生理危険日。 妊娠の危険日・安全日について知っておきたいこと

生理直後は安全日?それとも危険日?避妊のために覚えたい計算方法

生理危険日

日本産科婦人科学会専門医、婦人科腫瘍専門医、細胞診専門医、がん治療認定医、日本がん治療認定医機構暫定教育医、日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医、日本内視鏡外科学会技術認定医で、現在は藤東クリニック院長... 妊娠のしやすさについて、「危険日」「安全日」という言葉が使われることがありますが、具体的にいつのことを指すのか、実はきちんと把握できていないという人も多いかもしれません。 そこで今回は、生理周期から危険日・安全日を計算する方法や、より正確に予測する方法などをご説明します。 「危険日」「安全日」とは? 一般的に、性交すると妊娠しやすい日は「危険日」、性交しても妊娠にくい日は「安全日」と呼ばれています。 妊娠を望んでいない場合は「安全日」に性交し、逆に妊娠を望んでいる場合は「危険日」を選んで性交することが望ましい、と考えられています。 大まかに言えば 「排卵日の2~3日前から、排卵翌日くらいまで」の時期は危険日、それ以外は安全日ということになります。 ただし、生理周期がある程度安定している人であれば、「次の生理が始まる約14日前が排卵日」なので、後述のとおり生理周期からある程度危険日を予測することはできます。 関連記事 危険日・安全日は生理周期から計算できる? 生理周期とは、「生理開始日から次回生理開始予定日の前日まで」の日数を指します。 生理周期が27日の場合、「次回生理開始予定日の約14日前」が排卵日で、「排卵日の2~3日前から、排卵翌日くらいまで」を危険日とすると、次のような計算になります。 生理周期の計算だけで「危険日」「安全日」を決めることは難しいということを理解しておきましょう。 関連記事 生理周期の危険日・安全日をより正確に知る方法は? 生理や排卵のタイミングは周期によってずれることもあり、特に生理不順がある人は計算だけで「危険日」「安全日」を出すのが難しくなります。 より正確に把握したいのであれば、基礎体温を記録したり、排卵検査薬を使ったりして排卵日を予測するのも一つの方法です。 基礎体温のデータをグラフに記録すると、上図のように「低温期」と「高温期」の二相に分かれます。 また、排卵検査薬は、排卵直前に分泌量が増える「LH(黄体形成ホルモン)」を感知すると陽性反応を示すもので、陽性が出たら「危険日」と考えることもできます。 ただし、どんな方法で排卵日を予測するとしても、「100%確実」ということはいえません。 確実な避妊を求めるのであれば、コンドームなどを使うことを徹底してくださいね。

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生理の安全日と危険日とは何なのか。妊娠の関係性について知ろう

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月経中の性行為に対して、誤った認識を持っていませんか? 月経中に性行為を行うのが「絶対にダメ」であることは、医療者にとっては「言わなくてもわかっているはず」と思ってしまうほど当然のこと。 しかし、一般の方にとっては「何となくあまりよくない気はするけど、絶対にダメってことはないよね」程度の認識のことが多いようです。 中には「月経中の性行為では妊娠しない」など、誤った認識を持っている方も少なくありません。 様々な認識がありますが、医師として月経中の性行為は推奨できません。 様々なリスクをを考慮すると、絶対に避けるべき行為なのです。 月経中に性行為を行ってはいけない3つの理由を解説します。 <目次>• 1:月経中の性行為では妊娠しないという誤解がある 月経中は避妊をせずに性行為を行っても妊娠しないと勘違いしている場合、避妊が不確実になることがあります。 実際は月経中の性行為でも、性行為のタイミングと排卵までの期間によっては妊娠が成立することがあります。 特に、月経周期が短い人の場合、月経終わりかけの性行為は妊娠する可能性がありますので注意が必要です。 2:月経中は感染リスクが高い 月経中は免疫力が下がりやすく、また月経血の中には雑菌が多数含まれているため、月経中の性行為によって何らかの感染が起きるリスクが高くなります。 バリア機能の低下により、クラミジアや淋菌などの性感染症にかかるリスクも高くなりますし、流れ出ようとしている月経血を押し戻してしまうことによって、大腸菌や連鎖球菌などの雑菌による感染を起こすことも考えられます。 月経は小さなお産ともいわれているくらい、月経中の膣内や子宮はデリケートになっているのです。 3:月経血の逆流が起きる可能性がある 月経中の性行為には、血液が逆流して卵管に炎症を起こしたり、子宮内膜症になりやすくなる等様々なリスクが伴います。 この原因は流れ出ようとしている月経血を性行為によって、押し戻したり、途中でせき止めてしまうため。 卵管の炎症が起きると、通りが悪くなって、不妊や子宮外妊娠の原因を作ることになります。 また、子宮内膜症も卵管周囲や骨盤内に癒着を引き起こすため、不妊の原因となりえます。 上記に挙げたものは、いずれも女性側のリスクですが、男性にとっても「他人の血液に触れる」ということ自体がリスクになります。 女性側にB型肝炎やC型肝炎など、血液を介して感染する何らかの感染症があった場合、その血液に手や性器が触れるということは、感染するリスクが非常に高くなってしまうということです。 卵管炎については「」を、子宮内膜症については「」をご参照ください。 月経中の性行為は様々な理由でお勧めはできないものです。 きちんとそのリスクを理解して、自分の体を守りましょう。 【関連記事】•

