イタズラごころ 悪 トリックルーム。 いたずらごころとは (イタズラゴコロとは) [単語記事]

イタズラ心に御用心

イタズラごころ 悪 トリックルーム

改めて俺達はテッセンのおやっさんと話し合い、俺とツツジは2日後にジム戦をする事を約束した。 そして俺はおやっさんからカットロトムが入ったボールを受け取り、こいつをよろしく頼むとお願いされた。 物理的に太っ腹なおやっさんは精神的にも太っ腹で、ロトムが宿る芝刈機ごと俺に譲るとの事だ。 鋼タイプに続いて電気タイプも大好きになったぞ俺。 「これでソースケは3匹目ですか。 先を越されましたわね。 」 「別に勝負じゃないんだし、気にする事はないだろ。 」 岩タイプには優秀なポケモンが多いから焦る必要はないと思うぞ。 それに今の所、ツツジは水の一貫がキツイから、受け要員として俺はサニーゴをオススメしたい。 何より可愛いし。 見た目を気にしない場合はツボツボが最高だぞ。 圧倒的耐久によるスーパー害悪タイムとか出来るぞ。 ……それは完全に俺の趣味だな。 ま、彼女のポケモンについては彼女自身が考えれば良いさ。 俺は自分のポケモンについて考えなくちゃな。 俺はモンスターボールからロトムを出して挨拶する。 「よ、さっき振りだな。 」 ロトムはボールから出てキョロキョロした後に、俺を見てあぁん?とガンを飛ばしてくる。 ……成る程、随分となまいきな奴だ。 「今から俺がお前の主人になるが、良いか?」 俺がそう言うと、ロトムは悩んだ末に渋々頷いた。 一応は俺に倒されたから仕方なくって事なんだろうな。 ゲーム的に言うと、なつき度が低いって事だろう。 これから仲良くするしかないか。 しかしジム戦は2日後だ、悠長にコミュニケーションを取っている暇はない。 絶体に勝ちたいとまでは思わないが、おやっさんに恥ずかしい所は見せたくない。 預けて良かったと思わせる様なバトルをしないとな。 その為にはロトムに俺を信頼して貰いたい。 細かい立ち回りは仕方ないにしても、指示を出したらちゃんと言う事を聞く程度には信頼関係を結びたいものだ。 何はともあれ、先ずは実戦あるのみだ 俺はツツジと別れて、キンセツシティの外でロトムと共にバトルをする事にしてみた。 そして野生のポケモンや、外にいたトレーナーと何度かバトルをした。 ちなみに、キンセツシティに来る時はこの外のトレーナー達の事は無視して自転車で走り抜けている。 「あ!今目が あったy___」 まぁ、こんな感じで話かけられても無視して、すぃーっと通り抜けたのだ。 ツツジは若干申し訳なさそうにしてたかな? それはさておき___ バトルをして判明したのは、ロトムが俺のスタイルに合致しているって事だった。 種族としてのイタズラ好きなだけでなく、元がゴーストタイプを有しているので、 害悪 嫌がらせ 戦法には持ってこいだ。 しかも期待していた高威力の技も使える。 見た目も草タイプ感無いけど、実際中身も草タイプ感無いわ。 ま、全然気にならないけど。 可愛いポケモンはそれだけで赦せる。 カットロトム可愛いじゃん。 そして、今日1日だけでも結構仲良くなれたと思う。 俺の戦法が本人にもツボなのか、バトルに協力的だ。 ……何よりこいつ、エルフーンに懐きやがった。 そりゃ【いたずらごころ】のエルフーンだ。 イタズラっ子のロトムには憧れだよなぁ。 今では『流石っす先輩!』と言わんばかりにエルフーンの太鼓持ちをして、エルフーンが 補助技 嫌がらせ だけでバトルに勝った時は、キラッキラした目でそれを見てたからな。 ……大丈夫。 害悪度は増したが、ちゃんと火力は手に入れた。 重要なのは火力を出せるという選択肢が増えた事だ。 ……色んな意味で、戦術の幅は広がった。 _____ そんなこんなで2日が経ち、ジム戦の日がやって来た。 今はツツジがおやっさんと戦っている。 岩・フェアリータイプと電気の単一タイプ。 お互いが弱点になり得ないので、戦いは拮抗している。 そういう時は相手の弱点タイプの技で攻めるのが基本だ。 しかしメレシーは攻撃力が低いので、タイプ不一致の地面技を使った所で大きいダメージは期待出来ない。 それに、おやっさんの使うライボルトは中々素早いので攻撃を当てるのも一苦労だ。 ではライボルトの方が有利なのかと言えば、そうとも言えない。 それでも押しているのはどちらか、と言えばライボルトかな。 俺の所感では。 俺だったら補助技使ってどうにか自分を有利にしようと動くが、さてツツジはどうするか。 これでメレシーの方がライボルトよりも早くから動ける。 …… 運 ・ 悪 ・ く ・ ? 本当に? おやっさんのライボルトは連結技で動いてないんだぞ? ツツジが動いてもいない的を外してしまう様な訓練を、メレシーにしてるのか? ……そんな訳ない。 何か、おかしい。 ムキー!とプンスカ怒ったメレシーが何度もバトルコートの地面を叩きグラグラと揺らす。 ライボルトはその揺れに耐えられず、地面に身体を叩きつけられ、そのまま沈んだ。 「……わっはっは! いや、まさか! こんな奥の手が有ったとはな! 負けたわい!」 「最後の最後は賭けでしたわ。 本当にテッセンさんはお強かったですわ。 」 「うむ、うむ。 ……運が良かったですわ。 」 技が外れて運が良いとはこれ如何に。 ポケモンバトルはホント面白いぜ。 ……さて、次は俺だ。

