モラル ハラスメント 意味。 モラハラ被害、加害者の心理とは(モラルハラスメント)

どのような行為が職場いじめ(モラハラ)か:判断基準と具体例

モラル ハラスメント 意味

今回は、この中から最近よく耳にする「モラハラ」とは何か、またモラハラ被害者・加害者の心理と特徴について考えてみたいと思います。 モラルハラスメントとは 厚生労働省のウェブサイトでは、職場でのモラハラ(モラルハラスメント)を次のように解説しています。 「言葉や態度、身振りや文書などによって、働く人間の人格や尊厳を傷つけたり、肉体的、精神的に傷を負わせて、その人間が職場を辞めざるを得ない状況に追い込んだり、職場の雰囲気を悪くさせること」 () 簡単に言えば、身体的な暴力ではなく「無視する、嫌味を言う、悪い噂を流す、意味ありげな態度でバカにする」など、 精神的な攻撃によって相手の心を傷つけることです。 人間関係において、何気ない言動に傷ついたり、逆に自分は悪気はなかったのに、人を傷つけたりすることは少なからずあると思います。 それでも、通常は、誤解やすれ違いなど何か原因があり、それを話し合いで解決したり、時間が癒してくれます。 しかし、モラハラは、通常の人間関係上のトラブルとは異なり、特定の原因があったかどうかは関係なく、 相手を傷つけることそのものが目的になっていることが特徴です。 いわゆる「いじめ」に近い状態です。 相手との間に、解決すべき問題が確実にあるわけではないのです。 職場では、「パワハラ」が大きな問題になることがよくあります。 パワハラは職権などのパワー(権力)や地位、また能力などを利用した力関係を伴うハラスメントですが、モラハラは力関係を伴いません。 したがって、上司からとは限らず、同僚や部下がハラスメントをする場合もあるのです。 そして、このモラハラは職場だけでなく、家庭でも大きな問題になっています。 家庭では、夫から妻へのモラハラが多く見られますが、妻から夫へのモラハラも存在します。 伝えにくいモラハラの被害 モラハラには、 「他人にその苦しみを伝えにくい」という特徴があります。 では、なぜ人に言いにくいのでしょうか。 それには、次の3つの理由が考えられます。 1.陰湿な嫌がらせ モラハラの加害者は、パワハラのように大声で怒鳴ったり、暴力をふるったりといった威圧的な言動はとりません。 「いちいち言わなくても分かるよね? 」といった不明確な言い方をすることで相手にプレッシャーを与えたり、言葉以外の視線や身振りで精神的苦痛を負わせたりします。 こういった嫌がらせの行為を日常的に繰り返すことによって、精神的に相手を追い詰め、支配していきます。 巧妙な皮肉やほのめかしを使い、陰湿であることから、被害者はその苦しみを誰かに伝えづらいのです。 2.加害者には裏表がある 上記のような嫌がらせは、二人きりの密室で行われることが多くあります。 加害者は、社交的で、周りの人から信頼されている人が多く、二人だけの場面でのみ別人のようにふるまうこともあります。 モラハラの代表的な特徴として、「二面性」が挙げられています。 そのため、被害者が周囲に相談しても「そんなことをする人には全然見えない」「あなたに原因があるのでは? 」「きっと愛情の裏返し」などと、逆にモラハラの被害者の方が諭されてしまうことがあります。 3.被害者自身が「悪いのは自分」と思い込んでしまう 理不尽にひどい扱いを受け続けると、「(加害者が)自分を気にかけてくれているからだ」「これも愛情の裏返しなんだ」と自分のなかで理由を作り上げてしまい、一種のマインド・コントロールのような独特の被害者心理に陥ります。 こうして モラハラを受け入れることで、ますます被害が酷くなるという悪循環を引き起こすこともあります。 このように、モラハラは、目に見える物理的な暴力とも、周囲にわかりやすい直接的な攻撃とも異なるため、モラハラにあっていても周囲の人間が気付きづらく、被害者も相談することをためらいがちだという特徴があります。 まずは、実際に 自分の受けている被害が「モラハラである」と認識することが、モラハラ被害から抜け出すために必要な、大きな一歩と言えるでしょう。 モラハラをする人ってどんな人? 加害者は職場でも家庭でも、ターゲットがいなくなったら次のターゲットを見つけてモラハラをすることがよくあります。 ターゲットがいなくなっても、人の心を攻撃するという行為をやめないのは、自分の攻撃しやすい相手ならば誰であろうと関係ないからです。 加害者に多く共通するのは、 自分の失敗を直視できず、認められないということです。 