デス プルーフ 映画。 第3回:『デス・プルーフ』 【映画の名車】:旬ネタ|日刊カーセンサー

【映画】デス・プルーフ(極上音響上映)|R

デス プルーフ 映画

C 2007 The Weinstein Company 「デス・プルーフ in グラインドハウス」よし、それで行け、タランティーノ ベイブとブレット。 韻を踏めばこうなる。 おねえちゃんと銃弾。 言い直せばわかりやすい。 どちらも楽しいゴミ映画の必需品だ。 クエンティン・タランティーノも、「ふたつのB」が大好きだ。 加えていえば、もうひとつのBことブルシット(与太)にも眼がない。 ベイブとブレットとブルシット。 アホで楽しそうな並びではないか。 この3Bが跳梁する映画が現れると、かならずだれかが眉をひそめる。 他方ではもちろん、大喜びする連中がいる。 笑えるバランスだ。 罪深い快楽、などと殊勝な口を利くことはない。 映画とは本来、無責任であってもかまわないものなのだ。 ただし、ヘボは困る。 退屈や鈍重も困る。 要するに、面白くて冴えていれば、世間に対する責任などは取らなくてもよい。 「デス・プルーフ」のタランティーノは、この原則に従って映画を撮っている。 スタントマン・マイク(カート・ラッセル)という連続殺人鬼を暴走させ(今回は車が銃弾の代わりだ)、おねえちゃんたちの素足と尻(ブニュエル同様、タランティーノは素足フェチだ)を執拗に接写していたかと思うと、後半は一転、「ファスタープッシーキャット・キル!キル!」も顔負けの事態が展開する。 大胆な転調だ。 制度や習慣を2度3度とひねり、細部を入念に築いた上で、タランティーノは自身の体質を解き放っている。 よし、それで行け。 体質に居直ったというよりも、探していた体質の着地点を彼は再発見した、というべきだろう。 (芝山幹郎) (外部リンク) 2007年8月23日 更新.

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『デス・プルーフ in グラインドハウス』デカいアメ車と女性とスタントマンへの、最高のタランティーノ式オマージュ :3ページ目|CINEMORE(シネモア)

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超アツい! スタントマンへの愛情 また本作において、タランティーノが1970年代のカーアクション映画と同等、あるいはそれ以上のオマージュを捧げているのが、スタントマンという裏方の仕事人に対してだ。 そもそも主人公が大物スタントマンを名乗る変態殺人鬼。 まあ設定としては微妙な方向にひねっているのだが(笑)、内実のリスペクトはストレートで超アツい愛情にあふれている。 まずその主人公、スタントマン・マイク役のカート・ラッセルのスタントマンを務めているのが、バディ・ジョー・フッカー。 1942年生まれのベテランで、タランティーノは「映画史上で最高のスタントマン」だと呼ぶ。 担当した作品をIMDbで調べると、バート・レイノルズ主演の痛快カーアクション映画『』(1973年/監督:ジョセフ・サージェント)など200以上のタイトルが出てくるのだから圧巻! バート・レイノルズと言えば、彼がハリウッドの有名スタントマンを演じ、アクション映画の舞台裏を描いた『』(1978年/監督:ハル・ニーダム)にもフッカーはノンクレジットで出演していた。 この影のヒーローにタランティーノは最大限の敬意を払っており、例えばDVDのプレミアム・エディションの特典メイキング映像ではフッカーを大フィーチャーしている。 優秀で勇敢なスタントマンなくして、本物の車を本物の人間が運転しているカーアクション映画の面白さはありえない。 この命がけの貢献度を世に知らしめることが『デス・プルーフ in グラインドハウス』の裏テーマであり、その象徴が、ゾーイ・ベルの女優としての起用だ。 映画の後半、猛スピードで爆走しているダッジ・チャレンジャーのボンネットの上に乗っている彼女。 演じるのはニュージーランドからやってきたスタントウーマンのゾーイ、つまり本人(とニアリーイコール)の役である。 ゾーイ・ベルは1978年生まれ。 母国ニュージーランドで女性スタントとしてのキャリアを始め、やがて渡米。 そこでタランティーノ監督の『』(03)のオーディションに合格し、ユマ・サーマンのスタントに抜擢される。 もちろんゾーイはどんな危険なスタントも自前でこなす。 そんなゾーイの姿を目にした大先輩のバディ・ジョー・フッカーは、彼女を「女性版スティーヴ・マックィーンだ」と呼ぶ。 DVD特典のメイキング・ドキュメンタリー『ゾーイ・ベル as スタント・ヒロイン』での、ゾーイの以下のコメントは感動的だ。 「スタントは影の存在だし、脚光を浴びなくてもかまわない。 私は映画スターになりたいわけじゃないもの。 でもイラつくのは、すごいスタントをやった時、一番かっこよく見える角度が私の顔が映ってしまったせいで使えない時ね。 そんなことで最高のショットを無駄にしてしまうのよ。 でも今回は別に私の顔が映ってもオーケーだった(笑)。 最高の気分だったわ!」 映画の真のスターは表舞台の俳優だけじゃない。 一見過激な要素に満ちあふれたタランティーノの作品の中には、映画を裏で支える職人たちへの深い理解と配慮、優しさが詰まっているのだ。 まさに本物の映画愛だと思う。 文: 映画評論家、ライター。 1971年和歌山生まれ。 著書に『シネマ・ガレージ~廃墟のなかの子供たち~』(フィルムアート社)、編著に『ゼロ年代+の映画』(河出書房新社)ほか。 「週刊文春」「朝日新聞」「TV Bros. 」「メンズノンノ」「キネマ旬報」「映画秘宝」「シネマトゥデイ」などで定期的に執筆中。