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オーロンゲの育成論・調整|ポケモン育成論ソードシールド|ポケモン徹底攻略

イタズラごころ 悪 トリックルーム

最速の持ちであり、同特性の代名詞とも言えるほど引き出しの広い変化技使いである。 以下の通りシングル・ダブルで主運用が異なるが、変化技中心の構成であることは通底する。 これらの技を優先度つきで繰り出せ、耐久振りと先制やどみがを両立できるのが最大の魅力。 アンコールの習得や・粉技無効耐性により、自身でやどみがの起点を作れる点も非常に優秀。 低耐久ゆえ無理な立ち回りはできず、みがわりとアンコールの択を生むなど不確定要素もあるが、無対策の相手を一方的に削り取ることができる。 第5世代より名を馳せるエルフーンの代表的な型だが、あまりにも有名になりすぎたこと、やに対し通用しなくなる弱体化を受けて、奇襲ぎみに攻撃技を持つ型も出現している。 ダブル ダブルではトップメタとして活躍している。 おいかぜによるS操作・アンコールによるまもるの牽制、うそなきによる特殊アタッカーサポートとサポーターに欲しい要素をひと通り持ち、その全てに優先度がつくため極めて妨害されにくい。 8世代においては行動順決定の仕様変更によって追い風が発動ターンから反映されるようになり、優先度付きの追い風を使用出来る唯一の存在として7世代以上に猛威をふるっている。 ただDLC「鎧の孤島」では、ダブルウイングやトリプルアクセルというエルフーンの弱点を突きつつ複数回攻撃を可能にする技が登場。 猫騙しされなければいたずらごころによって一回は行動できるものの、タスキを貫通して倒される可能性が増えた。 ネタ考察やマイナー考察はにあります。 特性考察 いたずらごころ 変化技優先度+1。 豊富な搦め手を活かすことが出来る。 無効化手段が増えたとは言え依然として強力な特性で、これだけでエルフーンの採用理由にもなりうる。 本来素早さに振る努力値を耐久に回せるため、やどみが型やサポート型の起点範囲が増やせる。 サポート型の場合、自身を対象とした変化技 おいかぜなど はタイプ相手やサイコフィールド中でも使用可能。 すりぬけ みがわりや壁を無視して攻撃や変化技を撃ち込むことができる。 やどみがをしつついたずらごころ対策をメタりたい場合や、アタッカー型では候補になりうる。 元々素早さは高いので、Sに振れば素の素早さでも十分先手は取れることが多い。 ようりょくそ 隠れ特性。 持ちでは最速。 しかし肝心の攻撃性能が低く、晴れパのエースとしては火力不足。 ダブルのサポートとしてもおいかぜを使うならで十分なので、採用は稀。 晴れ以外の場合、いたずらごころ対策をメタりつつすりぬけを防ぎたい場合など。 性能安定。 マジカルシャイン 妖 80 120 100 - タイプ一致技。 ダブルでは相手全体攻撃。 ギガドレイン 草 75 112 100 HP吸収 タイプ一致技。 回復効果付き。 耐久型で。 性能安定。 威力不安定。 100. 1kg以上ならエナジーボール超え。 雨やダイマックスとあわせて。 とんぼがえり 虫 70 100 自分交代 対草。 攻撃しつつ撤退。 がむしゃら 無 - 100 - 削り技。 ゴースト以外の相手に刺さる。 ふくろだたき 悪 - 100 - ダブル用。 のの発動に。 変化技 タイプ 命中 備考 アンコール 無 100 起点作りに。 最速アンコールは強力かつ有名。 やどりぎのタネ 草 90 削り技。 やどみが型の要。 や、草には無効。 どくどく 毒 90 過去作マシン技。 削り技。 草やそうしょくにも有効だが、毒や鋼・マジックガードには無効。 しびれごな 草 75 妨害技。 みがわりと相性がよい。 電気や草、そうしょくには無効。 ねむりごなは覚えない。 いばる 無 85 過去作マシン技。 妨害技。 みがわりと相性がよい。 物理アタッカー相手にはハイリスク。 ちょうはつ 悪 100 補助技対策。 撃たれる前に撃てれば強力。 