通常であれば、もし自分が何か失敗した場合、自分のどこがいけなかったのか、反省したりすると思います。 ところが、モラハラの加害者は自分の失敗を直視することができず、「自分が悪いのかもしれない」という心の中の葛藤から逃れるために、 他人との境界を飛び越えて「相手のせい」にしてしまうのです。 そのため、モラハラの加害者には積極的な悪意はないことが多いと言われています。 だからこそ、余計に厄介なことになってしまうのかもしれませんね。 自分自身に向き合えない心の弱さと、「自分が悪い」ことで傷つきたくないという、自己愛の強さが、モラルハラスメントの根本にあるとも言われています。 モラハラ被害にあいやすいのはどんな人? 被害者の特徴は、加害者の逆で、なんでも「自分が悪いのでは…」と思ってしまう、いわゆる「いい人」タイプが多いようです。 なぜなら、「いい人」ほど、加害者からの「あなたが悪い」という理不尽なメッセージをまともに受け取る傾向にあるからです。 そして、加害者との関係を修復しようとすればするほど、加害者が「相手のせい」にしやすい雰囲気を作る結果となってしまうのです。 もし、あなたがモラハラの被害者だとして、自分を責めるのはやめてください。 もしかしたら、あなたがいい人で、加害者はそこにつけこんでいるかもしれないからです。 それ以外にも、加害者が持っていない長所を持った人、またライバルなど、加害者の心に葛藤を引き起こさせるタイプの人も、モラハラを受ける可能性があります。 モラハラへの対処法 被害から抜け出すために、重要なことは 「これはモラハラだ」と認識すること。 そして 「悪いのは自分ではなく、相手」と気付くこと。 これが大きな一歩です。 しかし、すでに自尊感情を傷つけられている被害者にとって、これはとても難しい課題です。 そこで、客観的に自分の状況を省みるために、簡単なチェックをやってみましょう。 もし、当てはまるものが多いようでしたら、モラハラが疑われます。 ため息をつく。 モラハラから脱出するために 初めのうちは相手にモラハラを「やめさせよう」と思うかもしれません。 ですが、その「自分なら相手を変えられるかもしれない……」という期待は、逆に加害者に利用されてしまう原因にもなりえます。 モラハラを受けているなら、まずは 心のケアが必要です。 そのために、まずは相手から 離れること、距離を置くことを第一に考えましょう。 相手とは距離を置いて、冷静な気持ちで考えられる状況に自分の身を置くことが大切です。 また、後に法的トラブルが生じても泣き寝入りしないように、できるだけ証拠をとっておきましょう。 スマホやICレコーダーで、モラハラの場面を録音することができれば 有力な証拠となります。 もし、相手に勘付かれるリスクがこわいということであれば、日記などにモラハラを受けた日時や内容をメモしておくことも有効です。 また、 メールやLINEの内容を保存しておくことも有効です。 専門機関に相談しよう 専門機関で相談することも重要です。 職場のモラハラであれば、各企業の相談窓口や、外部の相談窓口も利用できます。 参考 また、家庭でのモラハラの場合は、市町村のDV相談窓口、民間サポート団体、あるいは警察の生活安全課などでも相談に応じてくれます。 また、モラハラによって、精神面で苦しい状況に陥ってしまった場合には、精神科や心療内科、カウンセリングルームなどで、心身の回復のサポートを受けて下さい。 離婚を考えたり、法的手段に訴えたいときは、弁護士やなどの専門機関に相談するのがスムーズな場合もあります。 まずは、無料の法律相談で専門家に話を聞いてもらいましょう。 モラハラ被害にあわないために モラハラの加害者は、「パーソナリティ障害」「発達障害」などと誤解されることがあります。 確かに、パーソナリティ障害や発達障害を持った人の行動パターンには、モラハラ加害者と共通する点があり、そうした人が含まれている可能性は否定できません。 ですが、そのような障害や病気があったからといって、その人たち全てが、モラハラをするわけでもありません。 モラハラの予防のためには、まず モラハラというハラスメントがあることを知っておくことが大切です。 モラハラ加害者は、最初は小さなワガママを言い、それを聞いてくれるかどうかで被害者になりやすい人を見極めるとも言われています。 いわれのない嫌がらせや理不尽な言動をされた場合は、安易に「自分が悪かったのかも」などとは考えずに、相手と自分の心の線引きをハッキリさせ、客観的に状況を捉えるようにしましょう。 そして、誰かに助けを求めるようにしてくださいね。 カウンセラーライフ編集部.

