ステロイド パルス。 ステロイド系抗炎症薬

ステロイド剤の適応疾患

ステロイド パルス

 スポンサード リンク 効果が出るのが早いステロイドパルス療法 膠原病の治療には、抗炎症作用や免疫抑制作用があるステロイド薬が用いられます。 しかし、飲み薬として用いる通常の量では、効果が出るまでに時間がかかるという問題があります。 そこで、3日間、 ステロイド薬を大量に点滴する方法が、 ステロイドパルス療法です。 具体的には、ブドウ糖液250~500mlに、1gのステロイド薬を溶かしたものを1~2時間かけて点滴で静注していきます。 これを3日間続けていきます。 ステロイド薬を多く使うので副作用が心配されますが、意外にも少ないことが明らかになっています。 そこで、病気の勢いが強く、急性のときにはステロイドパルス療法を行います。 プレドニン内服薬を単独で使う治療に比べ、はるかに早く効果があらわれます。 ステロイドパルス療法の副作用 大量のステロイド薬を使うので、それだけ副作用も大きいと思われがちですが、 実際のところは 副作用はほとんどあらわれません。 短期間の投与だけなら、大量でも副作用は少ないことがわかってきています。 ただし、血栓症や血小板の機能異常、精神症状などが起こる可能性は指摘されています。 また、高齢者には心臓に負担がかかったり、感染症があると症状が悪化しやすいという問題点もあります。 ステロイドパルス療法を行うにあたっては、医師が慎重に判断をしていくことが求められます。  スポンサード リンク .

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【ステロイド使用方法】 CQ14 ステロイドパルス療法間(ステロイドパルス療法を行っている日以外)のステロイド内服は推奨されるか?(ネフローゼ症候群)

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当日急に治療の指示が入りますと、バタバタ慌ただしくなりますよね。 勤務お疲れ様でした。 ステロイドには免疫、炎症を強力に抑える作用があり、さまざま疾患に対して有効な薬剤として使われています。 今回は、ご質問いただいたステロイドパルス療法について見ていきます。 ステロイドパルス療法は、ネフローゼ症候群やIgA腎症、膠原病、多発性硬化症、間質性肺炎など、さまざまな疾患に対する治療法として行われているので、今後臨床の場で何度も遭遇すると思います。 しっかり復習していきましょう。 ステロイドパルス療法とは、メチルプレドニゾロン(500mg〜1g)を3日間点滴投与することを1クールとして数週間毎に数クール繰り返す治療方法です。 1クールだけ行う場合もあります。 ステロイドパルス後は内服に切り替えて徐々にステロイドの量を減らしていきます。 ステロイドはもともと体内にあるホルモンで副腎から出ています。 ステロイド剤の投与を急にやめると、副腎から分泌されていたステロイドホルモンの分泌が低下してしまい、全身倦怠感や食欲不振、悪心、体重減少などの症状が生じることがあるためです。 ステロイドパルス療法の看護として大切なのは、副作用の有無の観察です。 ステロイドの副作用として以下のものがあります。 易感染(感染症にかかりやすくなる) 免疫が抑制されるために感染症にかかりやすい状態になります。 患者さんには、手洗いうがい外出時にはマスクの着用を促すなどの指導をしていきましょう。 看護師側も、いつも以上に感染予防に気をつけていきましょう。 骨粗鬆症 骨がもろくなり、圧迫骨折や大腿骨頸部骨折が起こりやすくなります。 転倒転落に注意していきましょう。 糖尿病 糖を合成する働きを高めるため、血糖が上がりやすくなります。 ステロイドパルス療法中は糖尿病の既往がなくとも血糖測定の指示が出ます。 高血糖であればインスリン投与の指示が出ることもあります。 消化管症状 消化管の粘膜が弱くなるため、消化管に潰瘍ができやすくなります。 胃粘膜保護の薬が処方されることもあります。 不眠、興奮、抑うつ状態 精神症状が出る場合があります。 夜眠れなくなったり、興奮したり、多幸感があったり、逆に鬱状態になったりもします。 患者さんの言動にも注意して関わっていきましょう。 ステロイドが減量されていくにつれ、改善していきます。 不整脈、高血圧 不整脈はステロイドの急速投与で出現しやすくなります。 適切な投与方法、時間で投与していきましょう。 また、指示された投与方法、時間を守っていても患者さんからの自覚症状の訴えがあったらすぐに医師に報告してください。 また、心電図モニタリングをしての投与が適切かと思います。 高血圧は、既往歴や家族歴などを確認しておきましょう。 適宜バイタルサインの測定もしていきましょう。 この他にも、白内障や緑内障の出現や悪化、心不全や劇症肝炎、浮腫なども出現することがあります。 ステロイドの副作用の出現は、高血糖、精神症状、不整脈や高血圧など治療当日から出現するものから、3ヶ月〜半年後に出現するものまで様々です。 易感染状態や骨粗しょう、場合によっては消化管症状などはステロイドパルス療法が終了し、退院してから出現してくる可能性がありますので、患者さんに副作用についてしっかりとした知識を持って指導していくことが大切です。 おわりに.

