火傷 手当。 火傷(熱傷)の重症度を判断するには?応急手当で悪化を防ぐ方法

油でやけどをした場合はどんな処置をした方が良いですか?

火傷 手当

I度 I度は表皮に限局される熱傷です。 皮膚が赤くなったりジンジンと痛みを発したりしますが、数日で回復します。 犬や猫においては被毛で覆い隠されているため、確認すること自体が困難です。 II-a度 II-a度は真皮の上半分くらいに限局される熱傷で、「浅達性II度」とも呼ばれます。 赤みや痛みのほか、水ぶくれ(水疱)が形成され、治癒するまでには10日~2週間を要します。 II-b度 II-b度は真皮の下半分くらいに限局される熱傷で、「深達性II度」とも呼ばれます。 赤み、痛み、水ぶくれ(水疱)、潰瘍のほか、真皮を構成しているコラーゲンの破壊によって軽度のケロイド(瘢痕)が形成されます。 治癒するまでには1ヶ月以上を要します。 III度 III度は皮下組織にまで及ぶ熱傷です。 表面が薄黄色~褐色に変色し、乾燥してゴワゴワになるため、ときに「羊皮紙」と形容されます。 血管や繊維芽細胞を含めた皮膚の全層が破壊されるため、もはや組織が再生することはありません。 熱傷の痕は可動域を制限された拘縮状態になるため、皮膚移植が必要になることもあります。 犬がやけどしたときの主な治療法• 患部を冷やす 犬の皮膚は被毛で覆われていて患部が見えにくいので、痛がらない程度によく探します。 皮膚がやや赤くなって毛がわずかに抜けている程度でしたら、応急処置は人間の場合と同様、 火傷した部位を氷水で冷やして炎症の激化を防ぎます。 獣医さんへ 皮膚がむけて地肌がもろに露出していたり、水ぶくれができているような場合(II度以上の熱傷の場合)は、ガーゼや脱脂綿を冷水で濡らしてそっと患部にあて、早急に獣医さんの元へ行きましょう。 感染対策 組織の壊死や欠損が生じているような重症例においては、皮膚による防御機能が失われた状態にあるため、感染の危険性が高まります。 そこで行われるのが洗浄とデブリードマンです。 洗浄は、熱傷部分を水や生理食塩水できれいに洗い流すことで、感染の原因となるような異物や壊死組織を除去します。 デブリードマン(仏:debridement)とは、壊死組織を外科的に切除して周辺組織への影響を防ぐ処置のことで、メスや剪刀を用いて行われます。 その後、免疫力を落とさないため安静時の2倍程度のエネルギーが供給され、経過観察が行われます。 日帰りでできる治療ではないため、通常は入院が必要です。

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やけどの応急処置|冷やす時間|冷やし方|火傷|熱傷

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熱の影響で皮膚が損傷したもので、高温の液体・気体・個体にさらされた場合や、低温でも長時間さらされていた場合などに起こります。 まずは、冷やすこと• 水道水を流しながら、洗面器などに患部をつけて痛みが 治まるまで冷やす。 氷のうなどを使用する場合は、清潔なタオルなどにつつんで患部にあてる。 衣服などが皮膚にくっついている場合は、脱がさずに、そのまま冷やす。 清潔を保つ• 軟膏や消毒液などは塗らない。 水ぶくれはつぶさない。 指輪や腕時計などは、すみやかにはずす。 やけどの範囲が広い場合、深い場合 やけどの範囲が広い場合や皮膚が白くなったり、黒く焦げるような深いやけどの場合、また熱い煙などを吸い込んだ時は、空気の通り道である気道にやけどを起こしている恐れ(気道熱傷)があるので119番通報して救急車を呼びましょう。 【関連リンク】• 最近の投稿• 最近のコメント アーカイブ• 4 メタ情報•

