイウエオ順、CDはアーティスト名ABC順の仕切とし、大きなラックで分類したところ、そこに納まっていないと気が済まないほど改善されました。 (じぇじぇじぇじぇじぇ 男性40代 宮崎 当事者)• 41 仕分けや物のラベルを作って貼るのは好きだけど、仕分けた場所に戻すことが苦手でした。 探しやすいけどしまえないのでは意味がなかったので、細かくジャンル分けせずにざっくりとしたジャンルでしまうところを決めて、投げ込むのが一番やりやすかったです 消しゴム置き場やペン置き場とせずに、文房具類としてまとめて入れるなど。 ガサガサそこを探せば必ず出てくるし、きれいにしないといけないという使命感がないので楽になりました。 (くるみ 女性20代 神奈川 当事者)• 40 アスペルガー症候群と診断を受け、精神障害者手帳3級を所持しています。 このたび、年々自宅アパートの片づけが出来なくなっていることから市役所に申請を出して、ヘルパーさんに掃除をお願いすることになりました。 一人暮らしなどで限界を感じている方は、行政に頼ることも大事ではないでしょうか。 (竜王 りゅうおう) 男性 40代 広島 当事者)• 38 子供の頃から片付けが苦手です。 子供の頃は周囲と比べて「何でできないんかな〜?」と思ったりもしました。 自宅の机の上などはかなりごちゃごちゃしています。 この状態を誰かに見せるわけではないですし、どこに何があるかはだいたいわかっているので、いつの間にか気にしなくなりました。 大事なものを無くさなければ問題なし、というくらいの気持ちで気楽にね。 (まいまい 女性30代 千葉 当事者)• 37 私はADHDがあります。 掃除や片付けがとても苦手でよく部屋が散らかります。 なのでモチベーションを上げるため心がけていることが2つあります。 1つはどう片付けたらいいのか分からなくならない為に、もののおうち(ボックスや仕切り棚)を作ります。 そしてもう1つは、片付けてよかったと思うために部屋に友達を呼んで遊んだりすることで、やることへの価値を見つけることです。 (真梨 女性20代 大阪府 当事者)• 36 どうしても無くしてはいけないものは、決められたところにしまう。 あとは、とりあえず箱に入れる。 ゴミはできるだけ早くまとめて捨てる。 分からなくなるから、勝手に片付けて、「やってやったぞ」と言うのはやめてほしい。 だいたいのカテゴリは雑然とした中にもあるので。 (くのえ 女性40代 千葉 当事者)• 35 昔から片づけが苦手で、整理整頓ができません。 片付けるまでの行動数を極力減らすようにして対処しています。 日頃いる部屋にハンガー掛けを設置し、綺麗な部屋を維持できています。 とにかく手のすぐ届く範囲に収納スペースを確保し、いかにして最低限の行動数で片付けられるかが肝になります。 手紙や紙類が散らばるなら、レターケースを複数設置。 本が散らばるなら本棚を複数設置、など工夫しています。 (ツバメ 男性30代 大阪府 当事者)• 34 どこまでやれば良いのか基準がわからないために、一旦掃除に取り掛かると、とことんやってしまう。 すると、次の日に朝慌てて出社したり、疲れたりで維持できなくなってしまう。 自分の中で、掃除の完成度は調子の良い状態でできることが10であれば、普段は「7」で良しとするよう意識しています。 (ひー 女性40代 東京都 当事者)• 33 小学生の頃から忘れ物が多く、大人になって困ったのは片付けで、物が捨てられず溢れかえっていました。 引っ越しを契機にとりあえず必要な物だけ移動し、本当に必要か何回も考え、衝動買いを減らしました。 物は種類別に入れる場所を決め、片付いている家に住むことができています。 (りの 女性50代 佐賀 当事者)• 32 自分なりのルールを決める、例えば、「今日はこの部分は確実に片付ける」などです。 迷ったり気が逸れてしまったりして時間がかかってもやりきること。 コツとしては、自分なりのルールとともに、あとで使いやすいようにするなど、理屈や理由で動機付けをしながら片付けること。 すると、終わったあとで爽快感が得られます。 この爽快感がまた次の片付けへの意欲につながっています。 (パロット 男性40代 愛媛 当事者)• 31 ADHDの診断を受けました。 ストレスを感じたらやめる、漫然とするのではなく、軽めの目標を1つだけ立てて実行するというルールを決め、服薬をしつつ、片付けに取り組んでいます。 細かなものは、透明な袋に入れ、一目で何かわかるようにしています。 何をどれだけ持っているかを日々目にすると、衝動買いのセーブになりますし、物が少なめの方がパニックになることも減りました。 (夏蓮 女性30代 三重 当事者)• 30 掃除ができません。 今もすごく汚いのですが、今までうまくいった対処法としては、休みの日、1日を丸ごと掃除にしか使わないと決めて掃除する、というのがあります。 そうすると没頭して掃除できました。 (トゥデイ 男性20代 兵庫 当事者)• 29 片付けとかお掃除とかが苦手なので、入れる箱やしまう場所を大まかに決めて、床に物を置かないということだけをルールにして、なんとかやっています。 大まかに決める、というのが大事です。 場所を決め、無意識にそこに入れる習慣をつけたことで、紛失物を減らすことができています。 (ノノルル 女性40代 静岡 当事者)• 28 片付けが以前から苦手なのですが、親と一緒に、どこが苦手でどこが出来るのかを一から確認しながら片付けをしたら、出来ました。 また、やるべきことを紙に書いて、どこまで片付けたかを丸や記号で印を付けながら進めるようにすると、段々と一人で片付けられるようになりました。 コツ(人それぞれの仕方)が分かれば直るんだと思いました。 忘れ物の話でも応用することが出来ます。 (無花果 20代 岐阜 当事者)• 27 いつも鞄の中の家の鍵や駐車券を大探し。 片付けが苦手で、鞄の中もごちゃごちゃしています。 そこで、鍵にチェーンを付け、パスケースもチェーンで鞄にくっ付けるようにしました。 鍵を探さなくなり、すぐ家に入れるし、出るときも楽になりました。 ですが、駐車券はそのパスケースに入れる癖をつけるまで何度もなくしました。 特に人に話しかけられたりしたら、どこに入れたか記憶にも残りません。 すぐ入れる癖をつけるよう気を付けています。 (はまじ 女性30代 秋田 当事者)• 26 子どもが小学校にあがり、プリントが増えました。 覚えられないからとっておきますが、次々たまります。 大切なプリントをなくして困ったことが何度も。 ファイルをつくってもダメでした。 そこで大きなカレンダーを買い、貼って剥がせるマスキングテープでプリントをその日のうちに貼り付けます。 終わったら剥がしていきます。 それから困らなくなりました。 (はまじ 女性30代 秋田 当事者)• 25 整理整頓するのが極度に苦手で、整理をしても数時間後には元通り整理する前のように汚くなっています。 綺麗にしているはずなのに、いつの間にかものを積み上げてしまっています。 必ず週一でいらないものは捨てて、いるものだけ分別をするというのを、学校のカウンセラーの先生と一緒にやっています。 (とうのすけ 女性10代 埼玉 当事者)• 24 ADHDの診断を受けました。 片付けが苦手です。 例えば、紙の切り抜きが終わると、意識が紙に向いてしまって使っていたハサミのことは記憶から消えてしまいます。 短期記憶が苦手で、一時保管しておける量が少ないので、記憶がこぼれ落ちてしまうようです。 作業終了後に、「リセット時間」として、周りを見渡すタイミングを設けて片付けています。 (あずさ 女性20代 岐阜 当事者)• 23 なかなか集中してできない自室の掃除。 それは1日で終わらせる前提で向かったから。 だから、目標を変えてみた。 例えば、今日は机の上を綺麗にしよう、と決めてやってみる。 すると、目標に達したとき、そこが綺麗になったのを改めて見てみると、達成感でうれしくなるし、じゃ、もう少し、今日はここも少しやってみよう!って気になる。 (奥ピー 男性30代 岐阜 当事者)• 22 発達障害だったことにショックを受けたけど、真実が分かって安心もしました。 困りごとはお金を管理する能力と家の掃除。 いつかは綺麗な部屋で暮らしたい。 後は、ストラテラを飲んでいるから、感性が鈍くなったような気がするのです。 私の良さが少なくなったような…。 