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どのような行為が職場いじめ(モラハラ)か:判断基準と具体例

モラル ハラスメント 意味

お母さんは、朝食の片づけや子どもたちの世話に忙しく、一方、支度を終えたお父さんはさっさと運転席に乗り込み、エンジンをブルン、とかけはじめました。 お母さんは夫を怒らせてはいけないと、化粧もそこそこに、あせる気持ちで家中のカギをかけて回ります。 しかしお父さんは待ちきれず、大きく2~3回クラクションを鳴らします。 せかされたお母さんは、慌てて助手席に乗り込みましたが、運転席のお父さんは、「まったく、 いつものろまだな。 身近な誰かの行動の中に非難できるポイントを見つけ、そこを陰湿に指摘するなどして、相手の価値を貶めるのが加害者の常套手段です。 加害者は相手を見下すことで、優越感に浸ることができます。 こうしたモラハラは、家庭の中だけで起こるものではありません。 友人や恋人との関係でも起こりますし、職場内の優越性を利用した嫌がらせ(パワハラ)、性的嫌がらせ(セクハラ)も、モラハラの仲間です。 <目次>• モラルハラスメントから逃れられないのはなぜか 家庭や職場、モラルハラスメントはどこでも起こる モラハラを受ける側は、加害者の巧みな操作によって人間性を否定され、「自分はダメな人」と思い込んでしまいます。 さらに、加害者は「一緒にいる私は、いつも迷惑を被っている」「被害を受けているのは私の方だ」と、自分の方が被害者であるように思わせます。 こうした操作にはまり、被害者が自己を責めてしまうと、加害者の支配から抜け出すことができなくなります。 しかも、加害者は「ダメなあなたを 受け入れてあげられるのは、自分くらいなもの」と、自分が唯一の理解者であるかのように思わせたり、相手が離れようとすると「恩知らず!」などと罪悪感を植えつけたり、急に優しい態度やへりくだった態度に変えたりすることもあります。 こうした被害を受け続けると、抑うつや不安、混乱、緊張が続き、心の病を発症してしまうこともあります。 このようなリスクを避けるためにも、モラハラの被害に早めに気づき、加害者から距離を置く必要があります。 それには、まず加害者の特徴を知っておくことが必要になります。 どんな人がモラハラをするの? 加害者が自分の行為に気づかないのはなぜか? モラハラ加害者になりやすい人には、一般的に次のような特徴が見られやすいので、心当たりがないかチェックしてみましょう。 自分が優位に立ち、賞賛が得られないと気がすまない• 他人の気持ちに共感することや、心を通わせたいという気持ちがない• 他人をほめることをしない。 欠点をあげ、悪口を言うことが多い• 自分の考えや意見に異を唱えられることを嫌い、無条件に従うことを要求する• 自分の利益のために、他人を利用する• 自分は特別な人間だと思っている モラハラ的な言動を受けたときには、「解決不可能な問題」と決めつけず、まず「そんなことを言われたら傷つく」という自分の気持ちを伝え、相手とじっくり話し合うことが大切です。 とはいえ、加害者には自分の言動のハラスメント性に無自覚な人が少なくありません。 それは、物事を自分に都合よく解釈してしまうためです。 そうすることで、人を貶めなければ自尊心を保てないという自分の弱さに直面することを避け、自己を防衛しているのです。 したがって、被害者が加害者の心を変えようと努力しても効果は薄く、疲弊してしまうことが少なくないのです。 モラルハラスメント加害者の手法・その行為から逃れる方法 変わらない相手とは、距離を置くことが必要なことも フランスの精神科医、マリー=フランス・イルゴイエンヌは、著書『モラル・ハラスメント』のなかで、加害者が相手を不安に陥れるためによく使う方法について、次のように記しています。 政治的な意見や趣味など、相手の考えを嘲弄し、確信を揺るがせる• 相手に言葉をかけない• 人前で笑い者にする• 他人の前で悪口を言う• 釈明する機会を奪う• 相手の欠陥をからかう• 不愉快なほのめかしをしておいて、それがどういうことか説明しない• 相手の判断力や決定に疑いをさしはさむ 『モラル・ハラスメント』(マリー=フランス・イルゴイエンヌ著・高野優訳/紀伊国屋書店)より もちろん、上記のような特徴を多少持ち合わせていても、すべての人がモラハラの加害者になるとはかぎりません。 たとえば、精神的にまだ未熟な人や挫折を知らない人は、尊大な態度で他人を傷つけてしまうこともあるでしょう。 その人に自己中心的な部分があるとしても、少しでも他人を認めたい、共感したいという気持ちがあれば、いずれは精神的に成長し、思いやりが育っていくと思います。 しかし、何度交渉しても変わらず、自己満足のために他人を利用するような人からは、早めに距離をおいた方が賢明だと思います。 どうしてもその関係から抜け出せない場合には、相手との交流を減らすことで、自分を守っていくことも必要なのではないかと思います。 モラハラ経験者へのインタビュー記事「」や「」も宜しければご参照ください。 【関連記事】•