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火傷をした際の応急手当

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くす通信 第132号 2012. 1 【熱傷の初期治療について】 やけど(熱傷)は文字通り皮膚に熱が作用したために起こる傷害で、日常の生活の中で多い外傷のひとつです。 家庭では熱い液体に触れて起こる熱傷が最も多く、沸騰したやかんのお湯をひっくりかえす、熱いコーヒーやカップラーメンをこぼしたり、熱いお風呂に落ちたりして熱傷になることがあります。 特に小児ではポットや炊飯器の蒸気に触れる事故が多く見受けられます。 炎による熱傷では、調理中の引火や仏壇の火が衣服に燃え移ったりすることもあります。 また火事になると広範囲の熱傷になったり煤を吸って気道損傷をともなうこともあります。 熱傷は受傷直後の応急処置が非常に重要で、熱傷になってしまったら、まず水で十分に冷やしその程度にあった治療をする必要があります。 初期治療が遅れると熱傷は深くなり、治療期間もしばしば長くなります。 局所の熱傷であれば流水、シャワーなどで痛みを感じなくなるまで十分冷やします(目安として10分以上)。 部位によっては氷嚢やアイスノンも有用です。 水疱は皮膚表面の表皮の下に体液が貯留したものなので、つぶさずにおきます。 水泡がつぶれてしまった場合や皮膚がむけてしまった場合は、ワゼリンなどの軟膏をたっぷりと塗ってガーゼが傷口につかないようにするか、ラップや非固着性ガーゼ(ナースバンなど傷につかない加工をしたもの)をあて、新しくできてくる表皮をガーゼ交換の時にはがしてしまわないようにします。 またガーゼが傷についてしまっているときは無理にはがさず、水道水などで十分湿らせてからゆっくりとはがします。 傷に膿がついたり自宅での処置が不安であれば医療機関を受診しましょう。 熱傷の症状は皮膚症状が中心ですが、熱傷を受けた面積が広ければ脱水、炎症などによるショック症状などさまざまな全身症状があらわれます。 体表面積の10%以上の熱傷面積では輸液が必要とされており、専門医療機関での加療が必要となりますので時間外でも救急来院して下さい。 バイ菌の感染を予防する薬• 傷の治りを助けてくれる薬• 傷ついた組織をきれいにする薬• 傷が深く潰瘍となってしまった時に使われる薬 などがあります。 これらはやけどの深さや広さに合わせて使い分けられます。 下記に代表的なお薬を示します。 感染予防 ゲーベンクリーム、抗生剤軟膏 ゲンタ シン軟膏など 、ポピドンヨードゲル• 創傷治癒促進 ワセリン軟膏、ステロイド リンデ ロンVG軟膏、ケナコルトAG軟膏、 テラ・コートリ ル軟膏、フルコートFなど 、フィブラストスプレー、 エキザルベ、創傷被覆材• 壊死組織除去 ブロメライン軟膏、ソルコセリル軟膏 4. リフラップ軟膏、プロスタンディン軟膏、アクトシン 軟膏、ユーパスタ軟膏 お薬を使う時は手を清潔にして患部に塗りますが、必要以上に多く塗って も効果に変わりはなく、体内に吸収されて副作用がでることもありますので、 医師に指示された用法、用量を守ってご使用ください。 軟膏は保湿性が高く、皮膚を保護する作用があります。 かさかさした肌に 適しています。 クリームは軟膏ほどベタつかず、薬が皮膚へ浸透しやすいのが特徴です が、傷に塗ると刺激になることがあります。 硬く、厚くなった皮膚に適してい ます。 同じお薬でも軟膏とクリームの両方を取り揃えていることもありますので、 使用中気になることがありましたらご相談ください。 お薬のことでわからないことや気になることがありましたら医師・薬剤師に ご相談ください。 (薬剤師 塩田喜美子) 診療科の特色 <形成外科> 形成外科では体表の外傷・損傷の修復、腫瘍やあざ、傷痕、先天異常などの治療を幅広く扱います。 現在3人の医師で外来診療、病棟診療と手術を行っています。 外来診療は月曜、火曜、木曜、金曜の午後になりますので、受付も午後で結構です。 手術や外来処置は予約制になります。 救急医療の領域では熱傷、顔面外傷、顔面骨折を主に担当しております。 熱傷の治療では初期治療から関わり、創部の面積・重症度などを評価し必要に応じて植皮などの手術を行っています。 また手術後の瘢痕拘縮(傷痕のひきつれ)、ケロイドなど傷痕の治療も一貫して行っています。 熱傷や創傷治療でご相談のある方は形成外科外来受診をお勧めします。

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