おきみやげ 悪 100 起点作りに。 まけんきやクリアボディ等には注意。 すりかえ 悪 100 こだわりアイテム、かえんだま、くろいてっきゅう等とあわせて。 タマゴ技。 コットンガード 草 - 防御超強化。 物理に滅法強くなる。 みがわり 無 - やどみが型の要。 いばるやしびれごな、アンコールとも相性がよい。 まもる 無 - ターン稼ぎに。 やどりぎのタネやたべのこしとあわせて。 おいかぜ 飛 - サポート用。 主にダブルで。 味方の素早さ強化。 ひかりのかべ 超 - サポート用。 味方の特殊耐久を強化。 しんぴのまもり 無 - サポート用。 味方の状態異常を予防。 ミストフィールドと違いフィールドに書き換えられず、相手に利さない。 ミストフィールド 妖 - サポート用。 ドラゴン技の牽制や、フィールド書き換え用に。 トリックルーム 超 - サポート用。 発動後も変化技は先制可能。 あまえる 妖 100 サポート用。 相手のこうげきを2段階下げる。 ダブルで弱点保険アタッカーと並べると特に強力。 うそなき 悪 100 サポート用。 相手のとくぼうを2段階下げる。 味方の特殊火力強化になる。 しぜんのちから 無 - 通常時はトライアタック。 各種フィールド下で変化。 ダイマックス時はフィールドに関わらずダイウォール固定となる。 タマゴ技。 なやみのタネ 草 100 強特性持ちの相手に。 てだすけ 無 - ダブル用。 味方の技威力1. 優先度+5なので、ねこだましに先制できる。 ダイマックス技考察 ダイマックス技 元にする技 威力 効果 解説 ダイソウゲン ソーラービーム 140 210 場:グラスフィールド メインウェポン。 グラスフィールドの小回復が耐久型とマッチ。 エナジーボール ギガドレイン くさむすび 130 195 ダイフェアリー ムーンフォース マジカルシャイン 130 195 場:ミストフィールド メインウェポン。 状態異常を予防できる。 ダブルでの味方の中速アタッカーサポートとしても。 ダブルでの味方の物理アタッカーサポートとしても。 味方の特殊アタッカーサポートとして。 ダイサイコ サイコキネシス 130 場:サイコフィールド 対毒。 サイコフィールドとの相性が最悪なので、 死に際の一撃や大事な局面以外では絶対に使わないように。 ダイウォール 変化技 - まもる 相手のダイマックス切れを狙う。 または相手の攻撃を凌ぐ際に。 コットンガードで物理を受けたり、守るによる時間稼ぎをしてTODを狙いにいくなど。 アンコールによる起点回避もできる。 アタッカーとしての役割を備えつつ起点作りができる。 悪タイプ相手にはおきみやげやちょうはつを無効化される点に注意。 ムーンフォースで弱点を突けることを活かし圧をかけていけるとよい。 後続のポケモンにタスキを持たせていない事がバレてしまうというリスクも考慮した上で起用すること。 追い風以外にも豊富な補助技を活かし相手を見て様々な行動が取れるのが強み。 先制ちょうはつで相手のちょうはつやアンコールを封じられるので、攻撃技を捨てた補助技4枚構成でも問題なく運用できる。 ただし悪タイプにはちょうはつは無効化される。 ミラーでない限りSに振るメリットは少ないため耐久振りがオススメ。 例えばHB特化であれば自身のみがわりがA特化のじしんを耐え、HD特化であればC特化こだわりメガネ持ちのだいもんじを耐える。 相手が攻撃してくると判断できたらおいかぜをして脱出、相手が攻撃せず補助型を撃ってきそうな場合はちょうはつorアンコール。 行動が読めない場合はみがわりorちょうはつ。 みがわりは攻撃されても脱出ボタンは発動しない。 なので、みがわりが場に残っている状態でおいかぜをすると継続ターンを無駄に消化してしまうので注意。 1番手に出てきやすいなどのロトムに対しては、トリックやわるだくみをされると不利になるのでちょうはつを撃つのが安定択。 ボルトチェンジをされた場合はこちらの脱出ボタンのみが発動し相手は交代できないので一方的に有利対面が作れる。 ただしはオーバーヒートでワンパンしにくる事が多いので警戒が必要。 一応ちょうはつでヒートロトムのわるだくみを封じ、オーバーヒートで特攻を下げさせたところに自身の後続の積みアタッカーを出すという流れは作れる。 同じく1番手に出てきやすいに対しては、後続が素早さで勝てるようにする為のおいかぜ、おにびやリフレクターをさせない為のちょうはつ、相手がだいもんじなどで倒しにくるか様子見する為のみがわり などエルフーン側の択自体は多いが、どれも読みを外すと不利展開になるので見極めが非常に難しいところ。 