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ステロイドパルス療法の概要と副作用

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「 副腎皮質ホルモン剤」はこの項目へされています。 皮膚科で使用する外用の「副腎皮質ホルモン剤」については「」をご覧ください。 製剤を含む広義の皮質ホルモン製剤については「」をご覧ください。 ステロイド系抗炎症薬(ステロイドけいこうえんしょうやく、 SAIDs:Steroidal Anti-Inflammatory Drugs、 セイズ)とは、20世紀半ばに使われるようになったである。 医療現場では ステロイドと略されることが多い。 主な成分としてあるいはそのが含まれており、抗炎症作用や免疫抑制作用などを期待して用いられる。 様々な病気の治療に使われている。 作用の強弱について様々な種類が用いられており、他の医薬品も含めて症状に合わせて使い分けられる。 この記事では主に内服薬・注射について解説し、は別の項となる。 免疫抑制や骨量減少、離脱症状などが問題視され、続いて NSAIDs が登場することになる。 皮膚科で使用する外用剤については「」を参照 ステロイド剤の全身投与の実際 [ ] 脳のが血中ステロイド濃度を監視し、必要に応じてに対し、を放出を促す。 外部からステロイドが投与されると、一時的にステロイド過多となるため、CRH分泌量が減少し、患者は一時的なを体験することがある。 CRHはうつや抑うつ気分などに関係していることが知られているためである。 代表的な医薬品 [ ] プレドニゾロンやベクロメタゾン、ベタメタゾン、フルチカゾン、デキサメタゾン、ヒドロコルチゾン等がある。 それぞれ作用持続時間および強度が異なるが、プレドニゾロンは中間的な持続時間・強度を示し、臨床においても用いられることが多い。 鉱質コルチコイド作用は副作用の浮腫に関与しておりこれが強いほど浮腫が出やすい。 デキサメタゾンは鉱質コルチコイド作用が極めて少ないため浮腫は起りにくいとされている。 半減期が長いものは副腎抑制が強いと考えられている。 その点ではデキサメタゾンは副作用が強いと考えられる。 また半減期は薬効に関係することがある。 ステロイド代謝が亢進した場合、半減期の短いものでは効果が不十分であるが、同力価の半減期の長いものに変更すると十分な抗炎症作用が得られることもある。 合成ステロイド剤の種類(内服・注射など全身投与に適用) 商品名 ステロイド成分名 ステロイド種類 ヒドロコルチゾンを1とした力価 半減期 hr 分類 コートリル 1. 骨格を有するステロイド製剤は親水性の性質と親油性の性質を有する()ためを透過しやすく、血中から末端組織に容易に移行する。 DNAはと呼ばれるに巻きついていることが知られているが、何らかの刺激によりが活性化するとヒストンがアセチル化を受け、DNAの巻きつき方が緩むことにより転写因子と相互作用しやすい状態になる。 つまり遺伝子の発現調節はヒストンのアセチル化状態によりコントロールされている。 グルココルチコイドにより産生が抑制される蛋白質には種々の炎症性や、などがある。 グルココルチコイドは上記に述べた抗炎症作用以外にもでのにも関与しているほか、受容体に対してもリガンドとして結合して作用を発現するため、これらの経路は副作用の発現に寄与している。 遺伝子を介さない作用 [ ] においてホスホリパーゼA2の抑制によりアラキドン酸遊離を阻害し、プロスタグランジンやロイコトリエンの産生を抑制し抗炎症作用を示すことが知られている。 不明な点も多いが、大量療法、で関与していると考えられている。 