何かを得ると何かを失う事はしかたないのかな。 (スミニャック 女性50代 埼玉 当事者)• 21 整理整頓、片付けが苦手です。 一人暮らしを機に、これは工夫しなくちゃと思い、手始めに、大切な書類関係はファイルに種類別に分けるようにしました。 色別にしているので、分かりやすく、散乱することがなくなりました。 細々とした物はボックスにとりあえず入れてしまって、パッと見た目では散乱してないようにしています。 (おはな坊 女性40代 京都府 当事者)• 20 片付けや掃除の際、視覚的に物の統一感がないと、落ち着かず混乱して作業が止まってしまう。 たくさんあった食器や鍋なども最小限に処分して、色や素材を統一するようにしました。 出来ない自分を追いつめないようにしています。 出来ることに目を向けたら、気持ち的にも暮らしやすくなりました。 (ママ山 女性40代 神奈川 当事者)• 19 断捨離を敢行し、物の数を減らしました。 衝動的に捨てて、予備やストックがないこともありますが、家中ひっくり返った状態からは抜け出しました。 (セロリー子 女性30代 大阪府 当事者)• 18 色々本を読んでみたら、キレイにきちんと収納する事が苦手なことに気づいた。 中はキレイでなくてもいいのでとにかく収納する事にした。 物を減らしたら嘘みたいに収納に収まった。 中が見えにくい箱を買い、中にとりあえず入れてあるだけ。 物が少ないので入れてあるだけでもなくさない。 (生真面目な娘 女性30代 茨城 当事者)• 17 棚にはすべてラベル(大きめ)を貼って、物の置き場所が一目でわかるようにする。 頭の中だけで把握できないから。 新たに手に入れたものなど、置き場所が決まっていないものを一時的に入れておく箱を作る。 臨機応変にしまうことができないから。 片付けるときは、付箋に作業を細かく書き出し、作業する順番に並び替えて冷蔵庫に貼る。 作業が一つ終わるたび剥がして捨てる。 (としみ 女性30代 福岡 当事者)• 16 忘れたくないものは目に入ってくるようにしてしまい込まない。 好きなものほど目につく場所に広げたりかけたりしている。 (むー 女性40代 千葉 当事者)• 15 片付けには福祉の助けを借りる。 障害福祉の窓口で、ヘルパーさんのお願いを認められました。 プロのヘルパーさんと、定期的に片付けるので、品々を見つけるたびに手が止まるのを避けることができます。 元通りになりがちですが、ゴミ溜めにはならずに済んでいます。 (片付け人 女性50代 大阪府 当事者)• 14 まず掃除が苦手、片付けが苦手と自覚し、それを治そうとはしないことにした。 苦手でも掃除や片付けがしやすいように物の数を減らすことをゆっくり少しずつ始めた。 物が減った時点で物の置き場所を決めて、必ずそこに置くようにしている。 おかげで行動に迷いが減ってきたと思う。 (みかん 女性50代 福岡 当事者)• 13 まずは完璧にやろうとしないことと、ストレスを感じたらやめること。 自分が使いやすい所に物を置いて、元の場所に戻すこと。 使わないものはとりあえず箱などにぶち込んで物置に入れる。 部屋の自分がよく居る場所にはゴミ箱を置く。 究極的には、他人に迷惑かけなければオッケーくらいに思っておくこと。 (マッキー 女性40代 岡山 当事者)• 12 母親と小学生の子どもで、両方が発達障害です。 片付けが苦手です。 どこに何があるかを覚えているので、他の人に勝手に片付けられるのはとても困ります。 子どもの物は勝手に片付けないようにしています。 「これ、ここに置くよ」と、本人の了解を得て場所を移動させるようにしています。 (いゆ 女性30代 愛媛 当事者)• 11 片付けの方法なんですが、私はジャンル別にボックスにまとめています。 例えば、アクセサリー箱みたいなのを作って、そこにはネックレス、イアリングとかをどーんって入れています。 あと、ジャンル訳のコツとして、お店を想像して作っています。 ファッション系とか薬局系、文房具屋さん系とか。 (世界の隅の小さな声 女性10代 福岡 当事者)• 10 片付けが苦手で困っています。 物を使用するのに出した場所にしまうのが苦手です。 