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安全日、危険日について

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女性の体には、俗にいう安全日といわれる日と、危険日といわれる日があります。 この2つの意味について詳しく紹介していくとともに、望まぬ妊娠を防ぐためにも、生理と妊娠の関係性と、安全日と危険日について知識をつけていきましょう。 安全日と危険日について詳しく紹介 安全日や危険日というのは、簡単に説明すると、妊娠しやすい日か妊娠しにくい日かということです。 妊娠を望んでいる人は、そういった日を気にしている方は多くいるかと思いますが、妊娠を望んでいない人にこそ、気にして注意しておくべきことではないでしょうか。 今回は、安全日、危険日について詳しく解説していきます。 後悔をすることがないように、生理や妊娠の知識をしっかりとつけて、自分の体を大事にしていきたいですね。 安全日と危険日について いまさら人には聞きづらい、安全日や危険日に関する知識。 妊娠希望でもそうではなくても、それらの意味や知識をつけましょう。 また、時期は生理の直前・直後のことを安全日と呼びます。 排卵後の卵子の寿命が終わった生理前の時期や、授精卵の着床のために厚くなっていた子宮内膜が、着床しなかったことで剥がれ落ちていく生理後の時期は、妊娠できないからという考えから、安全日だと考えられています。 しかし、実際に妊娠しやすい時期やしにくい時期というものはあっても、100%安全な日を特定はできません。 排卵の時期などは、正確には判断できないためです。 体調によっては危険日に妊娠する 危険日は、世間一般的には「妊娠しやすい日」という考えで、時期としては、排卵日周辺の頃のことを指します。 しかし、生理や排卵のタイミングは、周期によってずれることもありますし、さらには体調の変化でホルモンバランスが崩れ、それによって安全日と危険日がずれてしまうことがあります。 女性ホルモンのバランスの分泌が安定していれば、生理周期や基礎体温も安定します。 よって、なるべくストレスのない生活を送りましょう。 安全日かと思っていたのに危険日だったということも 一般的な安全日と危険日を把握していても、そのときの体調次第では、ずれが生じてしまいます。 生理周期が乱れたりすれば、排卵のタイミングもおのずとずれてくるでしょう。 そうすると、本来安全日だった日が、危険日だったということもあり得る話です。 大幅にずれたりしないために、普段から体調に気を付けて過ごしましょう。 安全日と危険日の計算の仕方 ちょっとした体調の変化でも、ずれてしまう可能性のある安全日と危険日。 そんな安全日と危険日ですが、どのように知ることができるのでしょうか。 知ることで、自分の体のことを把握できるので、ぜひ覚えておきましょう。 安全日の計算方法 安全日はいわゆる妊娠しにくい日のことを指し、排卵時期を過ぎた数日後から、次の生理が始まるまでの期間のことです。 生理が始まってから、14日目に排卵が起きる人の場合を例に出してみましょう。 14日目の朝に排卵が起きますが、卵子の寿命が排卵後の12時間から36時間なので、長くても16日目までは妊娠の可能性があると考えます。 そして、17日目から次の生理までは、「安全日」だと考えてよいでしょう。 排卵の時期などは、人によってさまざまですので、あくまで目安として考えてください。 危険日の計算方法は生理開始から16日 排卵が起きてから、次の生理が来るまでの日数を14日間だと推定し、さらに生理周期が安定している人の周期を30日だと想定して算出をした場合。 生理開始日から16日後が、次の排卵日であると考えられます。 そもそも危険日は、排卵から数日後と排卵期間中、そして排卵後の時期のことをいいます。 