には悪タイプの仕様によりちょうはつが効かないので、ムーンフォースを撃ちつつ相手が攻撃してきそうなタイミングでおいかぜをする など。 かなり不利対面なので、選出の段階でエルフーンは2番手に置いたり選出を控えたりするのが無難。 C特化@こだわりスカーフのムーンフォース(27645)も同程度だが、素早さで劣る点には注意。 リフレクターは覚えない。 いたずらごころ持ちで両壁使いの・とは自主退場できる点で差別化可能。 できることが多いので具体的な役割を定めて運用したい。 だっしゅつボタンを相手のダイマックスポケモンに渡し、相方の攻撃で発動させてダイマックスを強制的に終了させるコンボがある。 エルフーンはすりかえを優先度+1で使えるのでこのコンボに向いている。 ただし相手のダイマックスを見極めなければならないので難易度は高い。 とはいえタスキを持てなくなり、攻撃されると自動的に交代してしまうので、扱いには注意が必要。 今作はやなど耐久に振らないドラゴンが多く、また等の格闘も環境に増加しているため、ムーンフォースの打点が重要になる以上火力にもある程度割きたいところ。 当然だが攻撃技を使う時はいたずらごころが適用されないため、抜きたい相手を考えつつ素早さにもある程度努力値を振る必要がある。 やどみが、いばみが、コットンガード、壁張り等、様々な搦め手を安定して使える。 下手に補助技などを使うとあくタイプでない限り上からアンコールで固定されてしまうため要注意。 加えてタイプも優秀で、粉技無効、メジャーなドラゴンタイプ無効と恵まれている。 対策方法 タイプ いたずらごころ無効だがタイプ相性は悪い。 また物理アタッカーはコットンガードまで考慮すると起点化される恐れがある。 タイプ相性有利。 特性すりぬけで身代わりを気にせず殴れる。 特性マジックミラーで粉技もやどりぎも無効。 エルフーン側は素早さに振ってないことが多く、撃ち合いでほぼ上をとれる。 タイプ 粉技、やどりぎ無効。 や複合タイプだとなおよい。 エルフーン側からの打点はぼうふうがあるが、実際の採用率からして考慮外でよい。 トリックルーム ダブルにおける追い風の対策。 ちょうはつやトリックルームを覚えている個体に対しては有効に働きにくいので注意。 技 威力 命中 タイプ 分類 PP 備考 技08 はかいこうせん 150 90 ノーマル 特殊 5 技09 ギガインパクト 150 90 ノーマル 物理 5 技11 ソーラービーム 120 100 くさ 特殊 10 技17 ひかりのかべ - - エスパー 変化 30 技19 しんぴのまもり - - ノーマル 変化 25 技21 ねむる - - エスパー 変化 10 技23 どろぼう 60 100 あく 物理 25 技24 いびき 50 100 ノーマル 特殊 15 技25 まもる - - ノーマル 変化 10 技28 ギガドレイン 75 100 くさ 特殊 10 技29 あまえる - 100 フェアリー 変化 20 技31 メロメロ - 100 ノーマル 変化 15 技34 にほんばれ - - ほのお 変化 5 技37 ふくろだたき - 100 あく 物理 10 技39 からげんき 70 100 ノーマル 物理 20 技40 スピードスター 60 - ノーマル 特殊 20 技41 てだすけ - - ノーマル 変化 20 技47 うそなき - 100 あく 変化 20 技56 とんぼがえり 70 100 むし 物理 20 技59 なげつける - 100 あく 物理 10 技70 トリックルーム - - エスパー 変化 5 技76 りんしょう 60 100 ノーマル 特殊 15 技88 グラスフィールド - - くさ 変化 10 技89 ミストフィールド - - フェアリー 変化 10 過去作技マシン No. 技 威力 命中 タイプ 分類 PP 備考 技11 サイコキネシス 90 100 エスパー 特殊 10 技20 みがわり - - ノーマル 変化 10 技26 こらえる - - ノーマル 変化 10 技27 ねごと - - ノーマル 変化 10 技30 アンコール - 100 ノーマル 変化 5 技33 シャドーボール 80 100 ゴースト 特殊 15 技37 ちょうはつ - 100 あく 変化 20 技59 タネばくだん 80 100 くさ 物理 15 技65 エナジーボール 90 100 くさ 特殊 10 技77 くさむすび - 100 くさ 特殊 20 技89 ぼうふう 110 70 ひこう 特殊 10 技90 じゃれつく 90 90 フェアリー 物理 10 技92 マジカルシャイン 80 100 フェアリー 特殊 10 遺伝.