物を出したことすら忘れてしまって、片付けられないのです。 対処法としては、物の置場所を目立つ場所になどをきちんと決めて置いていて、そこに仕舞うことでいくらかは改善されています。 (湯豆腐 女性20代 東京都 当事者)• 9 何でもすぐに片付けなどが苦手です。 タンスなどに名前をテープで書いたりシールをはったりしています。 (ひろちゃん 女性30代 山形 当事者)• 8 私は子どもの頃から片付けが苦手で基本的に部屋は汚いですが、「床に物を置かない」というマイルールを決めてから片付けが楽になりました。 床に物を置かないだけでもだいぶ部屋が綺麗に見えるのでおすすめです。 (はる 女性20代 茨城 当事者)• 7 ホームセンターなどで売っている積み上げが出来るボックスにインデックスラベルを貼って、項目別に分けてクローゼットに入る範囲で積み上げる。 中身でもう使わないと判断したものは定期的に捨てたり、あげたり、売却して処分する。 (カナッペ 女性40代 東京都 当事者)• 6 洗濯物が収納できない。 全自動洗濯機で洗濯して干すまでは可能。 乾いた洗濯物が山積みに。 基本夜洗濯の室内干しなので、干場の横にハンガーラックを設置し、乾いた洗濯物はハンガーごとラックにかける。 (KIRIさん 女性40代 大阪府 当事者)• 5 整理整頓、片付けが苦手です。 何をどこにしまえばいいのかまず困ってしまいます。 家では母に「どこからどう片付けたらいい?」と聞いています。 発達障害者と分かるまではこんな風に相談できませんでした。 「片付けが苦手なのは自分のやる気がないから」と思っていました。 相談するようになってからはとても楽になりました。 (こんさん 女性20代 岐阜 当事者)• 4 大きくて目立ち、逐一リストを見なくても、物をしまうだけで同時に忘れ物チェックができる忘れ物防止ツールを自作しました。 その名は忘れ物対策&後片付け見える化BOX「MILBO(ミルボ)」。 コンセプトは「型はめパズル」です。 スポンジをスマートフォンならスマートフォンの形、財布なら財布の形に型抜きをして、持ち物をパズルのピースととらえてそこへ戻すという方法です。 持ち物があるべきところに戻らなかった場合は、そこが持ち物の形でシルエットになるという寸法で、「忘れ物をしているor後片付けできていない」ことを視覚で訴えるようになっています。 また持ち物が戻っていないことが、暗い状況でも確認できるように、蓄光塗料を施しています。 暗くなると持ち物が戻されていない部分が発光する仕組みで、就寝前の持ち物チェックが一目でできるようになっています。 MILBOを使用して3年になりますが、これまで毎日のように忘れ物をして家と職場を往復していたり遅刻魔だった自分が、まったく忘れ物をしなくなりました。 (みっとさん 男性30代 石川 当事者)• 3 片付けが出来ない。 友達に物の場所を決めてもらい(ラベルを貼ってもらう)、そこに収納するようにした。 ときどき来る「片付けたい衝動」まで待つ。 (女性50代 当事者)• 2 片づけられず、物事の優先順位をつけるのが苦手で取り掛かるのに時間がかかる。 アラームと手帳・メモを多用する、物の置き場を変えない、視覚に訴える(色を目立たせるなど)物を使って忘れてはいけない物・事を管理する。 (女性40代 当事者)• 1 一度に集中して片付けること。 過集中で片付けられる。 タイマーをかけて一度に片付ける。 課題を決める。 11 双子の兄弟、二人とも発達障害です。 小さい時から、持ち物はテーマカラー、キャラクターを決めています。 兄は青、弟は赤。 下着、上着、靴、カバン、小物類、文房具、なるべく色を揃えます。 または、色テープでマーキングします。 持ち物の管理が本人も周りも楽になりました。 (きりんそう 女性40代 大阪府 当事者の家族・親族)• 10 5歳の息子が3歳児検診でアスペルガーかもといわれ、4歳でキチンと検査をし、アスペルガー疑いと診断されました。 特性がいろいろあるのですが、何故か毎日お片づけの時間にパニックになる息子。 たくさん話して行動確認をして、色や形、図形にこだわりがあるので、視覚に分かるお片づけ育をしています。 (emimama 女性20代 大分 当事者の家族・親族)• 9 ADHDの特性として、見たものにすぐ反応して、今遊んでいたものもそっちのけで次のおもちゃを出してしまう。 そこで、一緒に片付けるときは「おもちゃを30個ひろって箱に入れてね」と伝えました。 全部片付けなさいというと、どこまで片付けたらいいか分からない。 だから数を具体的に提示したところ、数字が好きなことが幸いし、数えながら片付けられました。 (ソラママ 女性30代 東京都 当事者の家族・親族)• 8 母である私もADD傾向があり片づけが苦手ですが、小1の娘は片づけが全くできず、いつも何かを探しています。 鉛筆・消しゴムなどよく使う文房具をリビングのテーブルの上に置くスペースを作る、手袋やネックウォーマーなどの防寒具は玄関先のカゴに入れる、などの置き場所を決めてそこに必ず戻すように伝えています。 (まっくすりん 女性40代 東京都 当事者の家族・親族)• 7 自閉症スペクトラム障害の11歳の娘を持つ母です。 この3か月前に診断を受けました。 いろいろ問題はありますが、特に片付けができません。 本人の部屋の床が見えません。 転がっているのは、危険な彫刻刀、まち針、開いたハサミ、火をつけた形跡のあるろうそく、服、本、色水を作った瓶、ビービー弾など。 私は鬱やADHDを患っており、手を貸すことができません。 主人も疲れ果て、無理だと言っています。 家族が潰れてしまいそうです。 (ゆき 女性40代 神奈川 当事者の家族・親族)• 6 片付けが苦手な人へ。 物に住所を決めてあげましょう。 発達障害の就労支援した時に方に有効でした。 就職先でも自分から物の住所を付けさせてもらい、片付けが自分ででき、仕事のミスもなく、働いています。 (みっちゃん 女性40代 東京都 その他・周囲の方)• 5 自閉症スペクトラムと診断された子供がいます!おもちゃを片付けるのが苦手だったので、片付けるものの写真を箱に貼って、この箱には何を入れるかをわかりやすくしたらスムーズになりました! (フユニャン 女性30代 北海道 当事者の家族・親族)• 4 我が家の娘は片付けが苦手です。 洗濯物をたたむことができません。 理由を聞いたら、洗濯して形がよれたり崩れて生地が左右対象でなくなるから、上手く合わせられなくて嫌だとのことでした。 たためないと部屋は散らかる一方なので、洋服は全てたたまずハンガーにかけることにしました。 たたむストレスからは解放されたみたいです。 (だっちゃん 女性30代 埼玉 当事者の家族・親族)• 3 たくさんの似たものの中から目的のものを探すのに時間がかかるため、教科書などに色付きのビニールテープをタグにして貼り付けています。 机の中にあってもタグを頼りにすぐに見つかるので授業の準備も早くなったと先生にも好評です。 (たいしょうくん 女性40代 愛知 当事者の家族・親族)• 2 夫は片付けが苦手。 かってに片付けたり処分すると悲しがるので、そっとしている。 本当はきれいに片付いた家で生活したいが、指摘してガミガミいらいらして生活するより穏やかに気持ち良く生活する方を選んで楽になった。 自分のスペースだけはすっきりさせている。 (もみじ 女性40代 広島 当事者の家族・親族)• 1 片付けられない、忘れ物が多い。 ストラテラというドーパミンの受け渡しを改善する薬を服用しました。 3秒で忘れてしまっていた指示を30分たっても覚えていられるようになりました。 本棚に本が仕舞われるようになった。 脳に作用する薬の服用を批難する声は未だ多くあります。 でも、できないことを指摘され続けて二次障害を患うより、少しばかり危険はあっても生活がまわり出すことの方が大切なのではないでしょうか。 6 わたしは、ADHDと診断されています。 私にとっていちばんつらいことは、みんなできるのに、頑張っても頑張っても自分には難しくて、まるでダメな子のように扱われることです。 片付けのできない私は、しょっちゅう笑われて、もう死んでしまいたいような、そんな気分でした。 何でできないの、と頭ごなしに否定するのではなく、できるようになる方法を一緒に考えてほしいな、と思います。 (あめ 女性10代 兵庫 当事者)• 5 多くの人は「片付けをしない方が悪」と思うのでしょうが、勝手にものを動かされるとパニックになるということを理解してほしい。 見慣れたはずの居場所が無くなっている、という感じなのです。 片付けをするのなら、本人と一緒に「この箱にまとめて、ここに置くとわかる?」というように、本人に確認を取りながらやれば、少なくともパニックにはならずに済むと思うのです。 (むー 女性40代 千葉 当事者)• 4 自閉症スペクトラムと診断されました。 昔から部屋が汚く、宿題も出さず、忘れ物だらけ…という、毎日誰かに怒られる生活です。 面倒なことは手につかない。 周りからは怠けだと言われます。 面倒でもやらなければならないのだと言われます。 でも、周りが思っている以上に体力や気力が必要になります。 どうか、怠けだと言わないでください。 少しできたら褒めてくれると嬉しいです。 (タン塩 女性10代 福井 当事者)• 3 明日使うもの以外は、全部箱に詰めてみたら、全く困らないどころかむしろ生活が楽になった。 それからは、日々使うものと貴重品以外は箱に隠しておいて、気が向いたときに整理している。 捨てたものを「もったいない」と言ってもっていかないで。 ゴミがいつまでも居間にあると、イライラする。 あと、大量のゴミが出ても情けないとか恥ずかしいとかいって責めないで欲しい。 (からす 女性40代 高知 当事者)• 2 部屋を片付けなさいと言われても、何から順に片付ければいいのか分からない。 片付けたつもりでも、周りから見ると変わっていないように見えるらしい。 (どこからどこまでを、何時間で)のような具体的な指示があると分かりやすい。 (夏樹さん 女性40代 三重 当事者)• 1 家庭でも片付けが出来なくてぐちゃぐちゃの部屋に入るのが嫌です。 (仕事で疲弊してしまい、片付けする気力や体力が皆無)片付けようとすると得意なことをするエネルギーの100倍位エネルギーが必要でそんな好条件が整うことがほぼ無いのです。 定型さんからは、頑張れば出来るとか私が怠けてるとか思われますが毎日生きてるだけでも精一杯。 何度もミスをカバーするために時間と気力と体力を使い、やりたいことが出来ずに一日が終わります。 定型さんは朝から晩まで充実してて羨ましいです。 (にゃーにゃーにゃーさん 女性40代 新潟 当事者).

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片付けができない病気と発達障害。プロが導く方法とは?【片付けられない.com】

片付け られ ない 発達 障害

片付いていない状態とは そもそも「片付いていない状態」とは、どのような状態を指すのでしょうか? テレビのニュース等では、「ゴミ屋敷」というフレーズと共に何年もゴミを貯め続けているような部屋が紹介されるときがあります。 こちらの場合は自分の生活に支障をきたしている他、近隣住民に対しても迷惑をかけてしまっている状態です。 一方、今回取り上げる「片付いていない状態」は、ゴミ屋敷ほどの散らかり具合とは異なり、ごく一般的にいわゆる「汚部屋」と呼ばれるレベルの部屋を表す言葉と定義づけ、話しを進めていきます。 物が決まった場所にないため、探し物を頻繁に行う必要がある状態• 部屋全体ではないものの、床の一部が物によって見えない状態• 衣類がクローゼットやタンス等に収納されず、むき出しの状態 などが出てきます。 あなたの片付けられない原因は? 誰しもが「部屋は片付けなくてはいけない。 」という気持ちを持っています。 ではなぜ、それを実行に移せない人がいるのでしょうか? その原因を大きく分けると、以下の4つがあげられます。 片付けることが苦手な性格的なもの• 多忙による時間的なもの• ストレスによる精神的なもの• 発達障害など脳の障害によるもの 4つの中で「精神的なもの」と「発達障害によるもの」が原因の場合、あなたは「片づけられない症候群」かもしれません。 では、それぞれの原因について詳しく解説いたします。 片付けることが苦手な性格的なもの 片づけが苦手な性格の方は、普段から「物事を後回しにしがち」「物を捨てられない」「片付けを一度にすべて終わらせようとする」といった特徴があります。 