細胞膜上ステロイド受容体(mGCR)を介した遺伝子を介さない作用のほか、非特異的な作用もあると考えられており、いずれも抗炎症作用、免疫調整作用などに関与すると考えられている。 大量療法やステロイドパルス療法では遺伝子を介した作用では説明ができない速さで効果が発現すること、GRが飽和する量以上投与しても用量依存性に効果が認められることから存在すると考えられている。 用量(目安PSL量) 使用法 遺伝子を介した作用(GR飽和度) 遺伝子を介さない作用 少量(7. さらに適応外ではあっても、積極的に臨床応用されている疾患も多く、いわば「万能薬」的な存在ともいえる。 その適応症は・、のようなありふれたものから、・などの難治性疾患にまで及ぶ。 詳細は「」を参照 治療法の種類 [ ] 長期間の内服または注射による投与方法 対象となる疾患に対し十分な量から始める。 1日1回よりは1日3回分割の方が有効性は高くなるため、投与法は通常1日2 - 3回食後投与する。 すなわち内服は分割の方が効果的。 40mgを朝1回より、20mgを朝夕2回の方が効く。 本来の生体リズムは朝方ステロイド分泌が多いため少量投与の場合は朝1回とする。 また、夕・就寝前の服薬は、不眠を招くため、できるだけ避ける。 これは抱合型のまま腎から排出されるため生体内利用率が低下するためと考えられている。 PSLは胎盤を通らない。 ベタメタゾンは胎盤を通過する。 通常妊婦にはPSL。 胎児の治療はベタメタゾン。 授乳は服用から4時間あければ問題なし。 特に30mgまでならいつでも授乳可。 1回のみの投与 急激な炎症を抑えたいときに行われる。 効かせたい作用時間に応じて併用して使用されることもある。 1 - 3回の投与ならば副作用は考えなくてもよい。 ステロイドパルス療法 ステロイドを静脈より短期間(通常は3日くらい)に大量に投与する治療法。 減量は原疾患の活動性が十分に抑え込まれるまで行わず、減量する場合も原疾患の再燃を起こさず、かつ離脱症状をおこなさない速度で行っていく。 ステロイド剤を大量に内服する治療とは完全に違う。 一般にはソルメドロールという短期間作用型の薬剤が使用される。 大量に投与するが副作用は出にくい。 製剤200ml程度に混注し1〜2時間以上で投与することが多い。 これは不整脈を防止するためである。 ステロイド系抗炎症剤はに比較して効果発現が早いことが知られている。 そのため、初期治療や臓器障害がある場合はまずはパルス療法を行うのが一般的である。 副作用 [ ] として過剰な免疫抑制作用が発現することによる、、ネガティブとして副腎皮質機能不全、の促進による、骨量の減少に伴う、消化管粘膜における産生抑制によるなどが知られている。 しかし、気管支喘息においてステロイドを吸入で用いた場合にはステロイド剤は系の組織に局所的に作用し、血中移行する量が少ないため副作用が少ない。 詳細は「」を参照 減量 [ ] ステロイド系抗炎症薬の減量に関して述べる。 ステロイド大量療法を長期間続けることは副作用のため難しく、 原疾患のコントロールができ次第、原疾患が再燃しない程度、そして離脱症候群が起らないように漸減していくのが一般的である。 早い離脱はリバウンドを引き起こすため慎重に行う必要がある。 減量は各疾患のパラメータのモニタリングを行いながらするものであり、下記に示すのはあくまで目安である。 減量の目標はステロイドの投与の中止よりもPSL7. また、原疾患のコントロールにステロイドが不可欠ではない場合は、離脱症候群のみを防ぐように減量を行うためこの限りではない。 減量中の再燃は2倍量に戻って再スタートとする。 ステロイド離脱の時は、プレドニンのような半減期が短い製剤を用いて漸減する方が良い。 血管炎のステロイド減量 に関しては欧州血管炎研究グループ(EUVAS)がPEXIVAS試験という臨床治験を2010年より行なっている。 