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「モラル」の意味とは?大人として知っておきたい「モラル」の基本知識

モラル ハラスメント 意味

モラルハラスメントとは 「身体的暴力で身体を傷つけるのではなく、言葉や態度で人の精神を傷つける行為のこと」です。 ただ、「セクシャルハラスメント」がひとつの法律用語として定義されているのに対し、「モラルハラスメント」は抽象的な意味で使われるものであり、法律用語ではありません。 また、 第三者の目で見て被害の度合いがわかる身体的暴力に比べ、精神的な暴力は目に見えません。 そのため、加害者・被害者ともに意識が薄い場合が多く、深刻になるまで表面化しないという問題をはらんでいます。 モラルハラスメントの種類 これらのうち、ひとつでも当てはまると「モラハラ」というわけではありません。 モラルハラスメントには、言い方や頻度、言う場所も関係してきます。 モラハラをする男性は、一般的に自己愛が強いのが特徴。 外では穏やかなカップルを装っており、2人だけの空間になると爆発するパターンが多いです。 以下の言動のうち、複数の事柄が当てはまる場合は彼のモラハラを疑ったほうがいいでしょう。 (1)暴言を吐く 「お前ほんとにバカだよね」「生きてる価値ないんじゃない?」といった人格を否定する言葉や「誰のおかげで生活できてると思ってるんだ」「俺がいなくなったら生きていけないだろ」などと自分の優位性を誇示し、見下したような発言がこれに当たります。 (2)無視をする 喧嘩をすると数時間~数日はお互いに口をきかなくなるカップルもいるかと思いますが、そういう場合は除きます。 喧嘩が発端だとしても ・数カ月にわたって無視をする状態が続く ・それが喧嘩のたびに繰り返される といった傾向が見られる場合は注意が必要です。 (3)態度で脅す 気に食わないことがあるとドアを蹴とばす、扉をわざと大きな音で閉める、テーブルを叩く、「チッ」「クソ」などの舌打ちなどをする。 言葉で何かを言わずとも、威嚇するような言動をとってパートナーを怖がらせます。 (4)経済的に困窮させる これは主に夫婦の場合になりますが、同棲しているカップルにも言えます。 家庭の維持費を入れない、お金をギャンブルなどにつぎ込み借金を作るといった行為。 一緒に住んでいなくても、自分の借金を彼女に払わせる、お金を無心する、という行動も、この「経済的に困窮させる」という行為に該当します。

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