生まれ持った性格の問題だけではなく、育った環境や幼い頃からの生活習慣が影響している面も少なからずあるでしょう。 整頓された部屋にするためには、「物の定位置を決めておく」「使った物は元の場所に戻す」「毎日コツコツと少しずつ物を収納する」ことが大切です。 また、「今ある収納の範囲内で片付けられないものは、潔く捨てる」という判断が重要になります。 「部屋が全く片付かない…。 」と嘆いている方は、一度に部屋を片付けようとせず、毎日「物をしまう」ことを意識して、掃除を始めてみると良いでしょう。 多忙による時間的なもの 夫が外へ仕事に出て、妻が家事を行うという生活スタイルから、共働きが一般的となった現代の暮らし。 妻一人で自宅を片付けるには、仕事や家事、育児等で忙しく、疲労がたまって片付けを行う時間がないというご家庭が増えています。 この場合も「片付けが苦手な性格」と同様、「多くの時間をかけて一気に片付ける」より、物が散らからないように「出したら必ずしまう」「物を決まった場所に置く」など、日常的に心掛けるのが大切です。 「物を散らかさない=片付ける時間をわざわざ作らなくても良いようにすること」が非常に重要となります。 また「 家事代行サービスなどを利用する」「お掃除ロボットを活用する」「食洗器を導入する」洗濯物は畳まずにハンガーにかけたまま収納する」など、片付けに関連した習慣のハードルを下げる工夫を行うのがおすすめです。 ストレスによる精神的なもの 「部屋の状態=心の状態」とも言われるように、「部屋を片付けられないのは、それだけ精神的にも疲れている状態である」といえます。 現在「心屋式心理カウンセラー」として活動しているおむらもちさんは、ご自身も片付け嫌いだったという過去を持ち、「片付けができない人は、片付けを阻む大きな原因がある。 」と解説しています。 ここでは、2つの例をご紹介いたします。 1つ目は、「片付けをする時間が取れない原因は、仕事や人間関係によるストレスによる活動性の低下による」といったケース。 2つ目は、「家族が片付けに対して協力的でなく、なんで協力してくれないのかというストレスを溜め込むとともに、片付けに対するやる気も失ってしまう」といったケース。 上記のような状況は、「本人は部屋を片付けたいと思っているのに、それを精神的ストレスが阻害している」といえるのです。 このように、人間は精神的疲労が溜まると全ての行動においてやる気がなくなり、「うつ病」や「摂食障害」等、さまざまな精神的疾患を引き起こす恐れがあります。 また、本メディアでも紹介した「セルフネグレクト」も、「こういった精神的疾患によって片付けられない状態になっている」といえるでしょう。 【関連記事】 何かに対してストレスを感じることが原因で片付けができない場合は、まずストレスの根源を見つめなおし、どうすればそのストレスを軽減できるのか対策を考える必要があります。 発達障害など脳の障害によるもの 発達障害や精神疾患の場合は、他の3つの原因と状態が異なり、 「片づけたいと本人が思っていても、片付けを実行に移すことができない状態にある」という大きな違いがあります。 特に発達障害は、「脳の機能が正常に働かないことで起こる、生まれながらの疾患」であり、子どもの頃のしつけや環境など、生まれた後の対応によって引き起こされるものではありません。 発達障害にも幅広い種類がありますが、特にADHD(注意欠損・多動性障害)は、「注意力が散漫な上にじっとしていることが苦手」と言われています。 さらに「何でもやりっぱなしなことが多く、部屋が散らかりやすい」という特徴があり、結果として片付けられないケースが非常に多くなっているのです。 一方、同じ発達障害であるアスペルガー症候群は、「片付けが苦手というよりも物を捨てることを極度に嫌がる傾向」があります。 傍からはただ散らかっているように見えていても、本人はきちんと規則性をもって配置していることが多く、発達障害の種類によって片付けられない理由も様々なのです。 片付けられない症候群チェック では、発達障害によって起こりやすい「片づけられない症候群」なのかをチェックしてみましょう。 