対象はとであり、ステロイドパルス療法とが併用される。 この試験によって血管炎におけるPSLの標準的な投与法が決定される可能性がある。 PEXIVAS試験における、PSLの標準投与と減量投与のプロトコールを以下にまとめる。 52週以降は主治医判断となる。 5mg 15mg 20mg 15〜16週 10mg 10mg 15mg 17〜18週 10mg 10mg 15mg 19〜20週 7. 5mg 7. 5mg 10mg 21〜22週 7. 5mg 7. 5mg 7. 5mg 15mg 11〜12週 7. 5mg 10mg 12. 5mg 13〜14週 6mg 7. 5mg 10mg 15〜16週 5mg 5mg 7. 5mg 17〜18週 5mg 5mg 7. 5mg 19〜20週 5mg 5mg 5mg 21〜22週 5mg 5mg 5mg 23〜52週 5mg 5mg 5mg 離脱症状 [ ] 外部からのステロイドホルモンの投与、特に内服薬では、の分泌能が抑制され、副腎皮質が萎縮・機能低下する。 これにより、特に急激な投与中止後に体内のステロイドホルモン不足による諸症状が見られることがある。 これはとよばれ、強い、、、低下などの症状が起こる。 このためステロイドの離脱に際しては、急激な中止・減量を避け、症状を考慮しながら少量ずつ段階的に減量するなどの細やかな治療計画が必要である。 突然の内服中止、手術時、少量服薬時の減量には特に注意が必要である。 生理的糖質コルチコイドの分泌量はPSL換算で2. 5〜5mg程度といわれている。 この量以上の投与が続くと副腎の機能の低下が徐々にあらわれる。 目安としてはPSL換算で7. 5mg以上、3週間以上の投与を受けた場合は内因性副腎機能の抑制が起こっていると考える。 そのため、副腎抑制となっている場合の感染症などのストレスを引き金に副腎不全は生じることもある。 5〜1. 副腎不全の発見は減量の服薬歴やステロイド投与中にもかかわらず好酸球が高いなどが参考になる。 急性副腎不全 突然の内服中止などで起る場合が多い。 意識障害や痙攣とともに血圧の低下が起り、ショック症状を示す。 輸液や昇圧剤の反応に乏しくステロイドを投与しないと改善しない。 Na貯留作用(鉱質コルチコイド作用)もあるハイドロコルチゾンを100mg〜200mgを6時間毎に投与するのが一般的である。 慢性副腎不全 だるさ、全身倦怠感などが主症状となり、特異的な所見にかける。 食欲不振、嘔気、便秘など消化器症状、やるきのなさ、うつ状態といった精神症状を訴える場合もある。 感染症などの重大なストレスがなければステロイド増量で対処できる。 ステロイドカバー 手術時に行うことがある。 ステロイドカバーは手術成績にも影響がないとされている。 小手術ならば術前にハイドロコルチゾン100mgの静注する。 大手術ならばハイドロコルチゾン100mgを4から6時間毎に静注し経口摂取可能となるまで静注を続ける。 数日で減量し、元の服薬量に戻すのが一般的である。 高血圧が認められる場合はNa貯留作用の少ないデキサメサゾン静注とし、繰り返す場合は8時間毎にする。 これらは手術の侵襲に合わせて増減される。 諸注意 [ ] 上記の様な多彩かつ重篤ながある。 しかし作用の強弱や、体内動態の異なるステロイド剤が多数登場し、代替となる薬も登場していることもある。 そのため、症状や副作用の程度により適切な薬剤を選択することも可能である。 副作用を回避するためにも、主治医は薬の性質や予想される副作用を前もって患者に伝え、患者は投薬により生じた症状は適切に主治医に伝え治療に反映させるといった対応()が重要な薬剤である。 出典 [ ].

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