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USJ子ども限定!お菓子のつかみ取り「ハッピー・トリック・オア・トリート」レポ【ハロウィーン2019】

イタズラごころ 悪 トリックルーム

イタズラ心に御用心 の参加作品 『からたち島の恋のうた・怒濤編』 *イタズラ心に御用心* * 「みんな聞いて聞いて!! 」 「どうしたの? そんなに慌てちゃって」 声も身体も弾ませて、綿毛の塊が姦しく跳ね回る。 ここは田舎の人家の家並みを見下ろす、とある小高い山の森の中。 賑やかに騒ぐ毛玉はこの森に住み着く野生のモンメンの、若い雌ばかりの一群だった。 その時期が間近と迫り、迎える森のポケモンたちも日々盛り上がる気運に皆それぞれ心を躍らせていたのだ。 「何か面白いことがあったんだ?」 「うん! やっぱりもう麓から来たポケモンたちが下見を始めていたんだけど、その中にとぉっっても素敵なバルビートさんがいたの!! 」 「きゃーっ、どんなどんな?」 好奇心色に萌える視線の集中砲火を浴びながら、言い出しっぺのモンメンはうっとりとした表情で語り出す。 「甘~い笑顔のハンサムさん。 眼はキリッとしていて瞳は鮮やかな黄金色に輝いていて、手足は黒曜石のように艶やかで品のある黒。 そしてお尻は青白く光り輝いて、その光がまるでオーロラのように揺らめいているの!」 「ふわぁ……聞いただけで涎が出ちゃいそう……」 いずれも年頃の雌。 種族が違えど見目のいい雄の話となると目の色を変えずにはいられないようだ。 「それでねそれでねっ! 私そのバルビートさんとお話ししたんだけどっ! 彼はトレーナーさん付きで旅をしているポケモンで、今回はたまたま立ち寄った麓の村で森の集いの事を知って、興味を持って参加することにしたんですって。 で、手作りのお菓子を作って出したいって言っているんだけど、急に参加を決めたから本番までに準備が間に合わないらしいの。 それで私、その準備を手伝ってくれないかって頼まれちゃった!! 」 「え~っ!? いいなぁ……」 口々に羨ましがる仲間たちを前に、しかし彼女は白い身体をぶんぶんと横に振った。 「それがね、バルビートさんが言うには、お友達にモンメンがいるのなら何匹でも連れてきてみんなで手伝って欲しいって。 手伝ってくれたらお礼に木の実をくれるんだって!! 「でかしたぁ!! 」 「そんな美味しい話、乗らないわけがあるもんか!! 」 「当然参加するわ! 美味しい木の実を頂かなくちゃね~……」 ちょっぴり棒読み臭い口調で一匹がそういうと、モンメンたちは揃って爛々と光る視線を交わし、クスクスと意味深に笑い合いながら異口同音に言い放ったのだった。 「もちろん、美味しいお菓子もねっ!! 」 満場一致の摘まみ食い宣言である。 「他のポケモンになんか渡すもんですか! 作ったお菓子は一個残らず私たちが頂きよ!」 「私たちに頼みごとをするなんて、そのバルビートさんもおバカさんねぇ。 まぁ、こっちとしちゃありがたいけど」 「たまたま立ち寄っただけの余所の方だから、きっと私たちがどんな特性のポケモンか知らなかったんでしょうね」 「ねぇねぇ、そんなに格好いいバルビートさんだったら、ついでに一緒に摘まみ食いしちゃわない?」 性的な意味で頂こうという提案に、ますますイタズラ心をくすぐられて色めき立った雌たちが嬌声を上がる。 しかし、最初に話を持ってきた娘は眉を寄せて頭を振った。 「無理なんじゃないかなぁ。 あのバルビートさんとっても生真面目そうだったもん。 私の他にも会場に来ていたハハコモリやゴチルゼルのお姉さんたちが粉かけてたけど、全然釣れない素振りだったんだから。 種族も違う子供の私たちなんかもっと相手にされないわよ」 「あらそんなの関係ないわ。 だったら私たちは違う粉をかけて、〝痺れ〟ちゃうぐらいにメロメロにすればいいだけの話よ。 そのためのイタズラ心じゃないの」 「それもそっか」 過激な提案で悲観論が一掃され、モンメンたちの暴走はますます加速していく。 「私、みんなほどには手早く粉を巻くのは得意じゃないなぁ……」 「だったら彼のガードをスリ抜けて懐から直接粉を浴びせれば?」 「あ、そういうのなら得意! やるやる!! 