排卵から数日後というのはおよそ3日、排卵期間はおよそ5日、排卵後の時期は1日と計算していくと、すべて合わせて9日です。 そして、生理後9日目から19日目あたりが、「危険日」だと考えられます。 しかし、あくまでも目安に過ぎず、周期や排卵日は人によってさまざまです。 避妊せずに性行為をしたときの対処法 性行為をしたときに、「避妊を忘れてしまった」ということもあるのではないでしょうか。 これは、妊娠を望まない人からしたら大問題です。 また、生理が来るまで、ずっと「妊娠するのではないか」という不安を抱えながら過ごすことはつらいでしょう。 そういったときのための対処法があります。 それは、アフターピルと呼ばれる薬です。 アフターピルは、万一避妊に失敗してしまったときに処方されるものです。 避妊をしないで性行為をしてしまった方は、性行為をしたあと72時間以内に、病院で処方してもらいましょう。 妊娠を防げますが、100%の確率ではないので注意しましょう。 タイミングが遅れてしまえば無意味ですし、アフターピルには副作用もあります。 そういったデメリットもあるので、できるだけ避妊を忘れないようにしましょう。 避妊の方法 こちらでは、避妊の方法を紹介していきます。 妊娠を望まない人は、必ず避妊をするようにしましょう。 避妊の方法は一つとは限りません。 自分とパートナーに合った避妊方法を選びましょう。 一般的によくつかわれているコンドーム 最も一般的な避妊方法として知られており、つかわれているコンドーム。 男性器にゴム製でできた袋を装着することで、精子の侵入を防いでくれます。 ドラッグストアやコンビニでも販売されていますし、男性器のサイズによってもさまざまな種類があります。 避妊としてだけではなく、性病などの感染症予防にもつながります。 100%避妊できるわけではありませんが、正しく使用すれば避妊ができます。 その逆をいえば、正しく使わないと失敗してしまうので注意しましょう。 女性がつける子宮内避妊具 プラスチック製の器具を、医師によって子宮内に挿入する避妊具があります。 挿入されたあとは、およそ2年から5年という間隔で定期診断が必要です。 それ以外には、特にすることはありません。 ただし、不正出血や腹痛などが起きてしまう可能性があるため、出産未経験の方にはおすすめできない方法です。 最も避妊の確率が高いピル ピルは、どんな方法よりも妊娠を防ぐ確率が高いです。 失敗率も低いため、コンドームと併用する人もなかにはいます。 女性ホルモン剤のエストロゲンとプロゲステロンを服用することで、排卵を抑える役割をしてくれます。 女性が服用する避妊方法であり、ほぼ100%の確率で避妊が可能。 しかし、副作用があるため、服用できないこともあるので、医師の診察と処方が絶対に必要です。 副作用があるモーニングアフターピル モーニングアフターピルは、性行為で避妊を失敗したときに処方してもらうピルのことです。 72時間以内に服用しなければならないため、さらにその12時間後にも服用する必要があります。 こちらは、緊急を要する場合に処方されます。 ただし、100%の確率ではないことと、副作用が出ることもあるため、女性はつらい思いをする可能性が高いかもしれません。 避妊方法で注意すること 100%避妊ができるというわけではありませんが、避妊は妊娠を希望しない人にとってとても大切なことです。 そんな避妊をするうえで、注意することについて紹介していきます。 生理中は妊娠する可能性がある 「生理中は妊娠しない」と思い込んでいる人がいますが、それは間違いです。 生理中であっても、妊娠する可能性はあります。 28日周期の女性の場合、排卵が起こるのは生理開始日から約2週間後。 精子はおよそ2~3日が生存期間ですが、まれに一週間生き残ることもあります。 つまり、排卵と重なってしまえば、十分妊娠の可能性はあります。 膣外射精でも妊娠する可能性がある 射精を外にする「膣外射精」によって、妊娠を防ごうとする人も多くいます。 