ケアレスミスが多い• 注意を持続できない• 人と対面して話すのが苦手• 話が飛んでしまう傾向がある• ソワソワしてしまう• 指示に従えない• じっと人を待つことができない• 早合点が多い• 考えが飛躍する• 掃除中に昔のアルバムが出てくるとついつい見入ってしまう• 忘れ物が多い。 財布を忘れて出掛けることもしばしば• 自分が今、何をやっていたか分からなくなる• 挙動不審だね、と友達に言われることがある• しゃべり過ぎることがある• このチェックリストを利用する際に注意したいのは「片づけられない症候群だった=発達障害だ」と確定したわけではないという点です。 たしかに発達障害の方であれば、より当てはまる項目が多くなってはいます。 しかし、実際にこのチェックリストを作った福西医師によると、「片付けられない症候群だった方にはうつ病の方が多く、その中の一部にADHDの方がいるという状態だった。 」とのことでした。 そのため、このチェックリストにて6個以上当てはまった方は、まず「片づけられないことについて、自分を責め過ぎないようにする」必要があります。 それから「自分がどうすれば片付けができるようになるのか、その対策や心掛けを考えるようにする」と良いでしょう。 日々できる対策と心がけること 物を片付けられない人の特徴として、「片付けをする前に、収納するケースや家具を新たに検討する」傾向があります。 しかし、この収納用品が増えすぎてしまうと、返ってそれ自体が「片づけられない」ものとなり、部屋のスペースを圧迫してしまう恐れが出てくるのです。 そのため、片付けを行う場合は「新たな物を買わず」に、「今あるもので収納を行って、収納できない物は全て処分する」ことが大切になります。 では、どうすれば今あるものだけで収納することができるのでしょうか? それは、「捨てる勇気を持つ」ことです。 たとえば賞味期限が切れているのに、いつまでもそのままにしている食品はありませんか? また、「いつか使えるだろう。 」と、1年以上放置しているものはありませんか? 片付ける時は、まず種類ごとにモノの定位置を決め、その定位置から溢れてしまうものは使わないものから順に処分しましょう。 前もって位置を決めることで、「どれを捨てるべき」で「どれを取っておくべきか」の判断が、少しずつ付きやすくなります。 また、このように大掛かりな片付けをする場合には多くの時間を必要とします。 すべてを一人で片付けをしようとせず、掃除が苦手ならば家族や友人、あるいは業者などに依頼し、部屋を綺麗にしたい時に、まとめて一気に終わらせられるような環境を整えることも大切です。 また、ショッピングに行く場合、目に入った物をすぐに買うのではなく、本当に必要か一度立ち止まって悩む癖をつけ、無駄な買い物を減らすようにしていきましょう。 最低限のお金だけを財布に入れて持ち歩くのもおすすめです。 まとめ 散らかった部屋で生活することはストレスを貯める行為であり、何のメリットもありません。 一方、これまで解説した通り、片付けられない原因には精神的なストレスや発達障害が関連する場合があります。 それゆえ、片付けるための心がけや対策を行いたいと思っても、自ら実行することが難しいケースもあるのです。 そのような状況下にお勧めしたいのが、まず一度片付け業者等へ片付けを依頼し、まとめて不要なものを処分するという方法です。 一度理想の状態にすれば、あとはその状態維持して過ごすだけなので、ハードルが低くなりますし、気持ち的にもかなりすっきりすることでしょう。 この機会に衣類や家具の断捨離を行い、ミニマリストのようなシンプルで物が少ない部屋を目指すのもおすすめです。 プロの片付け業者は大きな物も運搬してくれるので、部屋の片付けがスムーズに進みますし、自分では思いつかないような新たな収納方法を提案してもらえます。 さらに、片付けの知識やコツも教えてもらえるので「部屋を清潔に保ちやすくなる」というメリットもあり、大変助かることでしょう。 「片づけられない」というストレスを自分で溜め込む前に、ぜひ一度、プロの片付けも検討してみてくださいね。

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