」 ……どうやらこの森のモンメンたちは、イタズラ心持ちでない者も特攻が最高の力を持っているような面々ばかりらしい。 『お菓子をくれなきゃイタズラをする』と子供が大人を脅迫するお祭りはあるが、彼女たちの場合はお菓子も貰ってイタズラもするというのだからまったく始末に負えない。 「そうと決まったら他の仲間も誘わなきゃ!」 「私、雄の子たちにも声をかけてくる!」 ドス黒い野望でパンパンに膨らんだ純白の綿毛たちが、風に乗って森の深淵へと散り散りに消えていった。 * それからしばらく後。 * そして深夜。 〝森の集い〟本番。 満月の明かりが照らし出した山の森には、大勢のポケモンたちが色とりどりの姿を見せていた。 ある場所では持ち寄った木の実を共に食べ合い、またある場所では宝物を交換し合い、別の一角では向かい合っての輪舞に興じるなど、各々がこの祭りのひと時を楽しんでいた。 そんな中で、一際眩く青白い燐光を放つ一角がある。 「さぁさぁそこを行くシキジカのお嬢ちゃんにバッフロンの別嬪さん、キリンリキの娘さんたちやオドシシのお姉ちゃん、キラキラとおしゃれなシママちゃんにまだおっぱいの可愛いミルタンクちゃんも!」 尻先から放つ光以上に明朗な声であからさまに傾向の偏った呼びかけをしているのは、深紅の襟の中にぬばたまに似た頭と黄金の双眸を宿した実にハンサムなバルビートだった。 「美味しい美味しいお菓子があるよ! こっちのお菓子は甘いよ! みんなこっちに寄っといで!」 甘い声に誘われて、呼ばれた草食ポケモンの娘たちが周囲に集まってくる。 頃合いを見計らい、バルビートは背後から鮮やかな色に彩られた何束もの袋を持ち出した。 「来てくれてありがとう! ふふふ、どの娘もみんなかわいこちゃんばかりで嬉しいよ! さぁ……」 にっこりと微笑みながら、バルビートは袋の束をどっさりと娘たちの前に投げ出した。 「お待ちかねの〝綿菓子〟だ! どうぞ召し上がれ!! 」 その声を合図に、嬉々とした蹄音が袋に群がる。 草食ポケモンたちの蹄先が、前歯が、角先が、器用に袋を次々と引き裂いていく。 」 袋の中から恐怖の悲鳴が空気を引き裂いて飛び出したが、娘たちは全く意に介さず、満面の笑顔で袋の中から現れた真っ白な〝綿菓子〟に飛びついた。 「いただきま~す!」 「わぁ、ふわふわで甘くて美味しい」 「こんないいものを食べられるなんて、来て良かったわねぇ」 満足気な声を上げながら綿菓子を舐め、咥え込み、毟っては頬張って食んで行く。 その下から、 「やめてぇぇ! 食べないでぇぇぇぇ!! 」 「だ……駄目っ、そんな所舐めないでぇぇっ!? 」 「取っちゃ嫌! いやあぁぁぁぁぁぁっ!! 」 阿鼻叫喚の悲鳴が巻き起こっていたが、それに耳を貸すものは誰もいなかった。 と、綿菓子の一つが脚の間をスリ抜けて転がり出てきた。 「た、助けて、助けて……っ!! 」 逃れるように跳ね飛ぼうとしたそれは、しかしふらふらと力なく地面に崩れ落ちる。 皆の中に入り損ねていたバッフロンがそれを見つけ、飛びかかって押さえ込んだ。 「つーかまーえたっと」 「い……いやぁ…………」 「えへへ、こういうのは芯からかじり取るのが一番美味しい食べ方なんだよねっ」 「や……やっ……」 「いっただきまーす!」 巨大な褐色の毛玉が、小さな白い毛玉に覆い被さり、むしゃり、とかぶりついた。 「焼きモコシかわたしはぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~っ!? 」 ツッコんだ絶叫は、しかしただ、空しく響くだけだった。 * 「ご苦労さん。 約束のクラボの実、ここに置いておくね」 瑞々しい薄紅色に染まった小さな木の実を、たっぷりと詰め込まれた籠が地面に置かれる。 その周囲には、綿毛を一本残らず食い毟られて丸裸に剥かれた悲惨な姿のモンメンたちが累々と倒れ伏していた。 籠に一番近い位置にいたモンメンが蔓を伸ばすが、がくがくと奮える蔓先はどうにも籠まで届きそうにない。 「無理しないで。 起き上がれるようになったら食べにおいでよ。 そうしたら電磁波の痺れも取れるだろうからね」 悪びれもしない口調で、バルビートは黄金色の瞳をイタズラ気に輝かせた。 「いやぁ、本当にありがとう。 