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デス・プルーフ in グラインドハウス Death Proof 監督 脚本 クエンティン・タランティーノ 製作 クエンティン・タランティーノ エリカ・スタインバーグ 製作総指揮 シャノン・マッキントッシュ 出演者 ヴァネッサ・フェルリト ゾーイ・ベル 撮影 クエンティン・タランティーノ 編集 製作会社 配給 公開 2007年9月18日 DVD 2007年9月1日 上映時間 113分 製作国 言語 次作 『 デス・プルーフ in グラインドハウス』( Death Proof)は、のの・。 監督、主演による・である。 2本立て映画『』( Grindhouse)の1編「デス・プルーフ」に、での2本立て公開時にカットされたシーンを加えて、1本の作品としたもの。 概要 [ ] 「グラインドハウス」とは、アメリカで低予算のを2、3本立てで上映する映画館のことである。 そのタイトルの示すとおり、タランティーノが好む1970年代から80年代のB級映画のオマージュとして製作された作品で、ところどころにグラインドハウス映画特有であったフィルムの傷や、リールのダブりや飛びによる画像ノイズや音割れを、あえて再現したものとなっている。 また、前2作『』、『』ではあまり見られなかったタランティーノの特徴でもある「意味のない話を延々と続ける」演出が本作では復活し、アクション・スリラー映画ながらも、主に2組の女性たちによるとして、ストーリーの半分を占めている。 ストーリー [ ] の地元の人気DJジャングル・ジュリアは、長年の親友シャナの運転する車で、久しぶりに街にやって来た友人アーリーンと共に出かけた。 しかし、怪しい車に乗った男がジュリアたちの前に何度もあらわれることにアーリーンは気付く。 彼は、女の子たちが向かったバー「テキサス・チリ・パーラー」にも現れ、スタントマン・マイクと名乗り、ジュリアがラジオで放送したことについて、アーリーンに話しかけてくるのだった。 怪しみながらも、個性的なマイクとのやり取りを楽しんでから、アーリーンとジュリアたちはバーを出て、ラナの運転の車に乗り帰路に着く。 マイクも、パムと約束したために彼女を送ろうとしていた。 マイクは自分の車を、カースタントのための 耐死仕様( デス・プルーフ)だとパムに話す。 そして発車させたとたんマイクはおぞましい本性を現し、女の子たちは皆、悲惨な死を迎えることになった。 オースティンから14ヶ月後の ()にマイクはあらわれる。 映画業界で働くキム、アバナシー、リーの3人はニュージーランドから来た仲間のゾーイを空港に迎えに行ってから、4人で仕事の合間の休みを過ごそうとしていた。 そしてスタントウーマンであるゾーイの希望で、レバノンで売りに出ているという或る中古車を見に農家に行くことになる。 それはゾーイの憧れの車で、440エンジン搭載の白の1970年型ダッジ・チャレンジャーだった。 オーナーから許可を得たゾーイは、キムとアバナシーを伴って試乗するが、マイクがマッスル・カーで絡んでくる。 何とか危機を脱した3人に、マイクは機嫌良く別れを告げるが、ゾーイたちはやられっぱなしになるような甘い女ではなかった。 マイクは反対に追い詰められ、許しを請うものの、ゾーイたちに半殺しにされる。 キャスト [ ] 後述の括弧内はDVD版の日本語吹替え声優• スタントマン・マイク・マッケイ - () テキサス州オースティン• アーリーン(バタフライ) - ()• ジャングル・ジュリア・ルカイ() - ()• シャナ・バナナ(ジュリアの親友) - ()• パム(ジュリアの昔馴染み) - ()• ウォーレン(テキサス・チリ・パーラー店主) - ()• ラナ・フランク(ジュリアの友人) -• マーシー(ジュリアの友人) -• ドヴ -• エバ - ウラ・ベルグリッド - ()• ネイト - オマー・ドゥーム• オマー -• パンキー・ブルーザー(ウェイトレス) - マルタ・メンドーサ• ティム(バーテンダー) - ティム・マーフィー• ヴィーナス・エンヴィー -• ()() -• ()(テキサス・レンジャー、アールの息子) -• ダコタ・マクグロウ・ブロック(医師、アールの娘) - テネシー州レバノン• アバナシー(メイク係) - ()• ゾーイ・ベル(、本人役) - ()• キム(スタントウーマン) - ()• リー(女優) - ()• ジャスパー(中古車オーナー) -• コンビニ店員 - その他の日本語吹き替え:////// 主な使用車両 [ ] 車種と運転している登場人物• (1970年型) - スタントマン・マイク(オースティン)• (1969年型) - スタントマン・マイク(レバノン)• (1970年型) - キム• (1971年型) - キム• (1995年型) - バタフライ 音楽 [ ] 詳細は「」を参照 公開 [ ] アメリカでは、2007年4月6日に2本立ての『グラインドハウス』として2624館で公開され、週末で初登場4位になった。 また、5月には『デス・プルーフ』のみコンペティション部門に選ばれ上映された。 日本では、アメリカ公開版『グラインドハウス』が同年8月24日から31日までの8日間限定で とTOHOシネマズ の2館で公開された。 その後、9月1日から『デス・プルーフ in グラインドハウス』がTOHOシネマズと系列ほかで全国公開された。 『グラインドハウス』のもう1編「プラネット・テラー」(監督)は、『』として9月22日にTOHOシネマズとみゆき座系列ほかで全国公開された。 関連項目 [ ]• 作中で言及されている主な映画・映像作品。 特に『バニシング・ポイント』はテネシー州レバノン編に深く関わっている。 外部リンク [ ]• - (英語)• - (英語).

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