しかし、これは避妊とはいえず、十分に妊娠の可能性は高いです。 射精前でも少量ながら精子は出ていますし、膣から男性器を抜くタイミングが遅れてしまうということもあります。 それにより、子宮内に精子が侵入することもあるので、妊娠を望んでいなければ膣外射精はやめましょう。 根拠のない避妊は意味がない コンドームなどのきちんとした避妊の確率が証明されている方法ではなく、噂だとか確証のない避妊の仕方を信じて実行することは危険です。 例えば、仮に中に出しても洗えば妊娠しないとか、生理中は妊娠しないとか、そういったことは根拠のない噂話のようなものです。 したがって、安易に信用することは避けましょう。 安全日の予想は100%ではない 妊娠を望んでいない人からしたら、安全日や危険日はとても気になることではないでしょうか。 しかし、安全日というのはあくまで予想でも目安。 さらに、そんな予想も100%当たるわけではありません。 生理周期は人それぞれ違いますし、排卵日も体調などによってずれる可能性があるため、100%安全という日はないということを覚えておきましょう。 特に、生理周期が乱れやすい人は、安全日だと思っていた日が実は危険日だったということがあります。 生理周期が安定している人であっても、体調管理に気を付けましょう。 また、妊娠を望んでいない人は、安全日や危険日に限らず、必ず避妊を忘れないようにしましょう。 望まない妊娠をしてしまったら 妊娠をしたくなかったのに、もし望んでいない妊娠をしてしまったらどうしたらよいのでしょうか。 その対応についても知識を身に付け、今後そういった場面になったときのために備えましょう。 パートナーとしっかり話あう 妊娠は、一人でできることではありません。 必ずパートナーがいるから妊娠をします。 もしも、望んでいない妊娠をしたら、それは女性だけでの責任ではなく、パートナーである男性にも責任があります。 どのような責任を取るにせよ、まずは妊娠したことをパートナーに伝え、しっかりと今後どうしていくのかを話し合う必要があります。 中絶をする 中絶とは、人工的な手術や薬などによって、妊娠を中断させることです。 経済的な理由や、母体に危険が及ぶ場合、または犯罪被害に遭った場合などの理由によって受けられます。 人工中絶は、妊娠をして21週6日までに行わなければなりません。 それ以降の中絶は、母体への危険もあることと、倫理観が問われるからです。 中絶をすると、母体への負担が大きく、精神的な面や身体的な面から見ても、リスクが大きいといえるでしょう。 責任をもって育てる 決して、子どもを育てることは簡単なことではありませんが、責任をもって産んで育てるという方向へいくこともできます。 パートナーと結婚、またはシングルマザーになってしまうこともあるでしょう。 どのみち、困ることが経済的な面です。 しかし、産後には、赤ちゃんがもらえる手当の制度があります。 子育てに関する制度は、児童手当、乳幼児医療助成金、児童扶養手当、予防接種無料券など、自治体による補助制度があります。 これらを利用することで、経済的にも抑えられるでしょう。 このような制度は、赤ちゃんを出産後、あらゆる手続きを踏むことで、正式に利用ができます。 手続きを行わないと、もらえないので注意しましょう。 安全日とは妊娠しない日ではないので避妊をする 妊娠を望んでいないのならば、必ず避妊は忘れないようにしましょう。 たとえ生理周期が乱れていない人であっても、安全日や危険日は、必ずしもその通りにくるとは限りません。 避妊することで、妊娠だけではなく、あらゆる感染症などからも守られる避妊具などを使い、自分自身の体は自分で守ることが大切です。 そして、安全日だからといって、安易な行動に出ないように気を付けましょう。

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