森の集いの話を聞いた時はそれこそクラボの実ぐらいしか持ち合わせがなかったから焦ったけど、君たちが協力してくれたおかげでこんなにも大勢の素敵なレディたちをゲットできたよ」 得意気に笑う黒い指先が、傍らに寄り添うシキジカの喉を撫で上げる。 他にも多数の若い草食ポケモンの娘たちが、バルビートの周囲に侍らされていた。 「つくづく雌の仔たちって、みぃんな甘いものに目がないからねぇ。 君たちも含めて、ね。 ふふふふふ…………」 そう。 イタズラ好きなモンメンの娘にお菓子作りの話をちらつかせれば、摘まみ食いを図って寄ってくることをバルビートは全て読み切っていた。 食い気と色気に目が眩んでのこのこと集まったモンメンたちを電磁波で動けなくし、彼女たち自身を雌を釣るためのお菓子の材料にしてしまったのだ。 「これからみんなで森の奥へ行って、しっぽりと甘~い時間を過ごさせて貰うとするよ。 ふふふ、しかしこうしてみると君たちのその格好も実にそそられるねぇ。 進化前の幼い雌の娘なら種族問わず摘まみ食いしたくなる俺としては何とも堪らない光景だよ……」 かなりとんでもない台詞が平然とのたまわられたのだが、それを耳にしても彼にしなだれかかる雌たちは陶酔した顔色を変えようとしなかった。 どうやら完全にメロメロ状態に堕とされてしまっているようだ。 一方、地に横たわるモンメンたちはすっかり怖気立っていた。 だ、誰よこのバルビートさんを生真面目だなんて言ったのは!? 単に趣味が著しく変態的な方向に偏っているだけじゃないの!! 電磁波による麻痺と貪られた際の悲鳴で無惨に枯れ果てた喉から、声にならない罵りが絞り出される。 最早もがき足掻くことしかできない食べ残しの山を、黄金色の光芒が冷然と見下した。 「だけど、ごめんね。 俺、他のポケモンが口を付けたものには触りたくないんだ。 残念でした。 それじゃ、アデュ!」 踵を返した青い燐光が、揚々と揺らめきながら去って行く。 熱に乱れた蹄音たちが、その燐光を追いかけて行った。 取り残された者たちの悔し涙が、それらを見送った。 どこか遠くで、楽しげな喧噪が祭りの余韻を響かせていた。 * 世界は広く、そして上には上がいる。 相手を知らず特性を読み誤っていたのは、モンメンたちの方だった。 よりにもよって、レベルが遥かに上回る同じ〝イタズラ心持ち〟を相手に不用意にイタズラを仕掛けて……否、仕掛けさせられてしまったのだ。 敵わなくって当然だった。 どうか、くれぐれも。 甘い話と甘い誘惑には、御用心を!! 9(枚) 【総文字数】 4659(字) 【行数】 124(行) 【台詞:地の文】 44:55(%)|2078:2581(字) 【漢字:かな:カナ:他】 33:57:6:2(%)|1565:2681:309:104(字) あとがき 上位の減点による逆転という形ではありますが、優勝いたしました。 投票してくださった5名の方々、ありがとうございました。 * 今回のお題が『甘い話』だと知った書の瞬間、えぇ、まさにその瞬間でした。 僕の耳元に、以前書いたある作品のポケモンが囁きかけたのです。 いいえ、今回登場した『奴』ではありません。 奴は間違いなく奴なんですけど。 話しかけてきたのは、こいつだったんです。 「もちろん、このお題を逆読みして、甘いという言葉だけふんだんに使った全然甘くない作品を書くのよね狸吉さんは。 不惑まで2年ちょいのオジサン風情にまともなスイート・ストーリーなんて書けるわけないじゃない。 ヒネクレた路線で顰蹙買いまくりながら、勝敗と無縁の領域で他の人が書いた甘い作品を味わっているのがあんたにはお似合いよ。 いいからそうしなさい。 異論は認めないわ。 」 …………この 青大将 あまのじゃく に取り付かれた時点で、正直今回の得票は毒蛇に咬まれたと思って諦めました。 ……のですが、僕の予測も甘かったようです。 様々な形の『甘い話』が集まる中、ヒネクレて書いたはずの本作も評価を受けることとなり、色々あって優勝までしてしまいました。 なお、この件に関して青大将は「当然全て最初からこの私の計画通りよ!! 」と、いけしゃあしゃあと申しておりますwww * 甘い=お菓子から、近所のレストランで無料サービスしている綿菓子を連想。 綿=モンメンでイタズラ心の応酬という本筋を構築。 相手方のイタズラ心持ちにバルビートを選んだのは、蛍=こっちの水は甘いぞのネタにつなげるためでした。 ちなみに、草食ポケモンに未発表隠し特性のシママまで出しておきながら1種類だけ出していないのがいるのは、つまりこのバルビート氏がそのポケモンに関するある可能性を警戒しているためです。 前述の通り「奴」ですので。 毎回徹底的に拘っている部分なので、今回も頑張りました。 評価してくれて嬉しいです。 ……? その組み合わせと草食ネタ、心当たりがあるような……まさか……!? ともかく、投票ありがとうございました!! 話の展開に個人的に惹かれたので投票させて頂きますね。 ズバリそのコンセプトで描いていましたw今回はこんなにも評価してもらえるなんて思っていませんでしたので感激もひとしおです。 スイートな話でない分、他の文でお題をカバーしようと『甘い』言葉を注ぎ込みました。 それが評価要因になってくれたようですね。 こちらも投票していただいたおかげで、また一つWikiによい思い出を残せました。 ありがとうございます。 改めて皆さま、本当にありがとうございました! バルビート「そこのプリティベイビィ、次は君の甘い水を頂きに参上するよ」 Show recent 10 comments. 某氏に影響された事は認めます( 一言で言うと、夏休みの縁日でハジけ過ぎて大怪我した若者達、と言った所でしょうか。 どのポケモンも、夏休み独特の異様なテンション(夏厨なのか?)で大盛り上がりでまさにお祭り! って感じですね。 登場ポケモンも多くて、短編とは思えない賑やかさでした。 しかしまあ…まさかのいたずらごころ返しでしたねw 無鉄砲な若者が全力で当たって、そして砕ける。 これぞ青春やで! それとバッフロンの所でふと思ったんですけど、モンメンの新緑の葉っぱの部分を両手で掴むと、丁度とうもろこしを食べるポーズになる様な気がします。 みんな美味しそうに食べるもんですから自分も何だか食べてみたくなってw 話は逸れますが、前大会ではカップめんの情報ありがとうございます。 あの後関連サイトを見て回ったら、楽しくて懐かしい記憶が蘇って幸せになりました。 実は最初のコメント私でした! TaNuKiChiさせていただきましたとも、ええw わたしが草食とモンメンネタで書いたのは別のサイトで、ナゲキが出てくるお話なので、多分知らないと思いますよ。 お恥ずかしや、完璧にパルックのパルだと思い込んでいたようで、『デコボコ山道の眠れぬ一夜』でも『初恋は煌めく泡』でも全部間違っていました。 ……が、何故か『渓谷のフラストレーション』ではちゃんと『バルビート』と書けている謎。 やっぱり夏は賑やかな季節です。 今回もコメントありがとうございます。 今回の大会の作品すべてに感想を送らせていただいております。 唐突に失礼します。 あまりなまでの浅ましさによる応酬、ご馳走様でした。 二つの*の間の二行、フラグにはなっていたのでしょう。 個人的には無理に入れる必要もなかったと思いますし、「それから」「その」「そして」と続く形を生み出してしまったのは苦しいと思いました。 この発想は無さそうで無かったので投票させていただきました。 さまざまに楽しい作品が揃う中での優勝、おめでとうございます。 今後の作品も楽しみにしております。 投票、そしてコメントもありがとうございました。 〝そ〟言葉が多くなりがちになるのは僕も自覚していた悪癖でして、いつもは推敲時に確かめて整理していたのですが今回はチェックし損ねていたようです。 頂いたアドバイスを気に留めながら、これからも良い作品を描けるよう頑張ります。 2020-07-15• 2020-07-14• 2020-07-13• 2020-07-12• 2020-07-11• 2020-07-10• 2020-07-09• 2020-07-07• 2020-07-06• 2020-07-05• 2020-07-04• 2020-06-24• 2020-06-23• 2020-06-21• 2020-06-14• 2020-06-08•

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